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高等部2年生
事前準備は怠らず(前編)
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なんだろう?
不謹慎かもしれないけど、ドキドキしてきた。
楽しみとも違うドキドキ。
緊張感からくるドキドキなのかな?
いつもはみんなの意見を聞いてから話し始めるカウイが、珍しく自分から会話を切り出した。
「まずはジュリアさんの居場所を見つけたいね」
カウイの言葉にミネルが頷く。
「そうだな。知能が足りてなさそうな人間だからな。こちらが頼まなくても自慢げに父親の悪事を話してくれそうだ」
「知能が足りていないって……」
ミネルの言葉にエウロが苦笑している。
すると、リーセさんが私に向かって確認するように尋ねてきた。
「アリアどうしたい? アリアの頼みなら、私がジュリア嬢の居場所を調べるよ?」
えっ……と。
お願いしたいけど、リーセさんのお仕事的に大丈夫かな?
職権乱用にならないかな??
返事に詰まっていると、私の代わりにセレスが口を開いた。
「ええ、お願いしますわ。リーセさん」
「セレスのお願いじゃ、絶対に動かないし」
「なんでよ!!」
ルナの言葉を聞き、セレスが納得できないとばかりに怒り出す。
いつものように2人が言い争う中、リーセさんが私の答えを促すように、軽く首を傾げて見せた。
「あの、できればお願いしたいです……けど、仕事に影響がない範囲で……」
戸惑いつつも素直な気持ちを伝えると、リーセさんが優しく口元を緩めた。
「アリアは一言、私に『お願い』と言うだけでいいんだよ?」
なんだろう、この安心感。
全てを包み込んでくれるような温かさを感じる。
「えっと……お願いします」
「了解」
嬉しそうにリーセさんが微笑む。
「──次」
ん? 次??
横から割って入ってきたオーンの方へ視線を動かす。
「どうしようか?」
オーンがいつも以上に、にっこり笑っている気がする。
……ああ、次だよね。
「セレスの『裏切るかもしれない』という言い分も分かるけど、ジュリアさんの幼なじみ達から話を聞く事はできないかな? なぜ保守派にいるのか……」
オーンの言葉の意味を察したミネルが口を開く。
「なるほど。自分の地位を守る為だけに保守派に属している人間ばかりではないという事か」
その通りと言わんばかりにオーンが頷く。
「何も考えず保守派のままでいる人や、ジメス上院議長が怖いから従っている人……様々な理由があると思うんだ。ジュリアさんの幼なじみの親達がどうして保守派にいるのか……理由次第では、味方にできるかもしれない」
まずは味方にできるか探るという事ね。
自分の親についてどこまで知っているのかにもよるだろうけど、やってみる価値はきっとある!
「いきなり接触するのは怪しいから……どうするかだな。どこにジメス上院議長の配下がいるか分からない」
ミネルの言葉に「うふっ」とマイヤがほくそ笑んだ。
「ライリーくんとは近々会う予定があるよ」
ジュリア曰く、“重度のマザコン”ライリーさん!!
私がマイヤに直球の質問を投げる。
「ど、どうして?」
「デートに誘われたの」
まんざらでもない表情でマイヤが答える。
その報告に、なぜかセレスが怒ったように声を上げた。
「なぜ私じゃないのよ!」
えっ! セレス、そこ??
「(唯一アリアちゃんに失礼なことを言ってなかった)ライリーくんからのお誘いはもう了承してあるから、自然に接触できるよ」
な、なんと! もうデートの約束まで!?
今までそんな素振りは微塵もなかったけど、マイヤはライリーさんが気になってたのかな?
私が驚いてる中、みんなはマイヤからの話を聞いても冷静みたい。
私と違って落ち着いてるよなぁ。
「……ライリーさんはマイヤに任せるか」
「うん、頑張るね」
ミネルの言葉にマイヤが可愛らしく返事をした。
あとは……一番味方になってくれそうなのは、グループから外れたソフィーの親だよね。
うん。よし!
「ソフィーとは歴史の授業が一緒だから、私からさり気なく聞いてみるよ」
ミネルと歴史の授業を受けてた時、離れた場所にソフィーが見えた。
同じ授業を受けてるから声も掛けやすい!
私が意気込んでいると、真っ先にセレスが否定してきた。
「アリアにさり気なくは無理よ」
オーンとミネルもセレスの言葉に同意する。
「残念だけど……難しい」
「無理だ。ある意味、ジメス上院議長を失脚させるより厳しい」
ひどい言われよう……というか、エレまで黙ってるし。
私が怪しまれずに何かを聞きだすという事は無理なようだ。
私の様子を見たエウロが、すかさずフォローを入れる。
「さり気なくは……無理……難しいかもしれないけど、変に意識とかせず、いつも通りに話すだけで大丈夫じゃないか?」
同意するかのようにカウイも微笑む。
「そうだね。俺の勘だけど、ソフィーさんはアリアには協力的だと思うよ?」
エウロとカウイ、2人のフォローにより、私はソフィー担当になった。
アドバイス通り直球で聞こう。
すると、思い出したようにセレスが話し始めた。
「思ったのだけれど、テスタコーポ大会が近いわ」
あっ! 中等部の時に参加した大会。
そうか! 2年生になったから、大会に関わるんだ!!
「確かに大会準備のグループ次第では、自然に接触できるかもしれないな」
エウロが考えながら話を続ける。
「実は2年生代表として、テスタコーポの主催を頼まれてるんだ」
「すごい! さすがエウロだね」
思わず、声に出してしまった。
コミュニケーション能力高いし、友人も多いエウロなら適任だ!
私が感激していると、横にいるエレがぼそりと呟いた。
「僕だって2年生になったら、きっと頼まれるよ」
ちょっと拗ねてる? ……なんて可愛いらしい!
大丈夫!
エレは頼られてるし、みんなから好かれてるのは知ってるよ。
「うん、2年生になったらエレも頼まれると思うよ」
自信満々にエレに告げる。
エレと笑い合ってると、ルナが私を呼んだ。
「アリア」
「どうしたの? ルナ」
「兄様は、テスタコーポ大会の主催でもあり、リーダーだったから。兄様の方がすごい」
そうだった!
リーセさんは、私が参加した時にリーダーだった!
「確かに……」
「みんな!」
私の言葉に被せるようにマイヤが話した。
「(アリアちゃんにアピールしてたら話が進まないのよ!)エウロくんは2年生代表を引き受けて、うまく元別館メンバーと私達を同じグループにしてもらうという事でいいかな!?」
不謹慎かもしれないけど、ドキドキしてきた。
楽しみとも違うドキドキ。
緊張感からくるドキドキなのかな?
いつもはみんなの意見を聞いてから話し始めるカウイが、珍しく自分から会話を切り出した。
「まずはジュリアさんの居場所を見つけたいね」
カウイの言葉にミネルが頷く。
「そうだな。知能が足りてなさそうな人間だからな。こちらが頼まなくても自慢げに父親の悪事を話してくれそうだ」
「知能が足りていないって……」
ミネルの言葉にエウロが苦笑している。
すると、リーセさんが私に向かって確認するように尋ねてきた。
「アリアどうしたい? アリアの頼みなら、私がジュリア嬢の居場所を調べるよ?」
えっ……と。
お願いしたいけど、リーセさんのお仕事的に大丈夫かな?
職権乱用にならないかな??
返事に詰まっていると、私の代わりにセレスが口を開いた。
「ええ、お願いしますわ。リーセさん」
「セレスのお願いじゃ、絶対に動かないし」
「なんでよ!!」
ルナの言葉を聞き、セレスが納得できないとばかりに怒り出す。
いつものように2人が言い争う中、リーセさんが私の答えを促すように、軽く首を傾げて見せた。
「あの、できればお願いしたいです……けど、仕事に影響がない範囲で……」
戸惑いつつも素直な気持ちを伝えると、リーセさんが優しく口元を緩めた。
「アリアは一言、私に『お願い』と言うだけでいいんだよ?」
なんだろう、この安心感。
全てを包み込んでくれるような温かさを感じる。
「えっと……お願いします」
「了解」
嬉しそうにリーセさんが微笑む。
「──次」
ん? 次??
横から割って入ってきたオーンの方へ視線を動かす。
「どうしようか?」
オーンがいつも以上に、にっこり笑っている気がする。
……ああ、次だよね。
「セレスの『裏切るかもしれない』という言い分も分かるけど、ジュリアさんの幼なじみ達から話を聞く事はできないかな? なぜ保守派にいるのか……」
オーンの言葉の意味を察したミネルが口を開く。
「なるほど。自分の地位を守る為だけに保守派に属している人間ばかりではないという事か」
その通りと言わんばかりにオーンが頷く。
「何も考えず保守派のままでいる人や、ジメス上院議長が怖いから従っている人……様々な理由があると思うんだ。ジュリアさんの幼なじみの親達がどうして保守派にいるのか……理由次第では、味方にできるかもしれない」
まずは味方にできるか探るという事ね。
自分の親についてどこまで知っているのかにもよるだろうけど、やってみる価値はきっとある!
「いきなり接触するのは怪しいから……どうするかだな。どこにジメス上院議長の配下がいるか分からない」
ミネルの言葉に「うふっ」とマイヤがほくそ笑んだ。
「ライリーくんとは近々会う予定があるよ」
ジュリア曰く、“重度のマザコン”ライリーさん!!
私がマイヤに直球の質問を投げる。
「ど、どうして?」
「デートに誘われたの」
まんざらでもない表情でマイヤが答える。
その報告に、なぜかセレスが怒ったように声を上げた。
「なぜ私じゃないのよ!」
えっ! セレス、そこ??
「(唯一アリアちゃんに失礼なことを言ってなかった)ライリーくんからのお誘いはもう了承してあるから、自然に接触できるよ」
な、なんと! もうデートの約束まで!?
今までそんな素振りは微塵もなかったけど、マイヤはライリーさんが気になってたのかな?
私が驚いてる中、みんなはマイヤからの話を聞いても冷静みたい。
私と違って落ち着いてるよなぁ。
「……ライリーさんはマイヤに任せるか」
「うん、頑張るね」
ミネルの言葉にマイヤが可愛らしく返事をした。
あとは……一番味方になってくれそうなのは、グループから外れたソフィーの親だよね。
うん。よし!
「ソフィーとは歴史の授業が一緒だから、私からさり気なく聞いてみるよ」
ミネルと歴史の授業を受けてた時、離れた場所にソフィーが見えた。
同じ授業を受けてるから声も掛けやすい!
私が意気込んでいると、真っ先にセレスが否定してきた。
「アリアにさり気なくは無理よ」
オーンとミネルもセレスの言葉に同意する。
「残念だけど……難しい」
「無理だ。ある意味、ジメス上院議長を失脚させるより厳しい」
ひどい言われよう……というか、エレまで黙ってるし。
私が怪しまれずに何かを聞きだすという事は無理なようだ。
私の様子を見たエウロが、すかさずフォローを入れる。
「さり気なくは……無理……難しいかもしれないけど、変に意識とかせず、いつも通りに話すだけで大丈夫じゃないか?」
同意するかのようにカウイも微笑む。
「そうだね。俺の勘だけど、ソフィーさんはアリアには協力的だと思うよ?」
エウロとカウイ、2人のフォローにより、私はソフィー担当になった。
アドバイス通り直球で聞こう。
すると、思い出したようにセレスが話し始めた。
「思ったのだけれど、テスタコーポ大会が近いわ」
あっ! 中等部の時に参加した大会。
そうか! 2年生になったから、大会に関わるんだ!!
「確かに大会準備のグループ次第では、自然に接触できるかもしれないな」
エウロが考えながら話を続ける。
「実は2年生代表として、テスタコーポの主催を頼まれてるんだ」
「すごい! さすがエウロだね」
思わず、声に出してしまった。
コミュニケーション能力高いし、友人も多いエウロなら適任だ!
私が感激していると、横にいるエレがぼそりと呟いた。
「僕だって2年生になったら、きっと頼まれるよ」
ちょっと拗ねてる? ……なんて可愛いらしい!
大丈夫!
エレは頼られてるし、みんなから好かれてるのは知ってるよ。
「うん、2年生になったらエレも頼まれると思うよ」
自信満々にエレに告げる。
エレと笑い合ってると、ルナが私を呼んだ。
「アリア」
「どうしたの? ルナ」
「兄様は、テスタコーポ大会の主催でもあり、リーダーだったから。兄様の方がすごい」
そうだった!
リーセさんは、私が参加した時にリーダーだった!
「確かに……」
「みんな!」
私の言葉に被せるようにマイヤが話した。
「(アリアちゃんにアピールしてたら話が進まないのよ!)エウロくんは2年生代表を引き受けて、うまく元別館メンバーと私達を同じグループにしてもらうという事でいいかな!?」
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