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史果が目を覚ますと額に冷却ジェルシートが貼りつけられ首元には濡れたタオルが苦しくないように軽く巻きついていた。
(あれ?お風呂にいたはず・・・気絶した?)
ゆっくり起き上がると見慣れない部屋とベッドに寝かされ、上半身は基希のパジャマと思われる薄手のスウェットシャツが着せられていた。寝覚めたばかりだからなのかまだ意識がはっきりせず、頭の思考がついていかなかった。
「大丈夫か?気持ち悪かったりしてないか?」
起き上がると、基希は仕事をしていたのか眼鏡をかけノートパソコンが置かれたデスクからチェアに座った状態で此方に振り向いた。
「あ・・・はい、大丈夫です。あの、私・・・」
史果は先程の光景を思い出し気まずさから視線を彷徨わせていると眼鏡を外した基希はベッドの縁に腰を下ろし史果にウォーターボトルを手渡した。
「ありがとう・・・ございます」
史果は基希から手渡されたボトルのキャップを外し一口、二口と水を口内へと送るとカラカラだった喉奥が徐々に潤ってゆく。目の前では此方を凝視するように見つめる基希の視線が刺さり、史果は更に居た堪れなさを感じていた。
「・・・私、部屋戻りますね、って、わっ!」
暫しの沈黙後、キャップを閉めボトルを握り締めながら基希に軽く愛想笑いを浮かべながらベッドから降りようとすると基希が史果の前に立ち身体をそのまま押され再びベッドへと押し戻された。握っていたはずのボトルは知らぬ間に手元から離れ床に転がっていた。
「何でなんも言わねーの?俺のせいでこんなことになって」
基希は、軋み音と共に史果をベッドへと縫い付け両腕で挟むように閉じ込めた。身動きが取れない史果は真上で哀しそうな表情を浮かべる基希から視線を逸らすことが出来ず彼の目をじっと見つめた。
「そ、それは・・・」
史果は刹那、口籠ってしまった。彼女の中で彼に対しての位置づけはもう嫌っていう程理解していた。だから、バスルームでの行為そのものに関しての抵抗は今思えば正直低かった。ただ、これは基希にとって史果は単に暇つぶし要員。今まで自分に興味がなかったという名目で偽装恋人に選ばれただけ。いつ飽きられてもおかしくない状況、しかも好意が気付かれた瞬間・・・史果は正直な気持ちを伝えることなんて出来なかった。
「長時間お湯に浸かっていたせいでまだ頭が思考停止してるだけではっきりしたら勿論ブチギレますから、安心してください・・・ってことで、早く退いてくれませんか?」
史果は空笑いをし、基希の胸元を押し自分から離そうとするも全くビクともしなかった。
「・・・やっぱちゃんとしなきゃ伝わんねーか」
真上から小さくな溜息が聞こえると、か細く囁くように基希の声が降ってくるも何を言っているのかわからず聞き返そうとすると基希は史果に覆い被さりそのまま横向きに体勢を変え抱き締めた。
「今日は一緒に寝るから。ふらつくだろうしもし、なんかあったらこっちも困るしな」
「へっ?!いや、だからってなんでくっ付いて・・・」
「はいはい、いいからもう寝るぞ。おやすみ」
ベッドサイドに置かれていたルームライトのリモコンで部屋を暗くすると基希は史果の背後で抱き込むような体勢のままあっという間に寝息を立てていた。
(ちょっと!ちょっと!!何でこんなことになっちゃうの?!こんなんで寝れるわけないでしょ!これじゃあ余計フラフラになるわっ!!)
何度も身体を捩り脱出しようと藻掻くも基希にガッチリと身体をホールドされ身動きが取れず、暫く頑張ってみるも段々疲れ果て気付かぬうちに史果も深い眠りへと就いた。
――――――――――
まだ誰もいないオフィスで史果は昨日休んだ分を取り戻すため早出しパソコンのキーを叩いていた。
結局あの後、何度も目が覚めそのたびに起こさないよう基希の腕から逃れようとするも悉く失敗し早朝になってやっと寝返りを打った隙にベッドから飛び出し基希が起床する前に急いで出勤し今に至る。
(あー・・・眠い。眠気覚ましに珈琲でも飲もっかな)
仕事が一区切りついた史果は、自販機コーナーの場所へと向かいホット珈琲を購入、そのまま屋上へと足を運んだ。天気も良く朝の綺麗な空気を吸い込みながら両手を上げ背筋を伸ばした。不十分な睡眠時間と寝返りも取れなかったせいで身体中がバキバキに固まりあちこち鈍い痛みが残っていた。
フェンスに背を凭れ先ほど購入した缶珈琲を開け口にする。頭をスッキリさせようと日頃あまり飲まないブラックを選んだため、含んだ珈琲が口一杯にほろ苦い風味が広がり瞬時に顔を歪ませた。
「なんか流されてるな。これ以上関わっても良いことないんだけどな・・・」
仕方ない流れだったとはいえ、このまま基希の傍にいても自分にとってメリットはないような気さえするのに史果は複雑な心境だった。自分に興味がないから・・・その言葉が今の史果には重い十字架を背負うような感覚に襲われていた。
(傍に居すぎるのはほんと危険・・・早く新しい引っ越し先見つけなきゃな)
そう頭ではわかっているのに史果の心中は常に靄つき全く快哉することはなかった。
一先ず息抜きをした史果がオフィスに戻ると既に数名が出社しており、その中で一際女子社員たちの燥ぎ声がフロアに響き渡りその瞬間、史果は反射的に踵を返した。
「おはよう、史果。今日は早かったんだね」
「お、おはようございます・・・え、あ、はい。昨日お休みしたので」
爽やかな表情とは裏腹に威圧感たっぷりある声色で基希に背後から声を掛けられた史果は、渋々振り向き引き攣りながら笑顔で応えた。彼の周りを取り囲むようにいる女子社員たちからは別の威圧感を与えられるもそれよりも更に上を行く基希の表情に背筋が凍る。傍から見れば“天使の微笑”を振り撒いているようにも見えるが、史果には大魔王が下級モンスターに対し暴圧するかのようにしか感じ取れなかった。
「もう大丈夫なの?昨日は無理させたから心配だったんだ」
「?!☆※」
「え?昨日って、もしかして藤さんは瀬尾さんと一緒にいたんですか?」
「い、いやそう「そうなんだ。体調悪いって言うから看病しにね。昨日はかなり頬を赤らめて息が荒かったから心配だったけど・・・元気になって良かったよ」
いつの間に隣に立つ基希が史果の腰辺りに手を回し微笑んだ。その表情に史果以外の女性社員は蕩けた表情で眺め、一方その表情は史果に向けているため次の瞬間、史果を鋭い視線でキッと睨みつけてきた。
「でもぉー、藤さんは仕事もいっぱい抱えてて常にお忙しいのにー、そんな時にいくら彼女だからってぇ瀬尾さんの自己管理不足のせいで迷惑かけるのってー彼女としてどうかなーって思うんですよねー。私だったら迷惑かけたくないからそんなことさせないですけどぉー」
毎度何かと史果に対しチクチク嫌味を言う女子社員が嘲笑しながら此方には見下すような視線、反対に基希には甘えたような表情を向け彼の腕に自身の腕を絡ませようとていた。
「いや、俺は勝手に押しかけたから彼女は何の非もないんだ。寧ろ俺のせいで少し悪化させてしまったんじゃないかって、逆に申し訳ないことしてしまってね」
やんわり女子社員の腕から基希は自分の腕を引き離すと女子社員が少し不機嫌な表情になっていた。
「藤さんにこんなに愛される瀬尾さんが羨ましいわ。だからって自分の体調管理不足には変わりないんだし気を付けてね。仕事先にだって迷惑かけるんだから!」
「そ、そうですね。すいません。今日はもう万全にしてきたので大丈夫です」
「そうだ!仕事で思い出したんだけど、昨年キミが請け負っていたR社のファイリングした資料が見たいんだけどどこに置いてある?」
「あ、は、はい。それでしたら第三資料室に保管してあったはずです」
「悪いけど一緒に探してくれない?他にもキミが関係した資料見たいし」
史果は、女子社員の吐き捨てるような嫌味たっぷりな言葉に尻込みしていると、基希に問われそのまま史果に着いてくるよう促した。
第三資料室へ着き、史果は言われた資料が保管してある棚を探していると背後からぎゅっと抱き締められた。
「な、何やってんですか?!」
「なんで勝手に先行くんだよ。起きたらどこにもいねーし、朝飯だって食わずに出ただろ」
「ちゃんとテーブルに置手紙したじゃないですか。ちょっとこんなとこ誰かに見られたら」
「鍵閉めたから誰も入ってこない」
「そういうもんだ、んんっ、ふっ」
基希は左手で史果の右頬をぐっと自分の方向へと向かせるとそのまま唇を押し付け重ねてきた。基希は舌を捩じ込み念入りに咥内を犯し史果を翻弄していく。舌同士が絡み、静かな室内に水音が響く。目を潤ませながら史果に見つめられた基希は我慢が出来ないとばかりに彼女を自分の方へと身体を向かせ両頬を手で挟み更に深く唇を貪った。
「んぐっ・・だ、でゃめ・・・も・・・ンっ♡」
(私のことどう想ってこんなことするんですか?遊び?暇つぶし?それとも・・・・・・)
史果の脳内で基希に何度も何度も問い質すもそれを言葉として出すことが出来ず、自身の手持ち無沙汰な両手を彼のスーツへと力いっぱい握り締めることしか出来なかった。
(あれ?お風呂にいたはず・・・気絶した?)
ゆっくり起き上がると見慣れない部屋とベッドに寝かされ、上半身は基希のパジャマと思われる薄手のスウェットシャツが着せられていた。寝覚めたばかりだからなのかまだ意識がはっきりせず、頭の思考がついていかなかった。
「大丈夫か?気持ち悪かったりしてないか?」
起き上がると、基希は仕事をしていたのか眼鏡をかけノートパソコンが置かれたデスクからチェアに座った状態で此方に振り向いた。
「あ・・・はい、大丈夫です。あの、私・・・」
史果は先程の光景を思い出し気まずさから視線を彷徨わせていると眼鏡を外した基希はベッドの縁に腰を下ろし史果にウォーターボトルを手渡した。
「ありがとう・・・ございます」
史果は基希から手渡されたボトルのキャップを外し一口、二口と水を口内へと送るとカラカラだった喉奥が徐々に潤ってゆく。目の前では此方を凝視するように見つめる基希の視線が刺さり、史果は更に居た堪れなさを感じていた。
「・・・私、部屋戻りますね、って、わっ!」
暫しの沈黙後、キャップを閉めボトルを握り締めながら基希に軽く愛想笑いを浮かべながらベッドから降りようとすると基希が史果の前に立ち身体をそのまま押され再びベッドへと押し戻された。握っていたはずのボトルは知らぬ間に手元から離れ床に転がっていた。
「何でなんも言わねーの?俺のせいでこんなことになって」
基希は、軋み音と共に史果をベッドへと縫い付け両腕で挟むように閉じ込めた。身動きが取れない史果は真上で哀しそうな表情を浮かべる基希から視線を逸らすことが出来ず彼の目をじっと見つめた。
「そ、それは・・・」
史果は刹那、口籠ってしまった。彼女の中で彼に対しての位置づけはもう嫌っていう程理解していた。だから、バスルームでの行為そのものに関しての抵抗は今思えば正直低かった。ただ、これは基希にとって史果は単に暇つぶし要員。今まで自分に興味がなかったという名目で偽装恋人に選ばれただけ。いつ飽きられてもおかしくない状況、しかも好意が気付かれた瞬間・・・史果は正直な気持ちを伝えることなんて出来なかった。
「長時間お湯に浸かっていたせいでまだ頭が思考停止してるだけではっきりしたら勿論ブチギレますから、安心してください・・・ってことで、早く退いてくれませんか?」
史果は空笑いをし、基希の胸元を押し自分から離そうとするも全くビクともしなかった。
「・・・やっぱちゃんとしなきゃ伝わんねーか」
真上から小さくな溜息が聞こえると、か細く囁くように基希の声が降ってくるも何を言っているのかわからず聞き返そうとすると基希は史果に覆い被さりそのまま横向きに体勢を変え抱き締めた。
「今日は一緒に寝るから。ふらつくだろうしもし、なんかあったらこっちも困るしな」
「へっ?!いや、だからってなんでくっ付いて・・・」
「はいはい、いいからもう寝るぞ。おやすみ」
ベッドサイドに置かれていたルームライトのリモコンで部屋を暗くすると基希は史果の背後で抱き込むような体勢のままあっという間に寝息を立てていた。
(ちょっと!ちょっと!!何でこんなことになっちゃうの?!こんなんで寝れるわけないでしょ!これじゃあ余計フラフラになるわっ!!)
何度も身体を捩り脱出しようと藻掻くも基希にガッチリと身体をホールドされ身動きが取れず、暫く頑張ってみるも段々疲れ果て気付かぬうちに史果も深い眠りへと就いた。
――――――――――
まだ誰もいないオフィスで史果は昨日休んだ分を取り戻すため早出しパソコンのキーを叩いていた。
結局あの後、何度も目が覚めそのたびに起こさないよう基希の腕から逃れようとするも悉く失敗し早朝になってやっと寝返りを打った隙にベッドから飛び出し基希が起床する前に急いで出勤し今に至る。
(あー・・・眠い。眠気覚ましに珈琲でも飲もっかな)
仕事が一区切りついた史果は、自販機コーナーの場所へと向かいホット珈琲を購入、そのまま屋上へと足を運んだ。天気も良く朝の綺麗な空気を吸い込みながら両手を上げ背筋を伸ばした。不十分な睡眠時間と寝返りも取れなかったせいで身体中がバキバキに固まりあちこち鈍い痛みが残っていた。
フェンスに背を凭れ先ほど購入した缶珈琲を開け口にする。頭をスッキリさせようと日頃あまり飲まないブラックを選んだため、含んだ珈琲が口一杯にほろ苦い風味が広がり瞬時に顔を歪ませた。
「なんか流されてるな。これ以上関わっても良いことないんだけどな・・・」
仕方ない流れだったとはいえ、このまま基希の傍にいても自分にとってメリットはないような気さえするのに史果は複雑な心境だった。自分に興味がないから・・・その言葉が今の史果には重い十字架を背負うような感覚に襲われていた。
(傍に居すぎるのはほんと危険・・・早く新しい引っ越し先見つけなきゃな)
そう頭ではわかっているのに史果の心中は常に靄つき全く快哉することはなかった。
一先ず息抜きをした史果がオフィスに戻ると既に数名が出社しており、その中で一際女子社員たちの燥ぎ声がフロアに響き渡りその瞬間、史果は反射的に踵を返した。
「おはよう、史果。今日は早かったんだね」
「お、おはようございます・・・え、あ、はい。昨日お休みしたので」
爽やかな表情とは裏腹に威圧感たっぷりある声色で基希に背後から声を掛けられた史果は、渋々振り向き引き攣りながら笑顔で応えた。彼の周りを取り囲むようにいる女子社員たちからは別の威圧感を与えられるもそれよりも更に上を行く基希の表情に背筋が凍る。傍から見れば“天使の微笑”を振り撒いているようにも見えるが、史果には大魔王が下級モンスターに対し暴圧するかのようにしか感じ取れなかった。
「もう大丈夫なの?昨日は無理させたから心配だったんだ」
「?!☆※」
「え?昨日って、もしかして藤さんは瀬尾さんと一緒にいたんですか?」
「い、いやそう「そうなんだ。体調悪いって言うから看病しにね。昨日はかなり頬を赤らめて息が荒かったから心配だったけど・・・元気になって良かったよ」
いつの間に隣に立つ基希が史果の腰辺りに手を回し微笑んだ。その表情に史果以外の女性社員は蕩けた表情で眺め、一方その表情は史果に向けているため次の瞬間、史果を鋭い視線でキッと睨みつけてきた。
「でもぉー、藤さんは仕事もいっぱい抱えてて常にお忙しいのにー、そんな時にいくら彼女だからってぇ瀬尾さんの自己管理不足のせいで迷惑かけるのってー彼女としてどうかなーって思うんですよねー。私だったら迷惑かけたくないからそんなことさせないですけどぉー」
毎度何かと史果に対しチクチク嫌味を言う女子社員が嘲笑しながら此方には見下すような視線、反対に基希には甘えたような表情を向け彼の腕に自身の腕を絡ませようとていた。
「いや、俺は勝手に押しかけたから彼女は何の非もないんだ。寧ろ俺のせいで少し悪化させてしまったんじゃないかって、逆に申し訳ないことしてしまってね」
やんわり女子社員の腕から基希は自分の腕を引き離すと女子社員が少し不機嫌な表情になっていた。
「藤さんにこんなに愛される瀬尾さんが羨ましいわ。だからって自分の体調管理不足には変わりないんだし気を付けてね。仕事先にだって迷惑かけるんだから!」
「そ、そうですね。すいません。今日はもう万全にしてきたので大丈夫です」
「そうだ!仕事で思い出したんだけど、昨年キミが請け負っていたR社のファイリングした資料が見たいんだけどどこに置いてある?」
「あ、は、はい。それでしたら第三資料室に保管してあったはずです」
「悪いけど一緒に探してくれない?他にもキミが関係した資料見たいし」
史果は、女子社員の吐き捨てるような嫌味たっぷりな言葉に尻込みしていると、基希に問われそのまま史果に着いてくるよう促した。
第三資料室へ着き、史果は言われた資料が保管してある棚を探していると背後からぎゅっと抱き締められた。
「な、何やってんですか?!」
「なんで勝手に先行くんだよ。起きたらどこにもいねーし、朝飯だって食わずに出ただろ」
「ちゃんとテーブルに置手紙したじゃないですか。ちょっとこんなとこ誰かに見られたら」
「鍵閉めたから誰も入ってこない」
「そういうもんだ、んんっ、ふっ」
基希は左手で史果の右頬をぐっと自分の方向へと向かせるとそのまま唇を押し付け重ねてきた。基希は舌を捩じ込み念入りに咥内を犯し史果を翻弄していく。舌同士が絡み、静かな室内に水音が響く。目を潤ませながら史果に見つめられた基希は我慢が出来ないとばかりに彼女を自分の方へと身体を向かせ両頬を手で挟み更に深く唇を貪った。
「んぐっ・・だ、でゃめ・・・も・・・ンっ♡」
(私のことどう想ってこんなことするんですか?遊び?暇つぶし?それとも・・・・・・)
史果の脳内で基希に何度も何度も問い質すもそれを言葉として出すことが出来ず、自身の手持ち無沙汰な両手を彼のスーツへと力いっぱい握り締めることしか出来なかった。
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