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高等部3年生
そっくりさん登場(後編)
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──そして、昼休み。
待ち合わせのカフェテリアに行き、ケリーを探す。
「アリアさーん! ここです!」
少し離れた場所から、ケリーが元気よく手を振っている。
「ごめんね、待たせちゃったね」
「いえ、私も今来たところです」
私に気を遣わせないように言ってくれたのかな?
さっそくケリーの向かいに座りメニューを眺めていると、突如、覚えのある声が聞こえてきた。
「私もご一緒してよろしいかしら?」
メニューを持ったまま、ゆっくりと目線を上げる。
その先にはセレスが立っていた。
『また後で』って……この事だったのか!
んー、私はもちろんいいけど、ケリーがどう思うかな?
悩んでいると、私が返答するよりも早くケリーが口を開いた。
「もちろんです! セレスさんとご一緒できるなんて光栄です!」
「あら、ありがとう」
笑顔で答えるケリーにお礼を告げ、セレスは私の右隣へと腰を下ろした。
「はじめまして。アリアの大(大大∞)親友、セレスと申します。先ほどアリアから貴方のお話は聞かせてもらったわ。よろしくね、ケリーさん」
「セレスさんのような素敵な方にそう言ってもらえて嬉しいです。私のことは気軽に“ケリー”と呼んでください」
ケリーに微笑みつつ、セレスがそっと囁く。
「やっぱり……似ているわ」
「え……? すみません、よく聞こえなかったのですが……」
「いえ、なんでもないの」
ケリーの位置からは、セレスの声が聞こえなかったらしい。
セレスにしては珍しく小声だったし。
隣に座っていた私には聞こえたけど……似ている?
私と、って事だよね??
疑問に思いながらも、ケリーとセレスの会話に耳を傾ける。
ケリーは人見知りをしないタイプなのかな?
セレスにも物怖じせず話している。
「──せっかくだから一緒に食べようと思ったんだけど……先約があったみたいだね」
ふいに話し掛けられ、セレスが咄嗟に後ろを振り返った。
「あら、オーンとミネルじゃない」
遅れつつ、私も後ろへと視線を移す。
あっ、本当だ。
「2人はこれからお昼なんだね」
「そうなんだ。さっきまでミネルと同じ授業を受けていてね」
オーンが私に向かって微笑み掛ける。
以前とは違い、全員が集まる事はほとんどなくなったけど、授業が同じ時は変わらずに幼なじみ同士で昼食を摂っている。
オーンとミネルもそのつもりでカフェテリアに来て、たまたま私とセレスを見つけたらしい。
「邪魔をしたくないから今回は遠慮するよ。それじゃあ……」
気を利かせて去ろうとするオーンに、すぐさまケリーが話し掛ける。
「よろしければ、一緒に食べませんか?」
「えっ?」
「アリアさん、セレスさんと一緒に食べようと思っていらっしゃったようなので……よければ、ご一緒にと思いまして」
「…………」
ケリーからの申し出に、オーンとミネルが何とも言えないような表情を浮かべている。
私も少しだけビックリしてしまった。
ミネルはともかく、王子であるオーンを幼なじみ以外で気軽に誘う子を初めて見た。
「……“ケリー”か」
ミネルが独り言のように呟くと、ケリーが途端に驚いた表情を見せる。
「ミネルさん、私を知ってるんですか?」
「ああ、失礼。ケリーさんだったな」
ミネルの言葉にケリーがクスッと笑った。
「“ケリー”の方が嬉しいです。先ほどと同じように“ケリー”と呼んでください」
「ああ、よろしく。ケリーさん」
ミネル……そこは“ケリー”じゃないんだ。
けれど、ケリーは気にした様子も見せず「図々しかったですね」と笑っている。
「では、お言葉に甘えてご一緒させてもらおうか」
オーンが私の左横に座り、オーンの隣にミネルが座った。
円卓だから、ミネルの左横にはケリーがいる。
……なんだか、奇妙なメンバーでお昼を食べる事になったなぁ。
チラリとケリーを見れば、少しだけ興奮した様子でみんなと話している。
緊張させちゃうかなと思ったけど、楽しそうだし良かった。
「皆さんは、幼なじみなんですよね?」
「ええ、そうよ」
「だから、仲がいいんですね!」
ケリーの言葉にオーンとミネル、セレスが顔を見合わせる。
「アリアとは仲がいいわ」
「そこまでの仲ではない」
「そうだね。仲はいいかな」
3人が同時に返事をする。
まさに三者三様!!
それはともかく……あれ? さっきからケリーの発言を聞いて、何かが引っ掛かる。
なんだろう??
…………はっ!! わかった!!!
私がある事に気がついたタイミングで、セレスがケリーに話し掛ける。
「ケリーさんは、私たちの事をご存知のようね」
「はい! 有名な方たちですからっ!」
元気に答えるケリーに対し、セレスがわずかに声のトーンを落とす。
「……アリアの事は、知らなかったのよね?」
そう、そうなのだ!
引っ掛かっていた正体はこれだ!!
ただ理由は分かるので、あえて聞くのを止めたんだけど……。
セレスが聞いちゃったぁぁぁ。
「あっ、はっ、はい」
セレスの射抜くような視線に、初めてケリーが動揺を見せる。
それと同時に私の方へと顔を向けると、申し訳なさそうに頭を下げてきた。
「ごめんなさい、アリアさん!」
「気にしないで、ケリー」
そう! 最近はすっかり忘れていたけど、目立つのは私の幼なじみ達だけだった。
いつの間にか、私は調子に乗っていたようだ。
ありがとう、ケリー。
貴方のお陰で自分を見つめ直す事ができました。
その後、お昼を無事に食べ終えると、それぞれ次の授業へと向かう事になった。
私とオーンは同じ授業なので、一緒に教室へと移動する。
その途中、隣を歩くオーンがそっと口を開いた。
「ケリーさんとお昼を一緒に食べる事になった経緯を聞いてもいいかな?」
「うん……? うん」
別に隠す内容でもなかった為、今日の出来事をそのままオーンに伝える。
「……そう」
オーンも、ケリーの話を聞いた時のセレスと同じような表情をしている。
何かを考えるように顎に手を添えつつも、私の顔を見ると小さく息を吐き出した。
「いい子そうだね」
「ねっ! 話しやすいし」
私がにっこり笑うと、オーンも微笑んだ。
「ただ……何か迷ったり、困ったりした場合には僕を頼って欲しい」
目を合わせながら、優しい表情で語り掛けてくる。
「うん? ありがとう」
「アリアは忘れそうだなぁ。絶対だよ?」
言うと同時に足を止め、オーンが腰を屈める。
それから、まるで確認するかのように私の方へと顔を近づけてきた。
いつも……近いって!!
今のところ、私の頭の中は……エウロへの返事をどうするかでいっぱいだ。
エウロの事は好き。
……いや、恥ずかしいから控えめに言ってしまったけど、大好きだ。
エウロとは気が合うと思う場面が何度もある。
会話も弾むし、一緒にいて楽しい。
それが幼なじみ、友人に対しての好きなのか、恋愛での好きなのか……。
これは……さすがに誰にも相談できないしなぁ。
私の決めた心次第では、オーンにも返事をする事になる。
「そうそう、アリア」
「うん?」
「ミネルと何かあった?」
へっ!?
いきなりの質問に、思わず動揺してしまう。
「な、なんで?」
「ミネルと話す時、力が入っているように見えたから」
す、するどい!!
「いや、……うん」
キスされました……とは、とても言えない!
された当初は多少怒りもあったけど、ミネルとはもう普通に話している。
……けど、ミネルの助言についてはその通りだと思う部分もあったので、思い出した時は気を引き締めるようにしている。
キスした張本人であるミネルの助言を聞き入れるというのも不思議な話だけど。
「言えない話?」
「……いや、うん。3年生になって少し気が緩んでいたからね。気合いを入れただけ」
すると突然、オーンの雰囲気がガラリと変わった。
「なるほど。気を引き締めなきゃいけない何かがあったのか」
またしても、鋭い!!
答えるたびに余計な事を言ってしまいそうで黙っていると、オーンが小さく声を漏らした。
「……んー、のんびりし過ぎていたのかもしれない」
「うん?」
意味が分からず、オーンの顔を見上げる。
オーンも私の方へと視線を向けると、またしても腰を屈め、顔を近づけてきた。
「アリアを一番愛しているのは、私……僕だから。それは忘れないでほしい」
囁くように告げ、オーンが私からゆっくりと顔を離す。
「さぁ、遅れないよう授業に行こう」
「……う、うん」
何事もなかったかのように歩き出すオーンに続き、教室へと移動する。
無論、オーンからの告白を聞いた私が、顔を熱くしたまま授業を受ける事になったのは言うまでもない。
──数時間後。
授業を終え、寮へ戻ると、部屋の前に誰かが立っているのが見えた。
誰? ……って遠目からでもすぐに分かる。ルナだ!!
「ルナ、どうしたの?」
ルナに近づき、声を掛ける。
「アリア」
驚いた事に、ルナは今にも泣きそうな表情を浮かべている。
「な、何があったの?」
「兄様が……」
リーセさんが!?
「結婚しちゃうかもしれない!」
待ち合わせのカフェテリアに行き、ケリーを探す。
「アリアさーん! ここです!」
少し離れた場所から、ケリーが元気よく手を振っている。
「ごめんね、待たせちゃったね」
「いえ、私も今来たところです」
私に気を遣わせないように言ってくれたのかな?
さっそくケリーの向かいに座りメニューを眺めていると、突如、覚えのある声が聞こえてきた。
「私もご一緒してよろしいかしら?」
メニューを持ったまま、ゆっくりと目線を上げる。
その先にはセレスが立っていた。
『また後で』って……この事だったのか!
んー、私はもちろんいいけど、ケリーがどう思うかな?
悩んでいると、私が返答するよりも早くケリーが口を開いた。
「もちろんです! セレスさんとご一緒できるなんて光栄です!」
「あら、ありがとう」
笑顔で答えるケリーにお礼を告げ、セレスは私の右隣へと腰を下ろした。
「はじめまして。アリアの大(大大∞)親友、セレスと申します。先ほどアリアから貴方のお話は聞かせてもらったわ。よろしくね、ケリーさん」
「セレスさんのような素敵な方にそう言ってもらえて嬉しいです。私のことは気軽に“ケリー”と呼んでください」
ケリーに微笑みつつ、セレスがそっと囁く。
「やっぱり……似ているわ」
「え……? すみません、よく聞こえなかったのですが……」
「いえ、なんでもないの」
ケリーの位置からは、セレスの声が聞こえなかったらしい。
セレスにしては珍しく小声だったし。
隣に座っていた私には聞こえたけど……似ている?
私と、って事だよね??
疑問に思いながらも、ケリーとセレスの会話に耳を傾ける。
ケリーは人見知りをしないタイプなのかな?
セレスにも物怖じせず話している。
「──せっかくだから一緒に食べようと思ったんだけど……先約があったみたいだね」
ふいに話し掛けられ、セレスが咄嗟に後ろを振り返った。
「あら、オーンとミネルじゃない」
遅れつつ、私も後ろへと視線を移す。
あっ、本当だ。
「2人はこれからお昼なんだね」
「そうなんだ。さっきまでミネルと同じ授業を受けていてね」
オーンが私に向かって微笑み掛ける。
以前とは違い、全員が集まる事はほとんどなくなったけど、授業が同じ時は変わらずに幼なじみ同士で昼食を摂っている。
オーンとミネルもそのつもりでカフェテリアに来て、たまたま私とセレスを見つけたらしい。
「邪魔をしたくないから今回は遠慮するよ。それじゃあ……」
気を利かせて去ろうとするオーンに、すぐさまケリーが話し掛ける。
「よろしければ、一緒に食べませんか?」
「えっ?」
「アリアさん、セレスさんと一緒に食べようと思っていらっしゃったようなので……よければ、ご一緒にと思いまして」
「…………」
ケリーからの申し出に、オーンとミネルが何とも言えないような表情を浮かべている。
私も少しだけビックリしてしまった。
ミネルはともかく、王子であるオーンを幼なじみ以外で気軽に誘う子を初めて見た。
「……“ケリー”か」
ミネルが独り言のように呟くと、ケリーが途端に驚いた表情を見せる。
「ミネルさん、私を知ってるんですか?」
「ああ、失礼。ケリーさんだったな」
ミネルの言葉にケリーがクスッと笑った。
「“ケリー”の方が嬉しいです。先ほどと同じように“ケリー”と呼んでください」
「ああ、よろしく。ケリーさん」
ミネル……そこは“ケリー”じゃないんだ。
けれど、ケリーは気にした様子も見せず「図々しかったですね」と笑っている。
「では、お言葉に甘えてご一緒させてもらおうか」
オーンが私の左横に座り、オーンの隣にミネルが座った。
円卓だから、ミネルの左横にはケリーがいる。
……なんだか、奇妙なメンバーでお昼を食べる事になったなぁ。
チラリとケリーを見れば、少しだけ興奮した様子でみんなと話している。
緊張させちゃうかなと思ったけど、楽しそうだし良かった。
「皆さんは、幼なじみなんですよね?」
「ええ、そうよ」
「だから、仲がいいんですね!」
ケリーの言葉にオーンとミネル、セレスが顔を見合わせる。
「アリアとは仲がいいわ」
「そこまでの仲ではない」
「そうだね。仲はいいかな」
3人が同時に返事をする。
まさに三者三様!!
それはともかく……あれ? さっきからケリーの発言を聞いて、何かが引っ掛かる。
なんだろう??
…………はっ!! わかった!!!
私がある事に気がついたタイミングで、セレスがケリーに話し掛ける。
「ケリーさんは、私たちの事をご存知のようね」
「はい! 有名な方たちですからっ!」
元気に答えるケリーに対し、セレスがわずかに声のトーンを落とす。
「……アリアの事は、知らなかったのよね?」
そう、そうなのだ!
引っ掛かっていた正体はこれだ!!
ただ理由は分かるので、あえて聞くのを止めたんだけど……。
セレスが聞いちゃったぁぁぁ。
「あっ、はっ、はい」
セレスの射抜くような視線に、初めてケリーが動揺を見せる。
それと同時に私の方へと顔を向けると、申し訳なさそうに頭を下げてきた。
「ごめんなさい、アリアさん!」
「気にしないで、ケリー」
そう! 最近はすっかり忘れていたけど、目立つのは私の幼なじみ達だけだった。
いつの間にか、私は調子に乗っていたようだ。
ありがとう、ケリー。
貴方のお陰で自分を見つめ直す事ができました。
その後、お昼を無事に食べ終えると、それぞれ次の授業へと向かう事になった。
私とオーンは同じ授業なので、一緒に教室へと移動する。
その途中、隣を歩くオーンがそっと口を開いた。
「ケリーさんとお昼を一緒に食べる事になった経緯を聞いてもいいかな?」
「うん……? うん」
別に隠す内容でもなかった為、今日の出来事をそのままオーンに伝える。
「……そう」
オーンも、ケリーの話を聞いた時のセレスと同じような表情をしている。
何かを考えるように顎に手を添えつつも、私の顔を見ると小さく息を吐き出した。
「いい子そうだね」
「ねっ! 話しやすいし」
私がにっこり笑うと、オーンも微笑んだ。
「ただ……何か迷ったり、困ったりした場合には僕を頼って欲しい」
目を合わせながら、優しい表情で語り掛けてくる。
「うん? ありがとう」
「アリアは忘れそうだなぁ。絶対だよ?」
言うと同時に足を止め、オーンが腰を屈める。
それから、まるで確認するかのように私の方へと顔を近づけてきた。
いつも……近いって!!
今のところ、私の頭の中は……エウロへの返事をどうするかでいっぱいだ。
エウロの事は好き。
……いや、恥ずかしいから控えめに言ってしまったけど、大好きだ。
エウロとは気が合うと思う場面が何度もある。
会話も弾むし、一緒にいて楽しい。
それが幼なじみ、友人に対しての好きなのか、恋愛での好きなのか……。
これは……さすがに誰にも相談できないしなぁ。
私の決めた心次第では、オーンにも返事をする事になる。
「そうそう、アリア」
「うん?」
「ミネルと何かあった?」
へっ!?
いきなりの質問に、思わず動揺してしまう。
「な、なんで?」
「ミネルと話す時、力が入っているように見えたから」
す、するどい!!
「いや、……うん」
キスされました……とは、とても言えない!
された当初は多少怒りもあったけど、ミネルとはもう普通に話している。
……けど、ミネルの助言についてはその通りだと思う部分もあったので、思い出した時は気を引き締めるようにしている。
キスした張本人であるミネルの助言を聞き入れるというのも不思議な話だけど。
「言えない話?」
「……いや、うん。3年生になって少し気が緩んでいたからね。気合いを入れただけ」
すると突然、オーンの雰囲気がガラリと変わった。
「なるほど。気を引き締めなきゃいけない何かがあったのか」
またしても、鋭い!!
答えるたびに余計な事を言ってしまいそうで黙っていると、オーンが小さく声を漏らした。
「……んー、のんびりし過ぎていたのかもしれない」
「うん?」
意味が分からず、オーンの顔を見上げる。
オーンも私の方へと視線を向けると、またしても腰を屈め、顔を近づけてきた。
「アリアを一番愛しているのは、私……僕だから。それは忘れないでほしい」
囁くように告げ、オーンが私からゆっくりと顔を離す。
「さぁ、遅れないよう授業に行こう」
「……う、うん」
何事もなかったかのように歩き出すオーンに続き、教室へと移動する。
無論、オーンからの告白を聞いた私が、顔を熱くしたまま授業を受ける事になったのは言うまでもない。
──数時間後。
授業を終え、寮へ戻ると、部屋の前に誰かが立っているのが見えた。
誰? ……って遠目からでもすぐに分かる。ルナだ!!
「ルナ、どうしたの?」
ルナに近づき、声を掛ける。
「アリア」
驚いた事に、ルナは今にも泣きそうな表情を浮かべている。
「な、何があったの?」
「兄様が……」
リーセさんが!?
「結婚しちゃうかもしれない!」
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