41 / 58
連載
第80話 スパリゾート共和国が出来るまで⑱
しおりを挟む「フリルちゃん、ここからはちょっと私の言う通りにしなさい」
「はい、キャサリン姉様」
「ちょっと嫌かも知れないけど、王国のフリオニール第一王子の姿で、甲板に立って帝国の悪事を糾弾してから攻撃するわよ」
「それはフリルでは駄目なのですか?」
「フリルちゃんが王国の代表だと言っちゃう事になると、色々不都合が多いからダメよ」
「解りましたしょうがありません」
「じゃぁスープラ君達に上空からの支援と、私達が降りた時にこのフリル号を操縦するパイロットを貸して貰える様に伝えて」
『スープラ、私達は攻撃を始めたら、帝城に乗り込むからパイロットを一人貸してくれ』
『解りました。このスープラがフリル号の操船は責任もって行いましょう。そちらに接舷させて頂いて、乗り込みます』
その言葉を受け、スープラ君は部下二人と共にエレガントフリル号に乗船して来た。
操船をブルックから引き継ぎ、いよいよ突入の準備を整える。
夜明けとともに、エレガントフリルと5隻の飛空船が、帝城上空へと高度を落とし、フリオニールが拡声の魔導具で通告を行った。
◇◆◇◆
『私は、ギルノア王国第1王子フリオニールだ。
この度の帝国からの一方的な侵略に対し、ギルノア王国は帝国政府を殲滅する決定を下した。
勘違いをされてもらっては困るが、ギルノアの敵はあくまでも、ギルノアに対しての攻撃を決断した、帝国政府と、軍に対してだけである。
帝国の民に一切恨みはない。
これから30分後に帝城に対して総攻撃を開始するが、帝城を素直に明け渡すのであれば、敗戦国への正当な軍事裁判を受ける権利は保証する。
既に我が国の同盟国ビスティアに攻め込んだ通商国の傭兵部隊と、100万の帝国軍は殲滅。
ギルノアに攻め込もうとした主力350万も、ペルセウス国王により、武装解除された上に孤立させている状況である。
この事実を踏まえた上でもう一度問う。
即座に、帝国政府の首脳陣を拘束し、帝城の明け渡しを行い、ギルノアに恭順する者は帝城から離れろ。以上だ』
フリオニールの演説を受け、帝都は一斉に大混乱に陥った。
既に6隻の飛空船が、上空に現れており、先日、マリアンヌ達により破壊された結界の修復も完了していない為に、帝城近辺の住民たちは、一斉に城の近辺から離れ始めた。
城からは、近衛兵団が整列して出動してくるが、城の中にいる兵力などかき集めても、1000人にも満たない。
皇帝や、宰相などの姿は見えない。
刻一刻と告げられた30分の時間は過ぎていく……
◇◆◇◆
「フリオニール様? やれば出来るじゃない」
そう言ってキャサリン姉様が、俺のほっぺたにチューをしてくれた。
「キャサリンさん、正式に申し込みをさせて下さい。私フリオニールと結婚をして頂けますか?」
「いいわよ。約束は守ってね?」
◇◆◇◆
「宰相、どうなっているのだ? 奴らの言っていることは本当なのか?」
「念話も一切繋がりません。恐らく本当に我が軍が制圧されたのかもしれませんな」
「どういう理屈で、350万の兵が王国に負けると言うのだ。そうだ、地下牢のガーゴルを呼べ。奴なら少しは状況が解る筈だ」
地下牢から、連れてこられたガーゴル将軍が皇帝の前に姿を現す。
「皇帝、今更私に何の御用でしょうか?」
「あの飛空船の言っている事は、事実なのか?」
「ここにあれだけの飛空船を、集めている以上疑いの余地は無いでしょう」
「350万の軍が、飛空船の10隻程度で抑え込まれてしまうのか?」
「時代が変わったのです。大兵による戦争など過去の物になったのです。潔く負けを認め国民の安全を保障して貰う道を考えられるべきでしょう。今なら皇帝が負けを認めれば、他の王子達は生き延びる道がある筈です。私が責任もってお守りします。ご決断ください」
「ガーゴル…… 余は愚かな皇帝なのか」
「皇帝陛下、このザノバンは陛下にお供させて頂きます。帝国の栄光を守る為に、ご子息たちに未来を繋ぐ道をお残し下さい」
「宰相…… 解った。余は今から帝城を明け渡し降伏する。後の事はガーゴルに任せる」
「お急ぎくださいもう時間がございません」
その時通告のあった30分が経過した。
エレガントフリル号からキャサリンが、特大の魔導砲を正面の大門に対して撃ち込んだ。
一応兵士たちが門の周辺にほとんどいないことは確認してある……
ただの一撃、それだけで帝国の近衛騎士団の1000人が膝をついた。
「む、無理だ……」
ゆっくりと、エレガントフリル号が降下してきて、フリオニール、ゲイル、ブルック、キャサリン、カトリーヌの5人が下船して来た。
フリオニールとブルック、ゲイルの3人は王子と従者の格好に着替えていた。
「最後まで美しくありたかったわ……」
「それは、私達も同じ気持ちですが、今は前の事に集中してください王子」
5人を下ろすと、スープラの操縦で再び浮かび魔導砲をはっきりと、帝城の殲滅に向けて構える。
「フリルちゃん? 私が結界を張ってあげてるから、堂々としてなさいよ? これしきの事でビビったらカトリーヌさんに3人とも引っこ抜いて貰うからね?」
「が、頑張ります」
5人が破壊された門の前に立つと、帝城内部から、皇帝陛下らしき人物が現れた。
皇帝と宰相の二人だ
大手門は壊されているために、破壊された門を挟んで対峙する形となる。
皇帝の後ろから現れたガーゴル将軍が、膝をついていた近衛兵に命令を下す。
「帝国近衛騎士が情けない姿をさらすな、毅然として皇帝陛下をお見送りしろ」
その言葉で近衛騎士達が立ち上がり、整列して2人を見送る。
「余が帝国皇帝、クリムゾン・ゾイドである」
「帝国宰相、ザノバン・サルーテだ」
「ギルノア王国、第1王子フリオニール・ギルノアだ。敗戦を認めると言う事か?」
「1つ訊ねる。帝国をどうする?」
「帝国の1億の民が、より良い生活を送れるようにする為に最善を尽くしましょう」
「そうか…… 民の為か…… 甘いな。フリオニール。その甘っちょろい考えで、この国を、この大陸を支配できるなどと本当に考えているのか?」
「勿論だ。これからの世界は争いなど必要はない。愛と美を貫けば幸せは訪れるのよ」
「のよ? だと…… おかまか?」
「失礼ね、お姉さまこの失礼な男の一物をもいでしまいましょう」
「ちょ、フリルちゃん。折角のシリアスが台無しじゃ無いの」
「シリアスなんてどうでもいいわ、あなたが馬鹿にしたおかまがどんだけのもんか思い知るがいいわ。掛かってらっしゃいよ。私達にあなた達2人で勝てるなら許してあげるわよ? ただし他の人がちょっとでも手を出したら、上の飛空船から魔導砲でこの帝都ごと殲滅しちゃうんだからね」
「ま、待て。フリオニールさっき民の為だとか言ってたじゃないか」
「ここで、潔く死ぬのか、帝都の民全部を引き連れて心中するのか選ばさせてあげるわよ」
「なんだかフリルちゃんやっぱりその発言って残念系だよ?」
「お、俺は、こんな奴らに負けるのか」
「皇帝…… 時代の流れです。諦めて下さい」
「ザノバン……」
「フリオニール、今更許せとは言わんが最後は戦って死ぬ道を選ばせろ」
「いいわよ、美しく返り討ちにしてあげるわ」
そう言って2人が剣を抜いて襲い掛かって来たが、ゲイルと、キャサリンが魔法で迎え撃つと、カトリーヌが飛び込んで2人の首を一瞬でねじ切った。
「まともに相手する意味なんか無いでしょ?」
「さぁ戦争は終わりよ。今からギルノア国王がここに到着するまで誰一人、城から出る事を禁じます。言う事を聞かなければ飛空船で殲滅だからね?」
「はい、キャサリン姉様」
「ちょっと嫌かも知れないけど、王国のフリオニール第一王子の姿で、甲板に立って帝国の悪事を糾弾してから攻撃するわよ」
「それはフリルでは駄目なのですか?」
「フリルちゃんが王国の代表だと言っちゃう事になると、色々不都合が多いからダメよ」
「解りましたしょうがありません」
「じゃぁスープラ君達に上空からの支援と、私達が降りた時にこのフリル号を操縦するパイロットを貸して貰える様に伝えて」
『スープラ、私達は攻撃を始めたら、帝城に乗り込むからパイロットを一人貸してくれ』
『解りました。このスープラがフリル号の操船は責任もって行いましょう。そちらに接舷させて頂いて、乗り込みます』
その言葉を受け、スープラ君は部下二人と共にエレガントフリル号に乗船して来た。
操船をブルックから引き継ぎ、いよいよ突入の準備を整える。
夜明けとともに、エレガントフリルと5隻の飛空船が、帝城上空へと高度を落とし、フリオニールが拡声の魔導具で通告を行った。
◇◆◇◆
『私は、ギルノア王国第1王子フリオニールだ。
この度の帝国からの一方的な侵略に対し、ギルノア王国は帝国政府を殲滅する決定を下した。
勘違いをされてもらっては困るが、ギルノアの敵はあくまでも、ギルノアに対しての攻撃を決断した、帝国政府と、軍に対してだけである。
帝国の民に一切恨みはない。
これから30分後に帝城に対して総攻撃を開始するが、帝城を素直に明け渡すのであれば、敗戦国への正当な軍事裁判を受ける権利は保証する。
既に我が国の同盟国ビスティアに攻め込んだ通商国の傭兵部隊と、100万の帝国軍は殲滅。
ギルノアに攻め込もうとした主力350万も、ペルセウス国王により、武装解除された上に孤立させている状況である。
この事実を踏まえた上でもう一度問う。
即座に、帝国政府の首脳陣を拘束し、帝城の明け渡しを行い、ギルノアに恭順する者は帝城から離れろ。以上だ』
フリオニールの演説を受け、帝都は一斉に大混乱に陥った。
既に6隻の飛空船が、上空に現れており、先日、マリアンヌ達により破壊された結界の修復も完了していない為に、帝城近辺の住民たちは、一斉に城の近辺から離れ始めた。
城からは、近衛兵団が整列して出動してくるが、城の中にいる兵力などかき集めても、1000人にも満たない。
皇帝や、宰相などの姿は見えない。
刻一刻と告げられた30分の時間は過ぎていく……
◇◆◇◆
「フリオニール様? やれば出来るじゃない」
そう言ってキャサリン姉様が、俺のほっぺたにチューをしてくれた。
「キャサリンさん、正式に申し込みをさせて下さい。私フリオニールと結婚をして頂けますか?」
「いいわよ。約束は守ってね?」
◇◆◇◆
「宰相、どうなっているのだ? 奴らの言っていることは本当なのか?」
「念話も一切繋がりません。恐らく本当に我が軍が制圧されたのかもしれませんな」
「どういう理屈で、350万の兵が王国に負けると言うのだ。そうだ、地下牢のガーゴルを呼べ。奴なら少しは状況が解る筈だ」
地下牢から、連れてこられたガーゴル将軍が皇帝の前に姿を現す。
「皇帝、今更私に何の御用でしょうか?」
「あの飛空船の言っている事は、事実なのか?」
「ここにあれだけの飛空船を、集めている以上疑いの余地は無いでしょう」
「350万の軍が、飛空船の10隻程度で抑え込まれてしまうのか?」
「時代が変わったのです。大兵による戦争など過去の物になったのです。潔く負けを認め国民の安全を保障して貰う道を考えられるべきでしょう。今なら皇帝が負けを認めれば、他の王子達は生き延びる道がある筈です。私が責任もってお守りします。ご決断ください」
「ガーゴル…… 余は愚かな皇帝なのか」
「皇帝陛下、このザノバンは陛下にお供させて頂きます。帝国の栄光を守る為に、ご子息たちに未来を繋ぐ道をお残し下さい」
「宰相…… 解った。余は今から帝城を明け渡し降伏する。後の事はガーゴルに任せる」
「お急ぎくださいもう時間がございません」
その時通告のあった30分が経過した。
エレガントフリル号からキャサリンが、特大の魔導砲を正面の大門に対して撃ち込んだ。
一応兵士たちが門の周辺にほとんどいないことは確認してある……
ただの一撃、それだけで帝国の近衛騎士団の1000人が膝をついた。
「む、無理だ……」
ゆっくりと、エレガントフリル号が降下してきて、フリオニール、ゲイル、ブルック、キャサリン、カトリーヌの5人が下船して来た。
フリオニールとブルック、ゲイルの3人は王子と従者の格好に着替えていた。
「最後まで美しくありたかったわ……」
「それは、私達も同じ気持ちですが、今は前の事に集中してください王子」
5人を下ろすと、スープラの操縦で再び浮かび魔導砲をはっきりと、帝城の殲滅に向けて構える。
「フリルちゃん? 私が結界を張ってあげてるから、堂々としてなさいよ? これしきの事でビビったらカトリーヌさんに3人とも引っこ抜いて貰うからね?」
「が、頑張ります」
5人が破壊された門の前に立つと、帝城内部から、皇帝陛下らしき人物が現れた。
皇帝と宰相の二人だ
大手門は壊されているために、破壊された門を挟んで対峙する形となる。
皇帝の後ろから現れたガーゴル将軍が、膝をついていた近衛兵に命令を下す。
「帝国近衛騎士が情けない姿をさらすな、毅然として皇帝陛下をお見送りしろ」
その言葉で近衛騎士達が立ち上がり、整列して2人を見送る。
「余が帝国皇帝、クリムゾン・ゾイドである」
「帝国宰相、ザノバン・サルーテだ」
「ギルノア王国、第1王子フリオニール・ギルノアだ。敗戦を認めると言う事か?」
「1つ訊ねる。帝国をどうする?」
「帝国の1億の民が、より良い生活を送れるようにする為に最善を尽くしましょう」
「そうか…… 民の為か…… 甘いな。フリオニール。その甘っちょろい考えで、この国を、この大陸を支配できるなどと本当に考えているのか?」
「勿論だ。これからの世界は争いなど必要はない。愛と美を貫けば幸せは訪れるのよ」
「のよ? だと…… おかまか?」
「失礼ね、お姉さまこの失礼な男の一物をもいでしまいましょう」
「ちょ、フリルちゃん。折角のシリアスが台無しじゃ無いの」
「シリアスなんてどうでもいいわ、あなたが馬鹿にしたおかまがどんだけのもんか思い知るがいいわ。掛かってらっしゃいよ。私達にあなた達2人で勝てるなら許してあげるわよ? ただし他の人がちょっとでも手を出したら、上の飛空船から魔導砲でこの帝都ごと殲滅しちゃうんだからね」
「ま、待て。フリオニールさっき民の為だとか言ってたじゃないか」
「ここで、潔く死ぬのか、帝都の民全部を引き連れて心中するのか選ばさせてあげるわよ」
「なんだかフリルちゃんやっぱりその発言って残念系だよ?」
「お、俺は、こんな奴らに負けるのか」
「皇帝…… 時代の流れです。諦めて下さい」
「ザノバン……」
「フリオニール、今更許せとは言わんが最後は戦って死ぬ道を選ばせろ」
「いいわよ、美しく返り討ちにしてあげるわ」
そう言って2人が剣を抜いて襲い掛かって来たが、ゲイルと、キャサリンが魔法で迎え撃つと、カトリーヌが飛び込んで2人の首を一瞬でねじ切った。
「まともに相手する意味なんか無いでしょ?」
「さぁ戦争は終わりよ。今からギルノア国王がここに到着するまで誰一人、城から出る事を禁じます。言う事を聞かなければ飛空船で殲滅だからね?」
0
面白かった! 続きが読みたい!!って思って頂けたらお気に入り登録や感想をよろしくお願いいたします(^^)/
箸休め程度にお楽しみください!
『婚約破棄された瞬間に前世の記憶がよみがえった私は、知識チートで異世界キャバ始めます!』
その他作品一覧です!
『侯爵令嬢に転生した私は、婚約破棄から始まるバラ色の異世界生活をを謳歌します。』
『黒猫な俺の異世界生活と中年オヤジな俺の現代生活が楽しくてたまらない!』
『いじめられっ子だった俺はダンジョンの現れた世界で最強能力【トランスフォーム】を駆使して無双する』
『不思議なペットボトル ~JK心愛の美味しいダンジョン攻略~』
『出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~』
『なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話』
箸休め程度にお楽しみください!
『婚約破棄された瞬間に前世の記憶がよみがえった私は、知識チートで異世界キャバ始めます!』
その他作品一覧です!
『侯爵令嬢に転生した私は、婚約破棄から始まるバラ色の異世界生活をを謳歌します。』
『黒猫な俺の異世界生活と中年オヤジな俺の現代生活が楽しくてたまらない!』
『いじめられっ子だった俺はダンジョンの現れた世界で最強能力【トランスフォーム】を駆使して無双する』
『不思議なペットボトル ~JK心愛の美味しいダンジョン攻略~』
『出戻り勇者は自重しない ~異世界に行ったら帰って来てからが本番だよね~』
『なんとなく歩いてたらダンジョンらしき場所に居た俺の話』
お気に入りに追加
4,089
あなたにおすすめの小説
幼妻は、白い結婚を解消して国王陛下に溺愛される。
秋月乃衣
恋愛
旧題:幼妻の白い結婚
13歳のエリーゼは、侯爵家嫡男のアランの元へ嫁ぐが、幼いエリーゼに夫は見向きもせずに初夜すら愛人と過ごす。
歩み寄りは一切なく月日が流れ、夫婦仲は冷え切ったまま、相変わらず夫は愛人に夢中だった。
そしてエリーゼは大人へと成長していく。
※近いうちに婚約期間の様子や、結婚後の事も書く予定です。
小説家になろう様にも掲載しています。
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。
実家から絶縁されたので好きに生きたいと思います
榎夜
ファンタジー
婚約者が妹に奪われた挙句、家から絶縁されました。
なので、これからは自分自身の為に生きてもいいですよね?
【ご報告】
書籍化のお話を頂きまして、31日で非公開とさせていただきますm(_ _)m
発売日等は現在調整中です。
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
abang
恋愛
私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
政略より愛を選んだ結婚。~後悔は十年後にやってきた。~
つくも茄子
恋愛
幼い頃からの婚約者であった侯爵令嬢との婚約を解消して、学生時代からの恋人と結婚した王太子殿下。
政略よりも愛を選んだ生活は思っていたのとは違っていた。「お幸せに」と微笑んだ元婚約者。結婚によって去っていた側近達。愛する妻の妃教育がままならない中での出産。世継ぎの王子の誕生を望んだものの産まれたのは王女だった。妻に瓜二つの娘は可愛い。無邪気な娘は欲望のままに動く。断罪の時、全てが明らかになった。王太子の思い描いていた未来は元から無かったものだった。後悔は続く。どこから間違っていたのか。
他サイトにも公開中。
【完結】聖女にはなりません。平凡に生きます!
暮田呉子
ファンタジー
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く
スローライフとは何なのか? のんびり建国記
久遠 れんり
ファンタジー
突然の異世界転移。
ちょっとした事故により、もう世界の命運は、一緒に来た勇者くんに任せることにして、いきなり告白された彼女と、日本へ帰る事を少し思いながら、どこでもキャンプのできる異世界で、のんびり暮らそうと密かに心に決める。
だけどまあ、そんな事は夢の夢。
現実は、そんな考えを許してくれなかった。
三日と置かず、騒動は降ってくる。
基本は、いちゃこらファンタジーの予定。
そんな感じで、進みます。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
番外編を閲覧することが出来ません。
過去1ヶ月以内にレジーナの小説・漫画を1話以上レンタルしている
と、レジーナのすべての番外編を読むことができます。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。