18 / 261
子どもの頃(入学前)編
10歳、婚約者が決まっちゃいました!
しおりを挟む
セレスを筆頭にみんなが待っている広間へ戻ると、親たちの興味に満ちた視線が一斉に集まる。
オーンたち男性陣も私たちの方を見ているけど、親たちの方が盛り上がってるなぁ(笑)
「おっ、決まったか!」
「楽しみねー! 誰々が婚約者になったの?」
カウロさんとアネモイさん夫婦が興奮気味に聞いてきた。
「皆様、お待たせしました。婚約者が決まりましたので、私からご報告しますね」
そう言って、セレスはコホンと一つ咳払いをする。
「私の婚約者は、オーンになりました。オーンよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくね。セレス」
セレスがドレスの両端をヒラっと持ち上げ、オーンにお辞儀をした。
「わぁ!」と親たちが盛り上がる。
セレスのご両親がサールさんと王妃様に挨拶をしている。
セレス嬉しそうだけど、オーンの方は驚きもなければ、喜びもない。
かといって、嫌がってるそぶりもない。いつも通りだな。
うーん……オーンはいつも笑っているけど、それって本心なのかな? って思う時がある。
なんか気持ちが読めないんだよねぇ。
セレスには幸せになってほしいんだけどな。
「マ、マイヤは? 決まったのかい!?」
マイヤのお父さんであるパンナさんは、マイヤの婚約者が気になって仕方がないって感じ。
マイヤの事がとっても大切なんだな。
「私はエウロくんになったの。エウロくん、私でごめんね」
「えっ、いや。マイヤを嫌がる男はいないと思うよ。嬉しいよ」
マイヤは恥ずかしそうにエウロに報告をしている。
エウロの方はマイヤが相手だって知って、少し嬉しそう。
気持ちはよーく分かる。
私が男でも相手がマイヤだったら、嬉しいと思う。
それくらいマイヤは可愛らしい。
それに私は“マイヤがヒロインなんじゃ!?” とも思ってる。
まぁ、あくまでも予測だけどね。
それにしてもエウロとマイヤ、いい雰囲気。
このまま恋愛に発展するんじゃない!?
今後、この2人には注目しておこう。
「可愛いいマイヤちゃんで嬉しいわー。お義母様って呼んでもいいわよー」
「本当だな。料理も上手だしな。お義父様って呼ぶか!?」
「エウロ、マイヤをよろしくね。あくまでも清いお付き合いで頼むよ。本当に頼むよ」
エウロの両親が軽いノリに対し、パンナさんは既に嫁にやる気分なんだろうか?
(仮)婚約者とは思えないくらい空気が重い。エウロの家族との温度差が激しいなぁ。
「ルナは誰になったの?」
「ミネルよ」
ルナのお母さんであるリュアさんが確認し、ルナは必要最小限の返事をする。
家族内でも会話が少ないのね。
「ルナちゃん。ミネルは大変だと思うけど、よろしくね」
メーテさんがルナとリュアさんの元へ行き、挨拶をしている。
そういえば、当の本人であるミネルは?
「よろしく」
ルナとリュアさんの方を向いて一言挨拶をしただけだった。
えっ、挨拶それだけ? 短すぎない?
なんかミネルがほんの少しだけ、いつもと違って見えるのは気のせいだろうか。
「ミネルなんかあった?」
私はミネルの近くに行き、こっそり聞いてみた。
「いや、別に。予想と違っていたから、少し驚いただけだ」
「へぇ、予想してたんだ」
「お前は僕を選ぶと思ったぞ」
…………ん?
「なんで?」
私が思った事をそのまま口にすると、ミネルの目が大きく見開いた。
心なしか耳が赤くなってる?
「いや、別に」
ミネルはそれだけ言ってルナとメーテさん達がいる方へと行ってしまった。
なんだったんだろう?
「アリア」
ミネルのセリフにはびっくりしたな。 予想だにしてなかった。
どうしてそう思ったんだろう?
「アリア」
んー、ミネルが分からん。
「アリア!」
「うわぁ、お父様。どうしたの?」
「どうしたのって……何回も呼んだんだよ。アリアの相手はカウイくんになったのかい?」
お父様が苦笑しながら私に聞いてくる。
そっか。みんなが報告していたから、私も伝えた気分でいたけど……まだ正式には言ってなかった。
「そう、そうです! 私の婚約者はカウイになったの。カウイよろしくね」
「ぼ、僕はアリアちゃんで安心したけど……アリアちゃん、僕でごめんね」
えー! なんでカウイが謝るの?
最初会った頃、カウイは平凡キャラかな? って思ってたけど、こんなに優しいんだもん。
きっと将来はモテる男の人に成長すると思う。
だけど私の場合は、将来も平凡なのが分かってるから……むしろ私の方が申し訳ない気持ち。
カウイのご両親も相手が私でガッカリしてないかな?
ご両親であるテウスさんとホーラさんに目を向けると……め、めちゃくちゃ喜んでる!?
「カウイの相手がアリアさんで嬉しいわぁ」
「私もアリアさんで一安心です」
「ふふ、そうね。アリアさんだったらいいなって思ってたのよ。本当に結婚までいってほしいわ」
こんなに喜ばれると思っていなかったから、ちょっとビックリ!
ただ結婚って……さすがにお父様とお母様もホーラさんから結婚の話が出てきて焦ってる。
「えっ、結婚? カウイくんはいい子だけど、さすがにまだ早いよ」
「えぇ、そうですよ」
「ふふ」
……ホーラさんの冗談っぽいな。
さすがに結婚はびっくりしたよー。ホーラさんは人をからかうのが好きみたい。
その後も親たちは「家族になるかもよー」と言って、大盛り上がりで過ごしていた。
当分、この話題で盛り上がれそうなくらいに嬉しそう。
みんな本当に仲がいいんだなぁ。
大人になってもこんなに仲がいいなんて素敵な関係だな。
私たち8人も親たちみたいな関係になりたいって思ったけど、なれるかな?
今のところ、難しそうだ……。
決定後は、これからの事についていくつか約束をした。
仮とはいえ婚約者になったので、もちろん公言していい。ただし、解消する際はちゃんとお互いの親に報告する事。
誰一人、反論する事なく、婚約話を進める事になった。
お茶会もお開きとなり、帰り際、ミネルの家族に挨拶をするとメーテさんがそっとつぶやいた。
「ルナちゃんは素敵な女の子だけど、私はアリアちゃんじゃなかったのが、ちょっと残念」
そう言って、お茶目にウインクしてみせる。
気を遣って言ってくれたのかな? メーテさんの優しさが嬉しいな。
私もメーテさんがお義母さんだったら嬉しいけど、ミネルがなぁ。
ミネルだって私は嫌だと思うし(笑)
そのわりには、さっき変な事言ってたな、ミネル。
でも「別に」って言ってたし。まぁ、いっか。
“婚約者を決めるイベント”は、まさかの女性陣が相手を決めるという結末。
これは予想がつかなかったなぁ。
今後、どんな風にみんな(わたし以外)の恋愛が発展していくのか楽しみだな。
学校生活とかイベント多そうだし、楽しい事が盛り沢山ね!
そういえば、帰路につく時、お父様が神妙な面持ちで「あの場は盛り上がったけど……エレになんて言おう」って言ってたな。
普通に『婚約者できたよ』でいいと思うんだけどなぁ……?
オーンたち男性陣も私たちの方を見ているけど、親たちの方が盛り上がってるなぁ(笑)
「おっ、決まったか!」
「楽しみねー! 誰々が婚約者になったの?」
カウロさんとアネモイさん夫婦が興奮気味に聞いてきた。
「皆様、お待たせしました。婚約者が決まりましたので、私からご報告しますね」
そう言って、セレスはコホンと一つ咳払いをする。
「私の婚約者は、オーンになりました。オーンよろしくお願いしますね」
「こちらこそ、よろしくね。セレス」
セレスがドレスの両端をヒラっと持ち上げ、オーンにお辞儀をした。
「わぁ!」と親たちが盛り上がる。
セレスのご両親がサールさんと王妃様に挨拶をしている。
セレス嬉しそうだけど、オーンの方は驚きもなければ、喜びもない。
かといって、嫌がってるそぶりもない。いつも通りだな。
うーん……オーンはいつも笑っているけど、それって本心なのかな? って思う時がある。
なんか気持ちが読めないんだよねぇ。
セレスには幸せになってほしいんだけどな。
「マ、マイヤは? 決まったのかい!?」
マイヤのお父さんであるパンナさんは、マイヤの婚約者が気になって仕方がないって感じ。
マイヤの事がとっても大切なんだな。
「私はエウロくんになったの。エウロくん、私でごめんね」
「えっ、いや。マイヤを嫌がる男はいないと思うよ。嬉しいよ」
マイヤは恥ずかしそうにエウロに報告をしている。
エウロの方はマイヤが相手だって知って、少し嬉しそう。
気持ちはよーく分かる。
私が男でも相手がマイヤだったら、嬉しいと思う。
それくらいマイヤは可愛らしい。
それに私は“マイヤがヒロインなんじゃ!?” とも思ってる。
まぁ、あくまでも予測だけどね。
それにしてもエウロとマイヤ、いい雰囲気。
このまま恋愛に発展するんじゃない!?
今後、この2人には注目しておこう。
「可愛いいマイヤちゃんで嬉しいわー。お義母様って呼んでもいいわよー」
「本当だな。料理も上手だしな。お義父様って呼ぶか!?」
「エウロ、マイヤをよろしくね。あくまでも清いお付き合いで頼むよ。本当に頼むよ」
エウロの両親が軽いノリに対し、パンナさんは既に嫁にやる気分なんだろうか?
(仮)婚約者とは思えないくらい空気が重い。エウロの家族との温度差が激しいなぁ。
「ルナは誰になったの?」
「ミネルよ」
ルナのお母さんであるリュアさんが確認し、ルナは必要最小限の返事をする。
家族内でも会話が少ないのね。
「ルナちゃん。ミネルは大変だと思うけど、よろしくね」
メーテさんがルナとリュアさんの元へ行き、挨拶をしている。
そういえば、当の本人であるミネルは?
「よろしく」
ルナとリュアさんの方を向いて一言挨拶をしただけだった。
えっ、挨拶それだけ? 短すぎない?
なんかミネルがほんの少しだけ、いつもと違って見えるのは気のせいだろうか。
「ミネルなんかあった?」
私はミネルの近くに行き、こっそり聞いてみた。
「いや、別に。予想と違っていたから、少し驚いただけだ」
「へぇ、予想してたんだ」
「お前は僕を選ぶと思ったぞ」
…………ん?
「なんで?」
私が思った事をそのまま口にすると、ミネルの目が大きく見開いた。
心なしか耳が赤くなってる?
「いや、別に」
ミネルはそれだけ言ってルナとメーテさん達がいる方へと行ってしまった。
なんだったんだろう?
「アリア」
ミネルのセリフにはびっくりしたな。 予想だにしてなかった。
どうしてそう思ったんだろう?
「アリア」
んー、ミネルが分からん。
「アリア!」
「うわぁ、お父様。どうしたの?」
「どうしたのって……何回も呼んだんだよ。アリアの相手はカウイくんになったのかい?」
お父様が苦笑しながら私に聞いてくる。
そっか。みんなが報告していたから、私も伝えた気分でいたけど……まだ正式には言ってなかった。
「そう、そうです! 私の婚約者はカウイになったの。カウイよろしくね」
「ぼ、僕はアリアちゃんで安心したけど……アリアちゃん、僕でごめんね」
えー! なんでカウイが謝るの?
最初会った頃、カウイは平凡キャラかな? って思ってたけど、こんなに優しいんだもん。
きっと将来はモテる男の人に成長すると思う。
だけど私の場合は、将来も平凡なのが分かってるから……むしろ私の方が申し訳ない気持ち。
カウイのご両親も相手が私でガッカリしてないかな?
ご両親であるテウスさんとホーラさんに目を向けると……め、めちゃくちゃ喜んでる!?
「カウイの相手がアリアさんで嬉しいわぁ」
「私もアリアさんで一安心です」
「ふふ、そうね。アリアさんだったらいいなって思ってたのよ。本当に結婚までいってほしいわ」
こんなに喜ばれると思っていなかったから、ちょっとビックリ!
ただ結婚って……さすがにお父様とお母様もホーラさんから結婚の話が出てきて焦ってる。
「えっ、結婚? カウイくんはいい子だけど、さすがにまだ早いよ」
「えぇ、そうですよ」
「ふふ」
……ホーラさんの冗談っぽいな。
さすがに結婚はびっくりしたよー。ホーラさんは人をからかうのが好きみたい。
その後も親たちは「家族になるかもよー」と言って、大盛り上がりで過ごしていた。
当分、この話題で盛り上がれそうなくらいに嬉しそう。
みんな本当に仲がいいんだなぁ。
大人になってもこんなに仲がいいなんて素敵な関係だな。
私たち8人も親たちみたいな関係になりたいって思ったけど、なれるかな?
今のところ、難しそうだ……。
決定後は、これからの事についていくつか約束をした。
仮とはいえ婚約者になったので、もちろん公言していい。ただし、解消する際はちゃんとお互いの親に報告する事。
誰一人、反論する事なく、婚約話を進める事になった。
お茶会もお開きとなり、帰り際、ミネルの家族に挨拶をするとメーテさんがそっとつぶやいた。
「ルナちゃんは素敵な女の子だけど、私はアリアちゃんじゃなかったのが、ちょっと残念」
そう言って、お茶目にウインクしてみせる。
気を遣って言ってくれたのかな? メーテさんの優しさが嬉しいな。
私もメーテさんがお義母さんだったら嬉しいけど、ミネルがなぁ。
ミネルだって私は嫌だと思うし(笑)
そのわりには、さっき変な事言ってたな、ミネル。
でも「別に」って言ってたし。まぁ、いっか。
“婚約者を決めるイベント”は、まさかの女性陣が相手を決めるという結末。
これは予想がつかなかったなぁ。
今後、どんな風にみんな(わたし以外)の恋愛が発展していくのか楽しみだな。
学校生活とかイベント多そうだし、楽しい事が盛り沢山ね!
そういえば、帰路につく時、お父様が神妙な面持ちで「あの場は盛り上がったけど……エレになんて言おう」って言ってたな。
普通に『婚約者できたよ』でいいと思うんだけどなぁ……?
17
お気に入りに追加
4,955
あなたにおすすめの小説
深窓の悪役令嬢~死にたくないので仮病を使って逃げ切ります~
白金ひよこ
恋愛
熱で魘された私が夢で見たのは前世の記憶。そこで思い出した。私がトワール侯爵家の令嬢として生まれる前は平凡なOLだったことを。そして気づいた。この世界が乙女ゲームの世界で、私がそのゲームの悪役令嬢であることを!
しかもシンディ・トワールはどのルートであっても死ぬ運命! そんなのあんまりだ! もうこうなったらこのまま病弱になって学校も行けないような深窓の令嬢になるしかない!
物語の全てを放棄し逃げ切ることだけに全力を注いだ、悪役令嬢の全力逃走ストーリー! え? シナリオ? そんなの知ったこっちゃありませんけど?
全能で楽しく公爵家!!
山椒
ファンタジー
平凡な人生であることを自負し、それを受け入れていた二十四歳の男性が交通事故で若くして死んでしまった。
未練はあれど死を受け入れた男性は、転生できるのであれば二度目の人生も平凡でモブキャラのような人生を送りたいと思ったところ、魔神によって全能の力を与えられてしまう!
転生した先は望んだ地位とは程遠い公爵家の長男、アーサー・ランスロットとして生まれてしまった。
スローライフをしようにも公爵家でできるかどうかも怪しいが、のんびりと全能の力を発揮していく転生者の物語。
※少しだけ設定を変えているため、書き直し、設定を加えているリメイク版になっています。
※リメイク前まで投稿しているところまで書き直せたので、二章はかなりの速度で投稿していきます。
転生したら、実家が養鶏場から養コカトリス場にかわり、知らない牧場経営型乙女ゲームがはじまりました
空飛ぶひよこ
恋愛
実家の養鶏場を手伝いながら育ち、後継ぎになることを夢見ていていた梨花。
結局、できちゃった婚を果たした元ヤンの兄(改心済)が後を継ぐことになり、進路に迷っていた矢先、運悪く事故死してしまう。
転生した先は、ゲームのようなファンタジーな世界。
しかし、実家は養鶏場ならぬ、養コカトリス場だった……!
「やった! 今度こそ跡継ぎ……え? 姉さんが婿を取って、跡を継ぐ?」
農家の後継不足が心配される昨今。何故私の周りばかり、後継に恵まれているのか……。
「勤労意欲溢れる素敵なお嬢さん。そんな貴女に御朗報です。新規国営牧場のオーナーになってみませんか? ーー条件は、ただ一つ。牧場でドラゴンの卵も一緒に育てることです」
ーーそして謎の牧場経営型乙女ゲームが始まった。(解せない)
なりすまされた令嬢 〜健気に働く王室の寵姫〜
瀬乃アンナ
恋愛
国内随一の名門に生まれたセシル。しかし姉は選ばれし子に与えられる瞳を手に入れるために、赤ん坊のセシルを生贄として捨て、成り代わってしまう。順風満帆に人望を手に入れる姉とは別の場所で、奇しくも助けられたセシルは妖精も悪魔をも魅了する不思議な能力に助けられながら、平民として美しく成長する。
ひょんな事件をきっかけに皇族と接することになり、森と動物と育った世間知らずセシルは皇太子から名門貴族まで、素直関わる度に人の興味を惹いては何かと構われ始める。
何に対しても興味を持たなかった皇太子に慌てる周りと、無垢なセシルのお話
小説家になろう様でも掲載しております。
(更新は深夜か土日が多くなるかとおもいます!)
攻略なんてしませんから!
梛桜
恋愛
乙女ゲームの二人のヒロインのうちの一人として異世界の侯爵令嬢として転生したけれど、攻略難度設定が難しい方のヒロインだった!しかも、攻略相手には特に興味もない主人公。目的はゲームの中でのモフモフです!
【閑話】は此方→http://www.alphapolis.co.jp/content/cover/808099598/
閑話は最初本編の一番下に置き、その後閑話集へと移動しますので、ご注意ください。
此方はベリーズカフェ様でも掲載しております。
*攻略なんてしませんから!別ルート始めました。
【別ルート】は『攻略より楽しみたい!』の題名に変更いたしました
旦那様が多すぎて困っています!? 〜逆ハー異世界ラブコメ〜
ことりとりとん
恋愛
男女比8:1の逆ハーレム異世界に転移してしまった女子大生・大森泉
転移早々旦那さんが6人もできて、しかも魔力無限チートがあると教えられて!?
のんびりまったり暮らしたいのにいつの間にか国を救うハメになりました……
イケメン山盛りの逆ハーです
前半はラブラブまったりの予定。後半で主人公が頑張ります
小説家になろう、カクヨムに転載しています
異世界無知な私が転生~目指すはスローライフ~
丹葉 菟ニ
ファンタジー
倉山美穂 39歳10ヶ月
働けるうちにあったか猫をタップリ着込んで、働いて稼いで老後は ゆっくりスローライフだと夢見るおばさん。
いつもと変わらない日常、隣のブリっ子後輩を適当にあしらいながらも仕事しろと注意してたら突然地震!
悲鳴と逃げ惑う人達の中で咄嗟に 机の下で丸くなる。
対処としては間違って無かった筈なのにぜか飛ばされる感覚に襲われたら静かになってた。
・・・顔は綺麗だけど。なんかやだ、面倒臭い奴 出てきた。
もう少しマシな奴いませんかね?
あっ、出てきた。
男前ですね・・・落ち着いてください。
あっ、やっぱり神様なのね。
転生に当たって便利能力くれるならそれでお願いします。
ノベラを知らないおばさんが 異世界に行くお話です。
不定期更新
誤字脱字
理解不能
読みにくい 等あるかと思いますが、お付き合いして下さる方大歓迎です。
異世界王女に転生したけど、貧乏生活から脱出できるのか
片上尚
ファンタジー
海の事故で命を落とした山田陽子は、女神ロミア様に頼まれて魔法がある世界のとある国、ファルメディアの第三王女アリスティアに転生!
悠々自適の贅沢王女生活やイケメン王子との結婚、もしくは現代知識で無双チートを夢見て目覚めてみると、待っていたのは3食草粥生活でした…
アリスティアは現代知識を使って自国を豊かにできるのか?
痩せっぽっちの王女様奮闘記。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる