Excessive tears(28編の詩)

アポロ

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無題・No.26

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敷き詰められた玉砂利に
うら若きナンセンス音

まぼろし裸体の洗いざらし
かかんと仁王立ちしたれ

怒れるならば怒るのみ
かぎ爪ひたかくしても

地にひりつく蛇共とは
祖を讃えて喰らい合えよう

優しくあれ優しくあれ
安らぐ暗示を繰り返すほど

お払い箱は小さすぎよう
恥に塗れていたくもあろう

汝こそが笑えればよいぞ
この世も末の走り書き

いざ天門を押し開き
自らアンバランスを押し殺し

水色水色よ、激しく鳴るよ
さては透明阿字すだれ

妖しき鳥の換骨奪胎!
「ここだ」と囁く前に叫ぶ

真なるかな心なるかな星雲
区切られても繋ぎ切れぬなら

正直な歌声に合わせて踊ろう
単一体の火とかげとしても


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