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中等部 編
14歳、ミネルと人探し(後編)
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署名の話で盛り上がっている内に目的地へと到着した。
”ヴェント”を降りると同時に、建物の近くに1人の男性が立っている事に気づく。
ミネルがボソッと耳打ちしてくる。
「多分、この仕事場の棟梁だ。今日行く事は事前に話しておいた」
かなり威圧的な顔をしているけど……人を見かけで判断しちゃ失礼だよね。
「お待ちしておりました。ミネル様……それと?」
「はじめまして、アリアです。本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます」
「これはこれは……ご丁寧にありがとうございます。随分としっかりされたお嬢様ですね。改めて、棟梁のシジクです。よろしくお願い致します」
シジクさんは、威圧的な表情とは裏腹に屈託のない表情で笑った。
「すいません。後ろにある建物は仕事場で、お客様が来た時にお話する場所は……ちょっと先にある建物になるんですがよろしいですか?」
「はい、構いません」
そう言うと、シジクさんは私達のペースに合わせ、ゆっくりと歩き出した。
ミネルと一緒にシジクさんの後をついて行く。
5分程度歩いたところで、裏通り沿いにある簡易な小屋へと案内された。
「どうぞ、お入りください」
「失礼します」
中へ入ると、シジクさんに勧められるままに椅子へと腰を下ろした。
「すいません。普段お客様が来ることがほとんどないので、こんな場所しかなくて……」
「いえ。突然のお声掛けにもかかわらず、このような場を設けていただき、本当にありがとうございます。さっそく本題なんですが──」
まずはミネルが簡単に経緯を説明する。
状況を把握してもらったところで、今度は学校を建てるのに必要な知識があり、かつ、現場を管理できるようなレベルの人たちを数名雇う事ができないか相談を持ちかけた。
「……そういう事なら、喜んで協力しましょう。ちゃんとした賃金が発生する仕事のようですしね。こちらが損しない程度にお値段もお安くしますよ!」
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます。契約書、金額などについては、後ほど届けさせます」
棟梁が頷き「一緒に頑張りましょう」と力強く言ってくれた。
交渉も順調に進み「時間は無駄にできない。すぐに(学校に)戻るぞ」とミネルが言った。
同意し、慌ただしくシジクさんへの挨拶をすませる。
小屋を出ると、元来た道を歩き、ミネルと一緒に乗ってきた“ヴェント”の所まで戻った。
「……ん? おかしいな。ここで待ってもらうよう言っておいたんだが……」
「いないね?」
そこには“ヴェント”も、運転手さんもいなかった。
2人で周りを見渡して探したけど、離れた場所に移動した訳でもなさそうだ。
見送りに来てくれたのか、シジクさんが戸惑う私たちの様子に気づき、声を掛けてくれた。
「どうしました?」
「いや、待たせていた“ヴェント”が見つからなくて……」
シジクさんも一緒になって近くを探してくれる。
……それでも見つからない。
「よければ、うちの奴(部下)に送らせましょうか?」
「いえ、それは申し訳ないです」
見かねたシジクさんが気を利かせてくれる。
私が遠慮して断ると、シジクさんが笑った。
「構いませんよ。あとで買い物を頼もうと思っていたんで、そのついでだと思ってください」
「ミネル、どうしようか? "ヴェント”もそうだけど、待っていてくれるはずの運転手さんの方も気になるよね?」
「……そうだな。少し待たせてもらって、それでも帰ってこなければお願いしよう。その場合、一旦戻ってから運転手を探してもらった方がいいな」
ミネルの提案通り、しばらくの間、運転手さんが戻るのを待つ事にした。
私たちを心配したのか、シジクさんも一緒に待っていてくれた。
──20分が経過した。
一向に戻ってくる気配がない……。
諦めたように「はぁ~」と溜息をついたミネルが、シジクさんの方へと顔を向ける。
「やはり、一旦戻ろう。……シジクさん、すいませんが中心街の方までお願いできますか?」
「分かりました。部下を呼んできますので、少し待っていてください」
シジクさんが笑顔で手を上げ、小走りに去って行った。
待っている間、ミネルとシジクさんについて話をする。
「いい人そうでよかったね」
「……そうだな」
「私、大工さん? というか、そういう仕事をしてる人たちって、もっと手がゴツゴツしているイメージがあったんだけど、シジクさんの手ってキレイだよね」
私の何気ない一言に、ミネルが顎に手をあてて考え込む。
「……話があまりにもスムーズに行き過ぎたのがずっと引っかかっていた。あの人は、本物の“シジク”さんなのか?」
「えっ!?」
「僕たちが案内されたあの小屋、あまりにも殺風景だった。仕事の打合せをするような場所なら、資料になるような物を置いたり、それこそ客人をもてなすような用意をしておくのが普通だ。だが、あそこには何もなかった」
ミネルの発言に驚くと同時に、さっきまで自分がいた小屋の状況を思い出す。
言われてみると、確かに目立った物は何も置いてなかった。
外観はわりと古い作りだったのに、部屋の中はキレイ過ぎるというか……まるでレンタルでもしたみたいに……。
「このタイミングで“ヴェント”がいなくなっている事も気になる。雇い主の指示を無視し、勝手に移動するなんて余程の事がない限りは有り得ない」
「余程の事って……」
「お前の言う通り、あの“シジク”さんの手には少なからず違和感がある。体つきはがっしりとしていたが、外にいる事が多い仕事にもかかわらず、ほとんど日焼けもしていなかった」
考えるほどに思い当たる事がどんどんと出てきて、体中にぞわっと鳥肌が立つ。
ドクドクと鳴る心臓を押さえるように、手で胸元を覆った。
「それって、やっぱり……」
「ああ。まだ断言はできないが、おそらくは──」
ふいに影が落ちる。
その正体を確かめる間もなく、背後から低い声が聞こえてきた。
「せいかーい」
2人でバッと後ろを振り返ると、木の棒を片手に持った‟シジク”さんが立っていた。
そしてすぐさま、木の棒を私たちに向かって振り下ろした。
強い衝撃に、ミネルと2人、その場へと倒れ込む。
次の攻撃に備える余裕すらなかったけれど、予想に反し、それ以上は何もしてこなかった。
他にも仲間がいたのか、「危なかったな」、「ああ。でも仕事は果たせた」という声と共に足音が遠ざかっていく。
完全にいなくなった事を確認してから、そっと体を動かす。
……あれ?
倒れた時の打ち身的な痛さはあるけど、意識もはっきりしてるし、何より痛くない!?
ひとまず起き上がろうとしたところで、私に覆いかぶさっていたミネルの様子がおかしい事に気がつく。
そこには目を閉じ、頭から血を流しているミネルがいた。
”ヴェント”を降りると同時に、建物の近くに1人の男性が立っている事に気づく。
ミネルがボソッと耳打ちしてくる。
「多分、この仕事場の棟梁だ。今日行く事は事前に話しておいた」
かなり威圧的な顔をしているけど……人を見かけで判断しちゃ失礼だよね。
「お待ちしておりました。ミネル様……それと?」
「はじめまして、アリアです。本日は貴重なお時間をいただきまして、ありがとうございます」
「これはこれは……ご丁寧にありがとうございます。随分としっかりされたお嬢様ですね。改めて、棟梁のシジクです。よろしくお願い致します」
シジクさんは、威圧的な表情とは裏腹に屈託のない表情で笑った。
「すいません。後ろにある建物は仕事場で、お客様が来た時にお話する場所は……ちょっと先にある建物になるんですがよろしいですか?」
「はい、構いません」
そう言うと、シジクさんは私達のペースに合わせ、ゆっくりと歩き出した。
ミネルと一緒にシジクさんの後をついて行く。
5分程度歩いたところで、裏通り沿いにある簡易な小屋へと案内された。
「どうぞ、お入りください」
「失礼します」
中へ入ると、シジクさんに勧められるままに椅子へと腰を下ろした。
「すいません。普段お客様が来ることがほとんどないので、こんな場所しかなくて……」
「いえ。突然のお声掛けにもかかわらず、このような場を設けていただき、本当にありがとうございます。さっそく本題なんですが──」
まずはミネルが簡単に経緯を説明する。
状況を把握してもらったところで、今度は学校を建てるのに必要な知識があり、かつ、現場を管理できるようなレベルの人たちを数名雇う事ができないか相談を持ちかけた。
「……そういう事なら、喜んで協力しましょう。ちゃんとした賃金が発生する仕事のようですしね。こちらが損しない程度にお値段もお安くしますよ!」
「ありがとうございます!」
「ありがとうございます。契約書、金額などについては、後ほど届けさせます」
棟梁が頷き「一緒に頑張りましょう」と力強く言ってくれた。
交渉も順調に進み「時間は無駄にできない。すぐに(学校に)戻るぞ」とミネルが言った。
同意し、慌ただしくシジクさんへの挨拶をすませる。
小屋を出ると、元来た道を歩き、ミネルと一緒に乗ってきた“ヴェント”の所まで戻った。
「……ん? おかしいな。ここで待ってもらうよう言っておいたんだが……」
「いないね?」
そこには“ヴェント”も、運転手さんもいなかった。
2人で周りを見渡して探したけど、離れた場所に移動した訳でもなさそうだ。
見送りに来てくれたのか、シジクさんが戸惑う私たちの様子に気づき、声を掛けてくれた。
「どうしました?」
「いや、待たせていた“ヴェント”が見つからなくて……」
シジクさんも一緒になって近くを探してくれる。
……それでも見つからない。
「よければ、うちの奴(部下)に送らせましょうか?」
「いえ、それは申し訳ないです」
見かねたシジクさんが気を利かせてくれる。
私が遠慮して断ると、シジクさんが笑った。
「構いませんよ。あとで買い物を頼もうと思っていたんで、そのついでだと思ってください」
「ミネル、どうしようか? "ヴェント”もそうだけど、待っていてくれるはずの運転手さんの方も気になるよね?」
「……そうだな。少し待たせてもらって、それでも帰ってこなければお願いしよう。その場合、一旦戻ってから運転手を探してもらった方がいいな」
ミネルの提案通り、しばらくの間、運転手さんが戻るのを待つ事にした。
私たちを心配したのか、シジクさんも一緒に待っていてくれた。
──20分が経過した。
一向に戻ってくる気配がない……。
諦めたように「はぁ~」と溜息をついたミネルが、シジクさんの方へと顔を向ける。
「やはり、一旦戻ろう。……シジクさん、すいませんが中心街の方までお願いできますか?」
「分かりました。部下を呼んできますので、少し待っていてください」
シジクさんが笑顔で手を上げ、小走りに去って行った。
待っている間、ミネルとシジクさんについて話をする。
「いい人そうでよかったね」
「……そうだな」
「私、大工さん? というか、そういう仕事をしてる人たちって、もっと手がゴツゴツしているイメージがあったんだけど、シジクさんの手ってキレイだよね」
私の何気ない一言に、ミネルが顎に手をあてて考え込む。
「……話があまりにもスムーズに行き過ぎたのがずっと引っかかっていた。あの人は、本物の“シジク”さんなのか?」
「えっ!?」
「僕たちが案内されたあの小屋、あまりにも殺風景だった。仕事の打合せをするような場所なら、資料になるような物を置いたり、それこそ客人をもてなすような用意をしておくのが普通だ。だが、あそこには何もなかった」
ミネルの発言に驚くと同時に、さっきまで自分がいた小屋の状況を思い出す。
言われてみると、確かに目立った物は何も置いてなかった。
外観はわりと古い作りだったのに、部屋の中はキレイ過ぎるというか……まるでレンタルでもしたみたいに……。
「このタイミングで“ヴェント”がいなくなっている事も気になる。雇い主の指示を無視し、勝手に移動するなんて余程の事がない限りは有り得ない」
「余程の事って……」
「お前の言う通り、あの“シジク”さんの手には少なからず違和感がある。体つきはがっしりとしていたが、外にいる事が多い仕事にもかかわらず、ほとんど日焼けもしていなかった」
考えるほどに思い当たる事がどんどんと出てきて、体中にぞわっと鳥肌が立つ。
ドクドクと鳴る心臓を押さえるように、手で胸元を覆った。
「それって、やっぱり……」
「ああ。まだ断言はできないが、おそらくは──」
ふいに影が落ちる。
その正体を確かめる間もなく、背後から低い声が聞こえてきた。
「せいかーい」
2人でバッと後ろを振り返ると、木の棒を片手に持った‟シジク”さんが立っていた。
そしてすぐさま、木の棒を私たちに向かって振り下ろした。
強い衝撃に、ミネルと2人、その場へと倒れ込む。
次の攻撃に備える余裕すらなかったけれど、予想に反し、それ以上は何もしてこなかった。
他にも仲間がいたのか、「危なかったな」、「ああ。でも仕事は果たせた」という声と共に足音が遠ざかっていく。
完全にいなくなった事を確認してから、そっと体を動かす。
……あれ?
倒れた時の打ち身的な痛さはあるけど、意識もはっきりしてるし、何より痛くない!?
ひとまず起き上がろうとしたところで、私に覆いかぶさっていたミネルの様子がおかしい事に気がつく。
そこには目を閉じ、頭から血を流しているミネルがいた。
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