顔も思い出せぬあの味をもう一度

三浦彩夏はいつか食べたあの味を心のどこかで求めている。今でも心の中に広がる甘酸っぱく、濃厚な味わい。ある日、同僚の綾乃が思い出のナポリタンを探していることを聞いた彩夏は、その糸口をVtuberである碧海ロロへ求めることにした。
24h.ポイント 0pt
0
小説 193,836 位 / 193,836件 現代文学 8,632 位 / 8,632件

あなたにおすすめの小説

【完結】忘れてください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
愛していた。 貴方はそうでないと知りながら、私は貴方だけを愛していた。 夫の恋人に子供ができたと教えられても、私は貴方との未来を信じていたのに。 貴方から離婚届を渡されて、私の心は粉々に砕け散った。 もういいの。 私は貴方を解放する覚悟を決めた。 貴方が気づいていない小さな鼓動を守りながら、ここを離れます。 私の事は忘れてください。 ※6月26日初回完結  7月12日2回目完結しました。 お読みいただきありがとうございます。

花の心

有箱
現代文学
子ども兵士として、日々戦う僕と君――アルルテ。 彼女は、この地にいながら“花”というものが好きだった。実物は知らないけれど。 ラジオ番組や本を眺め、一度でいいから本物を見たいと夢見ている。 だが、僕らにとって、死は逃れられない運命だった。

名前のないその感情に愛を込めて

にわ冬莉
現代文学
幼い頃の記憶。 古びた鳥居と、小さな男の子。 その山で出会ったヒトは、ヒトならざる者だった。

【完結】返してください

仲 奈華 (nakanaka)
恋愛
ずっと我慢をしてきた。 私が愛されていない事は感じていた。 だけど、信じたくなかった。 いつかは私を見てくれると思っていた。 妹は私から全てを奪って行った。 なにもかも、、、、信じていたあの人まで、、、 母から信じられない事実を告げられ、遂に私は家から追い出された。 もういい。 もう諦めた。 貴方達は私の家族じゃない。 私が相応しくないとしても、大事な物を取り返したい。 だから、、、、 私に全てを、、、 返してください。

さよならまでの六ヶ月

おてんば松尾
恋愛
余命半年の妻は、不倫をしている夫と最後まで添い遂げるつもりだった……【小春】 小春は人の寿命が分かる能力を持っている。 ある日突然自分に残された寿命があと半年だということを知る。 自分の家が社家で、神主として跡を継がなければならない小春。 そんな小春のことを好きになってくれた夫は浮気をしている。 残された半年を穏やかに生きたいと思う小春…… 他サイトでも公開中

あなたの涙、いただきます。〜美食家の舌鼓〜

天乃 彗
現代文学
「あなたの涙、いただきます」  そう言って人知れず涙を流す『わたし』の前に現れたのは、体長10センチほどの小人だった。  しかもその小人は、何故かタキシードを着ていて、頭にはヘルメットをしている。そしてなにより、体に似合わぬ大きなバケツを持っていた。  彼は、涙が主食の『美食家』だと言うが──。  少し変わった涙の美食家の舌鼓。  あなたの涙は、どんな味ですか?  ***表紙画像:椎名S様より***

きみのオムレツはあいのあじ

有箱
現代文学
私たちにとって、オムレツは定番中の定番メニューだ。しかし特別なメニューでもある。 そんな我が家は片親家庭だ。 けれど、一人娘には寂しい思いをさせないよう、精一杯愛して育ててきた。 娘にとって十分であるかは、ちょっと不安だったりするけどね。 ……さてさて、今日も二人、ふわとろな幸せを頬張りましょう。

『官』『短』

島村春穂
現代文学
セックスまでの道のりは十人いれば十人のドラマがある。入口が勘違いから始まることもあるだろうし、金がない為に何かおかしなことになったり、完璧を求めるあまり滑稽になったり男女のドラマとはセックスまでの道のりと言い換えてもよいぐらいだ。人生のハイライトをある種の勘と確かな筆致で切りとった官能の短編集。

処理中です...