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広いリビングで胸元の釦は開け、手は縛られ身動きが取れず藻掻く史果を上からじっと基希に見つめられ気丈を装いながら史果は睨むように見返した。
「随分反抗的な目つき飛ばしてくれるねー、これはこれで普段と違う史果を見れてお得な気分だねー♪」
全くダメージを与えられず史果は早々と負けを認めざるを得ない状況に今度はさ作戦を変更し懇願した。
「別に藤さんに内緒にするつもりもなかったんです。ただ自分のことだし迷惑かけたくなくて」
「あれっ?さっきは俺に変なことされたからって言わなかった?」
上から眇め冷たい視線が突き刺さり、史果は慌てて弁解するがもう何を言ってもこの状況から打破する術が今の史果には全く浮かんでこなかった。
「大丈夫、痛いことはしないから安心して♡」
そう言うと史果に覆い被さり口唇を重ねる。吃驚し必死に脚をバタつかせ抵抗するが、間に基希の身体が入り込み自分が思うような動きが出来ない。その間も基希は、何度も角度を変えながら史果の口唇を堪能し徐々に深さが増していく。
「ん、・・・っふぅ・・・っん、んん・・・」
温かい基希の濡れた舌先がゆっくり咥内に這入り込み史果の舌と絡み合い、ぴちゃ、ぴちゃと水音を漏らしながら咥内で交じり合う。抵抗する力は一気に奪われ、基希のペースに引き込まれ呼吸を乱されてゆく。
「蕩けた顔、えっろ」
基希の口唇が離れ、史果は名残惜しそうに目を潤ませ基希を見上げた。基希は舌先で自分の唇をぺろりと舐め史果のブラウスの釦を全て外すと上半身が露わになった。恥ずかしさから隠したくても両手が使えず基希の視線から逃れるように顔を横に背けた。
「も、もう充分でしょ、お願いだから解放してください」
「何言ってんの?まだ何も始まってないから。それにしても、この前も思ったけど、意外とおっぱいあるんだな、普段目立つような服装じゃねーから脱がした時吃驚したよ。あの時はさすがに泥酔した状態だったから手は出せなかったけど」
基希は自身のワイシャツの袖を捲り下着越しから左手で胸の膨らみを柔柔と揉み上げ、右手で突起部分を人差し指で掻くように弄ばれ史果は甘い声を切なげに啼かせていた。基希の口唇が史果の汗ばんだ肌に吸い付くようになぞり鎖骨に歯痕を付けられる。痛みで一瞬表情を歪ませるが、それ以上に基希から与えられる快楽が上回り感覚が麻痺していく。
ブラジャーを引き下げられると“ぶるん”と胸が露わになり、基希の喉仏が強く波打つように動いた。史果は恥ずかしさから顔を紅潮させ涙ぐみながら再度基希に止めてもらうよう懇願した。
「何度も言うけどこれはお仕置きだから。史果がちゃんと言うこと聞いてればこんなことにはならなかったんだからな」
「・・・んふ、はぁ、んんっ」
基希の舌先は直接胸の先端には触れず、その回りを焦らすように舐め回す。時折、吸われ噛まれ紅い痕が胸に刻まれる。だが快感は与えられるが、一番感度の高い敏感な部分はわざと弄らずもどかしさから史果は腰を浮かせ臀部に力が入った。それに気づいた基希は、意地悪な笑みを浮かべ言葉を発することなく胸から腹部に口唇と指先を移動させ史果を堪能していく。そのたびに一番疼く場所には触れてもらえない歯痒さで下半身は更にじんじんと熱を帯び自分ではどうすることも出来ず身体をくねらせた。
「んあっ、ぃや・・・、はぁ、んん・・・も、う・・・」
スカートを捲られストッキングの上から指先で割れ目をなぞられ、感度が上がった身体をビクつかせる。
「ここ、下着越しなのにめちゃくちゃ熱いの伝わるけど・・・直接触ってほしい?」
史果の内心を見透かしたように口角を上げ、揶揄うような笑みで見下ろされる。史果から無意識に目尻から流れる生理的な涙を基希は優しく指先で拭った。小さく頷いた史果に薄ら笑いをしながらストッキングを脱がしクロッチ部分から指を上下に撫でるように何度も行き来する。そのたびに小さな突起を掠め史果は甘い声で悶え、それを嬉しそうに基希は見つめた。
抵抗することすら忘れ、恋愛感情のなかった男に弄ばれる。普段の史果の性格ならこうなる前に撥ね除けるところを何故か基希には出来ない自分に苛立ちを覚える。しかし彼から逃れることは出来ず、まるで見えない鎖に繋がれてしまったような感覚にどうすることも出来なかった。
「うわー、パンツ漏らしたみたいになっちゃてるわー。気持ち悪いだろ?脱がすよ?」
史果の返答を聞くことなく、一気に下まで引き下ろされ足首からショーツを剥ぎ取られた。
「やだっ、見ないでっ」
微かに残った理性から史果は秘部を見られないよう脚を閉じようとしたが基希の身体が入り込んでいるため阻まれ逆に思いっきり脚を開かされた。
「さーて、今からが本番だから気抜かないでねー♪」
「随分反抗的な目つき飛ばしてくれるねー、これはこれで普段と違う史果を見れてお得な気分だねー♪」
全くダメージを与えられず史果は早々と負けを認めざるを得ない状況に今度はさ作戦を変更し懇願した。
「別に藤さんに内緒にするつもりもなかったんです。ただ自分のことだし迷惑かけたくなくて」
「あれっ?さっきは俺に変なことされたからって言わなかった?」
上から眇め冷たい視線が突き刺さり、史果は慌てて弁解するがもう何を言ってもこの状況から打破する術が今の史果には全く浮かんでこなかった。
「大丈夫、痛いことはしないから安心して♡」
そう言うと史果に覆い被さり口唇を重ねる。吃驚し必死に脚をバタつかせ抵抗するが、間に基希の身体が入り込み自分が思うような動きが出来ない。その間も基希は、何度も角度を変えながら史果の口唇を堪能し徐々に深さが増していく。
「ん、・・・っふぅ・・・っん、んん・・・」
温かい基希の濡れた舌先がゆっくり咥内に這入り込み史果の舌と絡み合い、ぴちゃ、ぴちゃと水音を漏らしながら咥内で交じり合う。抵抗する力は一気に奪われ、基希のペースに引き込まれ呼吸を乱されてゆく。
「蕩けた顔、えっろ」
基希の口唇が離れ、史果は名残惜しそうに目を潤ませ基希を見上げた。基希は舌先で自分の唇をぺろりと舐め史果のブラウスの釦を全て外すと上半身が露わになった。恥ずかしさから隠したくても両手が使えず基希の視線から逃れるように顔を横に背けた。
「も、もう充分でしょ、お願いだから解放してください」
「何言ってんの?まだ何も始まってないから。それにしても、この前も思ったけど、意外とおっぱいあるんだな、普段目立つような服装じゃねーから脱がした時吃驚したよ。あの時はさすがに泥酔した状態だったから手は出せなかったけど」
基希は自身のワイシャツの袖を捲り下着越しから左手で胸の膨らみを柔柔と揉み上げ、右手で突起部分を人差し指で掻くように弄ばれ史果は甘い声を切なげに啼かせていた。基希の口唇が史果の汗ばんだ肌に吸い付くようになぞり鎖骨に歯痕を付けられる。痛みで一瞬表情を歪ませるが、それ以上に基希から与えられる快楽が上回り感覚が麻痺していく。
ブラジャーを引き下げられると“ぶるん”と胸が露わになり、基希の喉仏が強く波打つように動いた。史果は恥ずかしさから顔を紅潮させ涙ぐみながら再度基希に止めてもらうよう懇願した。
「何度も言うけどこれはお仕置きだから。史果がちゃんと言うこと聞いてればこんなことにはならなかったんだからな」
「・・・んふ、はぁ、んんっ」
基希の舌先は直接胸の先端には触れず、その回りを焦らすように舐め回す。時折、吸われ噛まれ紅い痕が胸に刻まれる。だが快感は与えられるが、一番感度の高い敏感な部分はわざと弄らずもどかしさから史果は腰を浮かせ臀部に力が入った。それに気づいた基希は、意地悪な笑みを浮かべ言葉を発することなく胸から腹部に口唇と指先を移動させ史果を堪能していく。そのたびに一番疼く場所には触れてもらえない歯痒さで下半身は更にじんじんと熱を帯び自分ではどうすることも出来ず身体をくねらせた。
「んあっ、ぃや・・・、はぁ、んん・・・も、う・・・」
スカートを捲られストッキングの上から指先で割れ目をなぞられ、感度が上がった身体をビクつかせる。
「ここ、下着越しなのにめちゃくちゃ熱いの伝わるけど・・・直接触ってほしい?」
史果の内心を見透かしたように口角を上げ、揶揄うような笑みで見下ろされる。史果から無意識に目尻から流れる生理的な涙を基希は優しく指先で拭った。小さく頷いた史果に薄ら笑いをしながらストッキングを脱がしクロッチ部分から指を上下に撫でるように何度も行き来する。そのたびに小さな突起を掠め史果は甘い声で悶え、それを嬉しそうに基希は見つめた。
抵抗することすら忘れ、恋愛感情のなかった男に弄ばれる。普段の史果の性格ならこうなる前に撥ね除けるところを何故か基希には出来ない自分に苛立ちを覚える。しかし彼から逃れることは出来ず、まるで見えない鎖に繋がれてしまったような感覚にどうすることも出来なかった。
「うわー、パンツ漏らしたみたいになっちゃてるわー。気持ち悪いだろ?脱がすよ?」
史果の返答を聞くことなく、一気に下まで引き下ろされ足首からショーツを剥ぎ取られた。
「やだっ、見ないでっ」
微かに残った理性から史果は秘部を見られないよう脚を閉じようとしたが基希の身体が入り込んでいるため阻まれ逆に思いっきり脚を開かされた。
「さーて、今からが本番だから気抜かないでねー♪」
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