2 / 104
第2話 猫耳少女チュール
しおりを挟む
飯を食い終わって、燃やした場所の方を見ると、火は殆ど消えかかっていた。
まだこの状態じゃ、死体は骨にまではなって無いだろうが、鍵を探さなきゃならないし、しょうが無いな。
「どうする? 死体は見たくないだろ? ここで待ってるか?」
「イヤ、一人は怖いから。カインと一緒に行く」
「じゃぁ付いて来い」
俺は猫耳少女を連れて、馬車へと戻った。
生活魔法の給水で馬車の上から水を掛ける。
『ジュワァアアアア』と音がして水蒸気が立ち込める。
意外に勢いよく燃えてたようで、既に死体は骨になっていた。
生焼けの状態の死体を見るよりは良かったな。
隷属の首輪の鍵を探すが、見当たらなかった。
「ありゃ鍵が無いな。もしかして魔法の鞄の中とかに入れてたか鍵?」
そう猫耳少女に聞くと頷いた。
少し顔が引きつってる。
まぁ、白骨死体がたくさん並んでるのを見れば顔もひきつるよな。
「どうやら、山賊の生き残りが魔法の鞄を奪って逃げたようだな。魔導具は火で焼いたくらいじゃ無くならないから間違いないだろう」
このままじゃ、この猫耳少女も困るだろうし、鍵を取り返しに行くか。
その前にこいつらもこのままじゃ気の毒だ。
そう思って、生活魔法の穴掘りで地面を掘る。
一度の発動で、5mくらいの深さで、直径3m程の穴を掘り、生活魔法の送風で馬車を穴へ吹き飛ばす。
その様子を見てた、猫耳少女の顔がさらに引きつっていた。
そして、もう一度生活魔法で穴を埋めた。
「カイン。生活魔法ってそんなのじゃ無いと思う」
「なんでだ? 俺は魔法は生活魔法しか使えないから間違いなく生活魔法だ」
「うーん…… まぁいいよ」
馬車を埋め終わると、山賊が逃げて行った方へと足を進めた。
怪我をしていた様で、結構な量の血痕が点々と続いている。
これなら、見つけ出すのは難しく無いな。
そこから20分ほど森の中へ入って行くと、草むらの中へと血痕が続いているのを見つけた。
ここが、隠れ家か……
慎重に草むらの草をかき分けると、洞窟を見つけた。
洞窟の奥で影が揺れて見える。
篝火を燃やしているのだろう。
俺は、入り口に猫耳少女を待機させて、腰のステーキナイフを構え、隠密スキルを発動しながら、奥へと向かった。
「お頭ぁ。仲間は死んじまったけど結構な額の収入でしたね」
「まぁ。仲間はまた集めればいいだけだ。また奴隷商人でも見つければ、その奴隷を奪って仲間の替りにしても良いしな。その方が分け前も払わなくて済むし、肉壁替わりにも使い易い」
「しかし、あの狼どものせいで、ひでぇ怪我しちまった。ポーションが無けりゃ死んじまってましたよ」
「今日はゆっくり休め。明日は仲間を探しに街に向かうぞ」
「解りやした」
どうやら二人だけのようだ。
これなら大したことは無い。
一応山賊と言えども、俺に何かしたわけじゃないし、鍵さえ渡すなら放っておいても構わないんだがな。
「おい、山賊。奴隷商人から奪ったバッグの中に鍵があるだろ。それを寄越せ」
「な、なにもんだきさま」
「通りすがりの料理人だよ」
「通りすがりでこの洞窟が見つかる訳ないだろうが。お前は一人か」
「ああ。一人だ」
へぇこいつらって、意外に統率取れてるんだな。
そう思いながら、俺は右斜め後ろに向かって、ステーキナイフを投げた。
「ペゲェ」
もう一人の男が構えた剣を握っていた右腕に突き刺さる。
「俺は食えない物は殺したくないんだけどな?」
「ま、待て今のはこいつが勝手にやっただけだ。そいつはどう扱っても構わねぇ、俺だけは見逃せ。そ、そうだ仲間になれば稼ぎは折半だぞ。攫った女も抱き放題だ。楽しいぞ山賊は」
「お前人の話聞いてたのか? 食えない物を殺す趣味は無いと言っただろ? 山賊なんてまっぴらごめんだ」
そう言ってる俺に向かって、目つぶしの砂が入った目つぶし玉を投げつけて来た。
俺は素早く背中に下げた鍋の蓋を構えて、目つぶし玉をはじき返す。
おまけに生活魔法の送風で辺りに散らばった砂も全部、山賊のお頭に飛ばしてやった。
自分で投げつけて来た目つぶし玉で視界を無くしてる。
「お前ら、気持ち良いほど屑だな。食えない物を殺す趣味は無いが、攻撃されるなら話は別だ。ちょっと俺の目的の物を見つけるまで穴にでも入ってろ」
そう言って生活魔法の穴掘りで、5mの深さの穴を掘り、お頭と子分Aを穴に放り込んだ。
「自分で出れるなら助けてやる。出れなきゃ飢え死にするだけだ。精々頑張れ。ここにある荷物は俺に攻撃しようとした慰謝料代わりに貰っていってやる。大事に使ってやるからありがたく思え」
辺りにため込んであるお宝を、一通り俺の魔法の鞄に放り込み、篝火の火を水をかけて消してやると、猫耳少女の待つ入口へと戻って行った。
「この魔法の鞄が、お前を連れてた奴隷商人の物なのか?」
「うん」
中身を出すと鍵束も入っていた。
他にも未使用の隷属の首輪も20個ほど入ってる。
売ればいい値段になるが俺には必要ないかもな。
まぁ魔法の鞄に入れてる間は、重さも感じないし取り敢えず入れとくか。
鍵束の鍵を片っ端から猫耳少女の首輪に試すと、無事に隷属の首輪の解除に成功した。
「やっと、外せたな。これでお前は自由だ。どこへでも好きな所に行って自由に生きろ」
「ありがとう。カイン。私の名前はチュールこれからよろしくね」
「おい、人の話聞いてたか? 何処へでも好きな所に行って自由に生きろ」
「うん。だからよろしくねカイン。カインのご飯美味しかった。生まれてから今までで一番美味しかった。だからカインの側が一番私の居たい所。駄目?」
上目遣いでこっちを見る猫耳少女チュールに懐かれたようだ。
まだこの状態じゃ、死体は骨にまではなって無いだろうが、鍵を探さなきゃならないし、しょうが無いな。
「どうする? 死体は見たくないだろ? ここで待ってるか?」
「イヤ、一人は怖いから。カインと一緒に行く」
「じゃぁ付いて来い」
俺は猫耳少女を連れて、馬車へと戻った。
生活魔法の給水で馬車の上から水を掛ける。
『ジュワァアアアア』と音がして水蒸気が立ち込める。
意外に勢いよく燃えてたようで、既に死体は骨になっていた。
生焼けの状態の死体を見るよりは良かったな。
隷属の首輪の鍵を探すが、見当たらなかった。
「ありゃ鍵が無いな。もしかして魔法の鞄の中とかに入れてたか鍵?」
そう猫耳少女に聞くと頷いた。
少し顔が引きつってる。
まぁ、白骨死体がたくさん並んでるのを見れば顔もひきつるよな。
「どうやら、山賊の生き残りが魔法の鞄を奪って逃げたようだな。魔導具は火で焼いたくらいじゃ無くならないから間違いないだろう」
このままじゃ、この猫耳少女も困るだろうし、鍵を取り返しに行くか。
その前にこいつらもこのままじゃ気の毒だ。
そう思って、生活魔法の穴掘りで地面を掘る。
一度の発動で、5mくらいの深さで、直径3m程の穴を掘り、生活魔法の送風で馬車を穴へ吹き飛ばす。
その様子を見てた、猫耳少女の顔がさらに引きつっていた。
そして、もう一度生活魔法で穴を埋めた。
「カイン。生活魔法ってそんなのじゃ無いと思う」
「なんでだ? 俺は魔法は生活魔法しか使えないから間違いなく生活魔法だ」
「うーん…… まぁいいよ」
馬車を埋め終わると、山賊が逃げて行った方へと足を進めた。
怪我をしていた様で、結構な量の血痕が点々と続いている。
これなら、見つけ出すのは難しく無いな。
そこから20分ほど森の中へ入って行くと、草むらの中へと血痕が続いているのを見つけた。
ここが、隠れ家か……
慎重に草むらの草をかき分けると、洞窟を見つけた。
洞窟の奥で影が揺れて見える。
篝火を燃やしているのだろう。
俺は、入り口に猫耳少女を待機させて、腰のステーキナイフを構え、隠密スキルを発動しながら、奥へと向かった。
「お頭ぁ。仲間は死んじまったけど結構な額の収入でしたね」
「まぁ。仲間はまた集めればいいだけだ。また奴隷商人でも見つければ、その奴隷を奪って仲間の替りにしても良いしな。その方が分け前も払わなくて済むし、肉壁替わりにも使い易い」
「しかし、あの狼どものせいで、ひでぇ怪我しちまった。ポーションが無けりゃ死んじまってましたよ」
「今日はゆっくり休め。明日は仲間を探しに街に向かうぞ」
「解りやした」
どうやら二人だけのようだ。
これなら大したことは無い。
一応山賊と言えども、俺に何かしたわけじゃないし、鍵さえ渡すなら放っておいても構わないんだがな。
「おい、山賊。奴隷商人から奪ったバッグの中に鍵があるだろ。それを寄越せ」
「な、なにもんだきさま」
「通りすがりの料理人だよ」
「通りすがりでこの洞窟が見つかる訳ないだろうが。お前は一人か」
「ああ。一人だ」
へぇこいつらって、意外に統率取れてるんだな。
そう思いながら、俺は右斜め後ろに向かって、ステーキナイフを投げた。
「ペゲェ」
もう一人の男が構えた剣を握っていた右腕に突き刺さる。
「俺は食えない物は殺したくないんだけどな?」
「ま、待て今のはこいつが勝手にやっただけだ。そいつはどう扱っても構わねぇ、俺だけは見逃せ。そ、そうだ仲間になれば稼ぎは折半だぞ。攫った女も抱き放題だ。楽しいぞ山賊は」
「お前人の話聞いてたのか? 食えない物を殺す趣味は無いと言っただろ? 山賊なんてまっぴらごめんだ」
そう言ってる俺に向かって、目つぶしの砂が入った目つぶし玉を投げつけて来た。
俺は素早く背中に下げた鍋の蓋を構えて、目つぶし玉をはじき返す。
おまけに生活魔法の送風で辺りに散らばった砂も全部、山賊のお頭に飛ばしてやった。
自分で投げつけて来た目つぶし玉で視界を無くしてる。
「お前ら、気持ち良いほど屑だな。食えない物を殺す趣味は無いが、攻撃されるなら話は別だ。ちょっと俺の目的の物を見つけるまで穴にでも入ってろ」
そう言って生活魔法の穴掘りで、5mの深さの穴を掘り、お頭と子分Aを穴に放り込んだ。
「自分で出れるなら助けてやる。出れなきゃ飢え死にするだけだ。精々頑張れ。ここにある荷物は俺に攻撃しようとした慰謝料代わりに貰っていってやる。大事に使ってやるからありがたく思え」
辺りにため込んであるお宝を、一通り俺の魔法の鞄に放り込み、篝火の火を水をかけて消してやると、猫耳少女の待つ入口へと戻って行った。
「この魔法の鞄が、お前を連れてた奴隷商人の物なのか?」
「うん」
中身を出すと鍵束も入っていた。
他にも未使用の隷属の首輪も20個ほど入ってる。
売ればいい値段になるが俺には必要ないかもな。
まぁ魔法の鞄に入れてる間は、重さも感じないし取り敢えず入れとくか。
鍵束の鍵を片っ端から猫耳少女の首輪に試すと、無事に隷属の首輪の解除に成功した。
「やっと、外せたな。これでお前は自由だ。どこへでも好きな所に行って自由に生きろ」
「ありがとう。カイン。私の名前はチュールこれからよろしくね」
「おい、人の話聞いてたか? 何処へでも好きな所に行って自由に生きろ」
「うん。だからよろしくねカイン。カインのご飯美味しかった。生まれてから今までで一番美味しかった。だからカインの側が一番私の居たい所。駄目?」
上目遣いでこっちを見る猫耳少女チュールに懐かれたようだ。
1
あなたにおすすめの小説
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
俺だけ永久リジェネな件 〜パーティーを追放されたポーション生成師の俺、ポーションがぶ飲みで得た無限回復スキルを何故かみんなに狙われてます!〜
早見羽流
ファンタジー
ポーション生成師のリックは、回復魔法使いのアリシアがパーティーに加入したことで、役たたずだと追放されてしまう。
食い物に困って余ったポーションを飲みまくっていたら、気づくとHPが自動で回復する「リジェネレーション」というユニークスキルを発現した!
しかし、そんな便利なスキルが放っておかれるわけもなく、はぐれ者の魔女、孤高の天才幼女、マッドサイエンティスト、魔女狩り集団、最強の仮面騎士、深窓の令嬢、王族、謎の巨乳魔術師、エルフetc、ヤバい奴らに狙われることに……。挙句の果てには人助けのために、危険な組織と対決することになって……?
「俺はただ平和に暮らしたいだけなんだぁぁぁぁぁ!!!」
そんなリックの叫びも虚しく、王国中を巻き込んだ動乱に巻き込まれていく。
無双あり、ざまぁあり、ハーレムあり、戦闘あり、友情も恋愛もありのドタバタファンタジー!
ゲームの悪役パパに転生したけど、勇者になる息子が親離れしないので完全に詰んでる
街風
ファンタジー
「お前を追放する!」
ゲームの悪役貴族に転生したルドルフは、シナリオ通りに息子のハイネ(後に世界を救う勇者)を追放した。
しかし、前世では子煩悩な父親だったルドルフのこれまでの人生は、ゲームのシナリオに大きく影響を与えていた。旅にでるはずだった勇者は旅に出ず、悪人になる人は善人になっていた。勇者でもないただの中年ルドルフは魔人から世界を救えるのか。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
防御力を下げる魔法しか使えなかった俺は勇者パーティから追放されたけど俺の魔法に強制脱衣の追加効果が発現したので世界中で畏怖の対象になりました
かにくくり
ファンタジー
魔法使いクサナギは国王の命により勇者パーティの一員として魔獣討伐の任務を続けていた。
しかし相手の防御力を下げる魔法しか使う事ができないクサナギは仲間達からお荷物扱いをされてパーティから追放されてしまう。
しかし勇者達は今までクサナギの魔法で魔物の防御力が下がっていたおかげで楽に戦えていたという事実に全く気付いていなかった。
勇者パーティが没落していく中、クサナギは追放された地で彼の本当の力を知る新たな仲間を加えて一大勢力を築いていく。
そして防御力を下げるだけだったクサナギの魔法はいつしか次のステップに進化していた。
相手の身に着けている物を強制的に剥ぎ取るという究極の魔法を習得したクサナギの前に立ち向かえる者は誰ひとりいなかった。
※小説家になろうにも掲載しています。
「お前の代わりはいる」と追放された俺の【万物鑑定】は、実は世界の真実を見抜く【真理の瞳】でした。最高の仲間と辺境で理想郷を創ります
黒崎隼人
ファンタジー
「お前の代わりはいくらでもいる。もう用済みだ」――勇者パーティーで【万物鑑定】のスキルを持つリアムは、戦闘に役立たないという理由で装備も金もすべて奪われ追放された。
しかし仲間たちは知らなかった。彼のスキルが、物の価値から人の秘めたる才能、土地の未来までも見通す超絶チート能力【真理の瞳】であったことを。
絶望の淵で己の力の真価に気づいたリアムは、辺境の寂れた街で再起を決意する。気弱なヒーラー、臆病な獣人の射手……世間から「無能」の烙印を押された者たちに眠る才能の原石を次々と見出し、最高の仲間たちと共にギルド「方舟(アーク)」を設立。彼らが輝ける理想郷をその手で創り上げていく。
一方、有能な鑑定士を失った元パーティーは急速に凋落の一途を辿り……。
これは不遇職と蔑まれた一人の男が最高の仲間と出会い、世界で一番幸福な場所を創り上げる、爽快な逆転成り上がりファンタジー!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる