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第四章:ケツマ〇コ奴隷カメ
ケツマンコ奴隷カメ①
しおりを挟む電動ブジ―を外した椿の亀頭に丸いボディリングを装着した司は、ステンレスねじできつく締め上げた乳首からY字に垂れ下がったチェーンをリングにひっかけ、ぐいっと真上にひっぱりあげた。
「うっ! ぐっ、ううっ……!」
手を頭の後ろに組んだ奴隷ポーズで待機させられていた椿は、ビローン、と伸びた包皮に、太腿をガクガクさせる。
シリコン製の黒いコックリングで、きつく締め付けられたチンポとタマ袋。
ケツ穴には相変わらず、腸詰ソーセージがプラプラ入ったままだ。
首輪の鎖が外され、替わりに『ケツマンコ奴隷カメ』と油性マジックでデカデカと書かれた長方形の木札が、奴隷の証のようにぶら下げられる。
ニップルリングとチンポのリングから伸びた3点リードのチェーンをビーンッ! と吊り上げられ、
「ギャ――――――ッッ!」
と絶叫する。
「うるせぇぞカメ! とっとと、アヒル歩きしろ!」
「うっ……はっ――はいっ……!」
大きく股を開いてしゃがみこみ、乳首とチンポを3点リードで引かれながら、ふたたびアヒルのようにヒョコヒョコ歩き出す。
尻穴に入れられっぱなしのソーセージが、そのマヌケな歩みに合わせてプラプラ揺れる。
「ははっ、やっぱクソぶら下げてるみたいで笑えるな。鉄球がないほうがよく見えていい」
撮影用のカメラを構えた統が可笑しそうに笑う。
「だろ? ――おい、カメ。いまからおれが歌う歌に合わせて歩け。なるべく楽しそうに笑うんだぞ、わかったか?」
「はっ……はいっ……!」
3点リードを短く持ち、速足で「もしもしカメよ、カメさんよ~」と司は歌いだす。
「アッ……! まっ……! まってぇッ……!」
あまりの速さについていけず、「ひっ、いいっ――ッ……!」と床に倒れ込む椿。
「どうしてそんなにのろいのか~……って、ほんとにのろいなぁ。とっとと起きろ!」
なんとか起き上がり、3点リードで引かれながら、歌に合わせて、ヒョコヒョコけんめいにアヒル歩きする。
揺れる尻のあいだからうんこのようにプラプラぶら下がったソーセージ。
「笑顔がないぞ。もっと笑え」
統が指示する。
「うっ、はっ、はいっ……!」
涙をこらえながら、ヒクヒクつくり笑いを浮かべる椿。
リングの食い込んだ乳首とチンポをチェーンで引かれながらリビングを10周もさせられ、終わったときには、脚がガクガクして動けなかった。
這いつくばった椿の尻を、「おら、起きな」と蹴りあげた司は、3点リードを乱暴に外してから、
「さっき教えたとおり、挨拶しろ」
と命じる。
「わ……わかりました……」
ジンジンする痛みをこらえながらよろよろと起き上がった椿は、イギリスのロックバンドのポスターの貼られた壁の前にガニ股で立ち、
「みっ……みなさ~ん、こんにちわ~♡ おチンポ大好き♡ おまんこ大好きぃっ♡ おバカケツマンコ奴隷のカメでぇ~す♡」
カメラに向かい、ダブルピースする。
……『ケツマンコ奴隷カメ』とは、エロ動画配信をはじめる際、兄弟が考えだしたキャラだった。
ドマゾで、デカチンポが大好きで、何をされてもヘラヘラバカみたいに笑っている。
ちょっと頭の足りない、ヘンタイケツマンコ奴隷。
――面白半分、金儲け半分に配信をはじめて1ヶ月。
その過激なエロ動画は、国内だけでなく海外のファンもつくほど大人気になっていた。
「今日は、ご主人さまたちにぃ、おマンコにソーセージを入れていただきましたぁっ♡
うんこぶら下げてるみたいで恥ずかしいんですけどぉ……あっ、このあとホンモノのうんこも出させてもらいますぅっ」
腰をへコへコし、ソーセージをプラプラ揺らしてみせる。
「いまからこのソーセージを、全部出しま~す! おマンコからうんこみたいにソーセージが出てくるところ、どうかたっぷり見てくださいね♡」
カメラに尻を向け、「ふっ……んんっ……!」と手を前に突き、ふんばる。
が――なかなか出てこない。
司が、教師が黒板の文字を指さすときに使う、伸び縮みする銀色の指示棒で、椿のアナルをムニッと横に抉じ開ける。
「おいどうしたケツマンコブタ。早く出せよ」
「はっ、はぁっいっ……! ふっ! むっ! うむむっ……!!!」
指示棒で肉襞を突かれ、ビクッ、と尻が緊張する。
「どうした。早くしねーともう一本ソーセージ増やすぞ」
「そっ、それだけはっ……! がっ、がんばりますからッ! ふっ、ぐっ、うぅぅ――――ッ!」
強くいきんだそのとき、指示棒で拡げられた尻穴から、ブッ!ブブブ~~~~ッッ! と大きなおならが出てしまった。
「はっ、なんだよいまの! みっともねぇなぁ。カメラの前で屁こきやがったぜ、こいつ」
「しかもすっげぇ、くさいな。クソたまってんじゃねぇの?」
司と統の笑い声が、コーラスのように響く。
(うっ、うぅっ……!)
顔を真っ赤にしながら、
「とびきりくさいおならをしてしまってぇ! もっ、申し訳っ……ありませんっ……!」
ペコペコ頭を下げる。
「おならじゃなくてソーセージを出すんだよ。ほら。おまんこソーセージぶりぶりがんばりますぅ~っていえ」
「はっ、はぁっいっ! おっ、おまんこソーセージぶりぶりっ。がっ、がんばりまひゅう~♡」
大きく開いた股のあいだから、カメラに向かい、ピースをする。
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