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第五章 聖龍王国の御姫様
閑話休題 アレクシィの話2
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「大分と寒ぅなってきたのぉ」
「そうだな」
肩を震わせるアクサナに、レインズが寄り添う。
世界最北の島国[聖龍王国]目指して船は北へ北へと進み、
甲板に吹く頬を心地よく撫でていた風も、すっかり冷たくなっていた。
甲板で鈍色の空を眺めていたアクサナが、ブルっと震える。
「魔族は寒さに弱いのか?」
「いや、人族と変わりない。
じゃが、魔力で体に暖気や冷気を纏う事は出来るからの、人族より強いとも言えるの」
「じゃあなんでそんなに寒そうなんだよ?」
「ふふ、寒そうにしとるとな、主様が釣れるんじゃ」
「はは、見事に釣られてしまったな。」
レインズはアクサナの肩を抱き寄せ、自分のマントの中にアクサナを招き入れる。
「人には魔力は無いが、創意工夫がある」
「なんじゃ、魔族は阿呆みたいな言い方じゃな」
「違うよ、必要があるから工夫するんだよ」
レインズはすっかり冷え切ったアクサナの、小さく冷たい手を取ると、
自身のポケットへ誘う。
「あーっ!アクサナちゃんがまたお兄ちゃんとくっついてる!」
船室からセレーテを引き連れ、甲板に上がって来たレイシィが非難の声を上げる。
「おお、レイシィか。なんじゃ、羨ましいのかえ?」
「そぉゆうんじゃないけど!」
「あ、おいおい」
言いながらこちらに駆け寄って来たレイシィが、アクサナを押しやりながらレインズのマントに入って来る。
「ここは一人用なんじゃなのぉ」
「アクサナちゃんは小さいから、もう一人大丈夫なの!」
「おいおい、ゴソゴソするなよ。熱が逃げるっ」
やれやれといった風のレインズに、
「なんだ御前様、モテモテじゃないか。どれ、オレも入れてもらおうかな?」
セレーテもモソモソとマントに入って来る。
「ま、待て待てセレーテ!もう一杯じゃ!」
「なんだよ、オレだけ仲間ハズレはヒドイじゃないかっ」
「ははは、この方があったかいよ!」
「く、苦しっ、苦しいって!」
マントの首紐が締まり、レインズが悲鳴を上げるー。
「ふふ、皆すっかり仲良しですねぇ」
「暢気な事言うなよ、危なかったんだからな」
自室に戻ったレインズは、首元をさすりながらアレクシィの淹れるお茶を飲む。
「あんなに怖がって私の後ろに隠れてたレイシィが、アクサナ様やセレーテ様だけじゃなく、
他の船員達とも話せるようになって…これが親離れというモノでしょうか?」
「すまん、ちょっと俺にはわからないが…」
アレクシィは何か言いたそうにしているレインズに気付く。
「どうされたんです、坊ちゃま?」
「坊ちゃまって呼ぶなよ、恥ずかしい」
「二人の時はお許しください、お願いします」
アレクシィは恭しく頭を下げ、許しを請う。
「…わかったよ」
レインズは渋々ながら、アレクシィの願いを聞き入れる。
「そうか、二人きりか…」
レインズが思いついたように声を出す。
「え、な、何ですか?二人きりだから変なコトしたくなりました?」
アレクシィはニヤニヤしながら、レインズから距離を取る。
「ち、違う!いや、さっき言おうか迷ったんだが…」
「なんですか?」
レインズは大きく深呼吸し、
「…お前の胸、お、大きくなってないか?」
「えっ、エッチ!スケベっ!坊ちゃまは私の事、そんな目で見てたんですかっ?!」
顔を真っ赤にしたアレクシィは、両手で胸を隠しながらレインズに背を向ける。
「あぁ、ス、スマン!そんなつもりじゃ…っ!くそ、やっぱり言うんじゃなかった!」
「そんなつもりじゃないって、じゃあ一体どんなつもりでそんなコトおっしゃるんですかっ?!」
まったくもってアレクシィの言う通りだ。
スケベな理由以外でどんな意図で乙女にそんな質問をするのか。
「い、いや、アレクシィの事は昔からずっと見てるから!
へ、変化があればすぐわかるって言うか…っ!」
「……ずっと、見てたんですか?」
「そりゃそうだろ!姉上より一緒にいるんだぞっ?」
「確かに…そうですね。ま、まあ、私も坊ちゃまをずっと見てますしね!」
「そ、そう!そうだよ、お互い様だよ!」
レインズは何とか誤魔化すことに成功する。
『よし、誤魔化せた!今のうちに退散しよう(俺の部屋だけど)』
「あ、そうだレイシィと遊んでやる約束だった!」
レインズは棒読みで言い訳すると席を立ち、そそくさと部屋を出ようと扉へ向かう。
「あ、あの!お坊ちゃま…」
「は、はい?」
ドアノブに手を架けた瞬間、アレクシィに呼び止められる。
さすがに無視して出て行くワケにもいかず、レインズはドアノブから手を放す。
「じ、実はその、おっしゃる通り、大きくなってまして…///」
「お、おお、やはりか」
やはりか、じゃない!とレインズは心の中でツッコみながら、アレクシィの話を聞く。
「レイシィの世話をしていたせいかその、母性みたいなのが芽生えまして…」
「うんうん」
「その、胸がお、大きくって言うか、その…張ってると言いますか…」
「うんうん」
「…出るんです///」
「は?何が?」
「お、おっぱいが…///」
『聞くんじゃなかった…』レインズは後悔したが、もうどうしようもない。
かと言って、何と返していいかわからず、呆然とアレクシィを眺めるしか出来ない。
業を煮やしたのか、埒が明かないと思ったのか、アレクシィがおもむろに、
その巨大な二つの果実を隠していた両手を後ろ手に回し、
「お、お飲みになりますか?///」
「え……」
想像してもなかった展開に、レインズは戸惑い、
「で、では、失礼して…っ」
パニックになったレインズはアレクシィの巨大な双丘へと引き寄せられてー。
「何をやっとんじゃ、お主ら?」
「せ、船室から出てこないと思ったら、そ、そんなコトをっ!」
「セレーテお姉ちゃん、見えないよ?手、どけてよ?」
鍵をさっき開けていたようで、ドアの前にはアクサナ達が呆れ顔で立っていた。
「い、いや、こ、コレは!」
レインズは必死で弁解しようとするが、
「…もうお前ら結婚しちゃえよ」
「ワシは前からずっと言うとるがな」
「「そ、そーゆーんじゃないからっ!」」
二人のハモリが船室に響いたー。
つづく
「そうだな」
肩を震わせるアクサナに、レインズが寄り添う。
世界最北の島国[聖龍王国]目指して船は北へ北へと進み、
甲板に吹く頬を心地よく撫でていた風も、すっかり冷たくなっていた。
甲板で鈍色の空を眺めていたアクサナが、ブルっと震える。
「魔族は寒さに弱いのか?」
「いや、人族と変わりない。
じゃが、魔力で体に暖気や冷気を纏う事は出来るからの、人族より強いとも言えるの」
「じゃあなんでそんなに寒そうなんだよ?」
「ふふ、寒そうにしとるとな、主様が釣れるんじゃ」
「はは、見事に釣られてしまったな。」
レインズはアクサナの肩を抱き寄せ、自分のマントの中にアクサナを招き入れる。
「人には魔力は無いが、創意工夫がある」
「なんじゃ、魔族は阿呆みたいな言い方じゃな」
「違うよ、必要があるから工夫するんだよ」
レインズはすっかり冷え切ったアクサナの、小さく冷たい手を取ると、
自身のポケットへ誘う。
「あーっ!アクサナちゃんがまたお兄ちゃんとくっついてる!」
船室からセレーテを引き連れ、甲板に上がって来たレイシィが非難の声を上げる。
「おお、レイシィか。なんじゃ、羨ましいのかえ?」
「そぉゆうんじゃないけど!」
「あ、おいおい」
言いながらこちらに駆け寄って来たレイシィが、アクサナを押しやりながらレインズのマントに入って来る。
「ここは一人用なんじゃなのぉ」
「アクサナちゃんは小さいから、もう一人大丈夫なの!」
「おいおい、ゴソゴソするなよ。熱が逃げるっ」
やれやれといった風のレインズに、
「なんだ御前様、モテモテじゃないか。どれ、オレも入れてもらおうかな?」
セレーテもモソモソとマントに入って来る。
「ま、待て待てセレーテ!もう一杯じゃ!」
「なんだよ、オレだけ仲間ハズレはヒドイじゃないかっ」
「ははは、この方があったかいよ!」
「く、苦しっ、苦しいって!」
マントの首紐が締まり、レインズが悲鳴を上げるー。
「ふふ、皆すっかり仲良しですねぇ」
「暢気な事言うなよ、危なかったんだからな」
自室に戻ったレインズは、首元をさすりながらアレクシィの淹れるお茶を飲む。
「あんなに怖がって私の後ろに隠れてたレイシィが、アクサナ様やセレーテ様だけじゃなく、
他の船員達とも話せるようになって…これが親離れというモノでしょうか?」
「すまん、ちょっと俺にはわからないが…」
アレクシィは何か言いたそうにしているレインズに気付く。
「どうされたんです、坊ちゃま?」
「坊ちゃまって呼ぶなよ、恥ずかしい」
「二人の時はお許しください、お願いします」
アレクシィは恭しく頭を下げ、許しを請う。
「…わかったよ」
レインズは渋々ながら、アレクシィの願いを聞き入れる。
「そうか、二人きりか…」
レインズが思いついたように声を出す。
「え、な、何ですか?二人きりだから変なコトしたくなりました?」
アレクシィはニヤニヤしながら、レインズから距離を取る。
「ち、違う!いや、さっき言おうか迷ったんだが…」
「なんですか?」
レインズは大きく深呼吸し、
「…お前の胸、お、大きくなってないか?」
「えっ、エッチ!スケベっ!坊ちゃまは私の事、そんな目で見てたんですかっ?!」
顔を真っ赤にしたアレクシィは、両手で胸を隠しながらレインズに背を向ける。
「あぁ、ス、スマン!そんなつもりじゃ…っ!くそ、やっぱり言うんじゃなかった!」
「そんなつもりじゃないって、じゃあ一体どんなつもりでそんなコトおっしゃるんですかっ?!」
まったくもってアレクシィの言う通りだ。
スケベな理由以外でどんな意図で乙女にそんな質問をするのか。
「い、いや、アレクシィの事は昔からずっと見てるから!
へ、変化があればすぐわかるって言うか…っ!」
「……ずっと、見てたんですか?」
「そりゃそうだろ!姉上より一緒にいるんだぞっ?」
「確かに…そうですね。ま、まあ、私も坊ちゃまをずっと見てますしね!」
「そ、そう!そうだよ、お互い様だよ!」
レインズは何とか誤魔化すことに成功する。
『よし、誤魔化せた!今のうちに退散しよう(俺の部屋だけど)』
「あ、そうだレイシィと遊んでやる約束だった!」
レインズは棒読みで言い訳すると席を立ち、そそくさと部屋を出ようと扉へ向かう。
「あ、あの!お坊ちゃま…」
「は、はい?」
ドアノブに手を架けた瞬間、アレクシィに呼び止められる。
さすがに無視して出て行くワケにもいかず、レインズはドアノブから手を放す。
「じ、実はその、おっしゃる通り、大きくなってまして…///」
「お、おお、やはりか」
やはりか、じゃない!とレインズは心の中でツッコみながら、アレクシィの話を聞く。
「レイシィの世話をしていたせいかその、母性みたいなのが芽生えまして…」
「うんうん」
「その、胸がお、大きくって言うか、その…張ってると言いますか…」
「うんうん」
「…出るんです///」
「は?何が?」
「お、おっぱいが…///」
『聞くんじゃなかった…』レインズは後悔したが、もうどうしようもない。
かと言って、何と返していいかわからず、呆然とアレクシィを眺めるしか出来ない。
業を煮やしたのか、埒が明かないと思ったのか、アレクシィがおもむろに、
その巨大な二つの果実を隠していた両手を後ろ手に回し、
「お、お飲みになりますか?///」
「え……」
想像してもなかった展開に、レインズは戸惑い、
「で、では、失礼して…っ」
パニックになったレインズはアレクシィの巨大な双丘へと引き寄せられてー。
「何をやっとんじゃ、お主ら?」
「せ、船室から出てこないと思ったら、そ、そんなコトをっ!」
「セレーテお姉ちゃん、見えないよ?手、どけてよ?」
鍵をさっき開けていたようで、ドアの前にはアクサナ達が呆れ顔で立っていた。
「い、いや、こ、コレは!」
レインズは必死で弁解しようとするが、
「…もうお前ら結婚しちゃえよ」
「ワシは前からずっと言うとるがな」
「「そ、そーゆーんじゃないからっ!」」
二人のハモリが船室に響いたー。
つづく
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