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最終章
【見たい方向け】暫定最終シーン(冒頭に注意書き有り!!)
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以下、暫定の最終シーンです。
『アリスたん』シリーズは、正直そこまで真面目に書いているわけじゃないので、最後まで溜め込んでおく必要もないかなと思って、公開します。見たい方はどうぞ!!!
**********
あの後、『エリオット様』は芸能界から姿を消した。もちろん、ぼくもアリスたんも会っていないし、彼の行方は知らない。『エリオット様』主演のあのドラマの続編も打ち切りになってしまって、アリスたんもぼくも含めてファンはみんな悲しんだ。だけど、あの『エリオット様』みたいな人のおかげでぼくたちが安全に暮らせて、今ごろだってぼくたちの知らないところでこの国を守ってくれているんだろうな、って思うと、なんだか誇らしい気持ちにもなる。
アリスたんは「わたしがエリオット様の正体暴いちゃったからだ」とか言って、責任感じたのか最初は落ち込んでいたけど、さすがアリスたん! 気持ちを切り替えて、早速新しい俳優さんに熱を上げていた。アリスたんいわく、「シロクマさん似」らしい。
「きゃあぁっ~~~!! ミーちゃ様ぁ~~~っ!!!!」
「ちょっとアリスたぁん? 今ぼく日記書いてるんだから、もうちょっと静かに観ててくれるぅ?」
ぼくが口を開くと同時になぜかぼくの頭めがけて飛んできたテレビのリモコンを華麗にキャッチして、ぼくは言った。
「今ミーちゃ様がしゃべってんだから、あんたこそ静かにしてっ!!」
「はいは~い」
もうっ、アリスたんってば! このリモコン、作りが結構しっかりしてて案外重いんだよ? ちゃんと使いこなせば鈍器になりそうなのに、それを軽々と、しかも正確に投げられるなんて、アリスたんはすごいなぁ?? アリスたんこそ、「アリスたん捜査官」どころじゃなくて「秘密機関のエージェント」みたいなのになれそうじゃない? とにかく、アリスたんが元気になってくれて何よりだった。
この様子だと、アリスたんのイケメン応援活動はまだまだ続きそうだ。アリスたんは分かってると思うけど、アリスたんがどんなにイケメンくんに夢中になっていても、ぼくはアリスたんのそばを離れるつもりはないからね!
『アリスたん』シリーズは、正直そこまで真面目に書いているわけじゃないので、最後まで溜め込んでおく必要もないかなと思って、公開します。見たい方はどうぞ!!!
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あの後、『エリオット様』は芸能界から姿を消した。もちろん、ぼくもアリスたんも会っていないし、彼の行方は知らない。『エリオット様』主演のあのドラマの続編も打ち切りになってしまって、アリスたんもぼくも含めてファンはみんな悲しんだ。だけど、あの『エリオット様』みたいな人のおかげでぼくたちが安全に暮らせて、今ごろだってぼくたちの知らないところでこの国を守ってくれているんだろうな、って思うと、なんだか誇らしい気持ちにもなる。
アリスたんは「わたしがエリオット様の正体暴いちゃったからだ」とか言って、責任感じたのか最初は落ち込んでいたけど、さすがアリスたん! 気持ちを切り替えて、早速新しい俳優さんに熱を上げていた。アリスたんいわく、「シロクマさん似」らしい。
「きゃあぁっ~~~!! ミーちゃ様ぁ~~~っ!!!!」
「ちょっとアリスたぁん? 今ぼく日記書いてるんだから、もうちょっと静かに観ててくれるぅ?」
ぼくが口を開くと同時になぜかぼくの頭めがけて飛んできたテレビのリモコンを華麗にキャッチして、ぼくは言った。
「今ミーちゃ様がしゃべってんだから、あんたこそ静かにしてっ!!」
「はいは~い」
もうっ、アリスたんってば! このリモコン、作りが結構しっかりしてて案外重いんだよ? ちゃんと使いこなせば鈍器になりそうなのに、それを軽々と、しかも正確に投げられるなんて、アリスたんはすごいなぁ?? アリスたんこそ、「アリスたん捜査官」どころじゃなくて「秘密機関のエージェント」みたいなのになれそうじゃない? とにかく、アリスたんが元気になってくれて何よりだった。
この様子だと、アリスたんのイケメン応援活動はまだまだ続きそうだ。アリスたんは分かってると思うけど、アリスたんがどんなにイケメンくんに夢中になっていても、ぼくはアリスたんのそばを離れるつもりはないからね!
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