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強く思えば
しおりを挟む「どうすれば優しくなれるのかなあ? もっと、人に優しくなりたいんよ」
最近色々しんどいらしい友だちから、メールが届いた。考えたこと。
難しそうな課題ねえ、とは思わない。
まあ、お茶でも飲みながら書いてみるぞ。
前にも少し語ったのだけど、ぼくだって、優しい人にはなりきれない。
でも優しく変わりつつあると思う。
良い人間になりたいと思い続けてきた。
強く思うと、思った通り変われるはず。
信じて、祈るのである。
ちょっと宗教に関わる話をしておきたい。
(ここで何かに勧誘したりする意図はまったくありませーん。)
信仰は、個人的に好きと思う神様が良い。
イエスでも仏陀でも天照大神でも良い。
破壊的なカルトでない限り何でも良い。
ぼくの場合、イエスでありマリアに祈る。
健全な宗教は、善の人生観を強化する。
なりたい自分になるパワーを与えてくれるし、自分の弱さこそ希望の源泉だと気付かせる考え方・イメージを生むと考えられる。
自分にも他者にも失望すると良くない。
我々人間は、聖なる生き物だと信じたい。
神聖なイメージを広げると、どんな闇に沈めど人を信じてみたくなる。
脳には真実、無限の可能性が満ちている。
優しくなれない時、悪魔に支配されかけているのだと考える。これ負のイメージ。
これに対抗すべく、神は天使を派遣してくれる。これ陽のイメージ。
夜の後は朝がくる。
引潮の後は満潮だ。
ただのたとえではなくて、事実として脳には、あらゆる自然物のイメージを吸収する能力がある。イメージが力だ。
イメージの力こそ心・人格を変遷させる。
善に心をゆだねることは善いことである。
悪をコントロールするものは幸いである。
祈りは、イメージを実現する神の召喚なのではないか。
自分が優しくないと感じる時は、優しいと感じられる人をよく見て考える。
「私」もそうなる(なった)と信じて。
人生は思考する世界に自然引っ張られる。
悩んでも悩まなくても、人を愛する意思を捨てさえしなければ、大丈夫。いける。
優しくなれないのは、一時的な問題に過ぎない。明日の自分に期待すれば良い。
自分の善性は自立している。優しくなった。
少なくとも、以前よりも。そう理解している。
理解したら、何かに妙に依存しなくても、自由なイメージがさらに広がらないか。
そしてそれなりに、立派な人になれる気がしてこないか。
神様なんか信じられないよって時も、たまにはあって当然。
嫌なことがたて続けに起こると「もぉぉぉ」ってなる。
それでも人を信じて。誰かを思って。
たとえ言葉を交換できずとも、人間みんな、だいたい似たようなものだと思う。
バラバラのようで、大差はないと思う。
強く思う。優しく思う。そして、また祈る。
痛みや疲れを分かってくれる人がいる。
同じように感じてる人もいる。
仲間が励ましてくれる。励ませる。
自分を思い出して、元気になる人もいる。
その人への優しい気持ちが湧いてくる。
その人の存在もまた、神の子、希望の光を運んでくれる、尊い自然物なのだ。
だれでもしあわせになれるよ。
しあわせになろうね。
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