73 / 143
第三章:肉便器の恋
BURN OUT⑤
しおりを挟む電気ショックの次に登場したのは、アナルバルーンだった。
ステージ上に設置された丸いターンテーブルの上で、黒いディルド型のアナルバルーンを尻穴に入れられる。
ねずみのしっぽのように尻から出た黒いチューブにつながったポンプを押して空気を入れ、MAXで直径10センチ膨らませることが可能なアナルバルーン。
ニップルリングにぶら下げられた錘替わりの電マ。
キンタマは黒いハンブラーの穴に通され、大股を開いた四つん這いの姿勢で固定されている。
ハンブラーからのびた鉄の鎖は足枷とつながっており、立ち上がろうとするとキンタマに激痛が走る仕組みになっていた。
椿の目の前に、ザーメンまみれになったチョコレートのホールケーキを置いたピエロ男は、
「さて! いよいよ、このおまんこにケーキを食べさせます。そのあいだ、バルーンを膨らませていきますので、どれだけケツ穴が拡がっていくか、たっぷりご鑑賞くださいませ」
客に呼びかける。
「そりゃ面白い」
「早く食べないとおまんこが破裂するんじゃないか?」
「我々はワインでも飲みながらのんびり見守ることにしますかな」
ターンテーブルがゆっくりと回りだす。
「よし。食べろ」
ピエロ男の合図とともに、ケーキにかじりつく椿。
早く食べないとバルーンにどんどん空気を入れられてしまうのでとにかく必死だ。
「ふっ……! がっ……! ぐほっ……!」
「あんなにがっついてみっともない」
「鼻のなかにクリームが入ってますよ」
「……おや、見てください。ケツ穴がだんだん開いてきましたよ」
「うっ……! くぅぅッッ……!」
なかなか減らない4人前のホールケーキ。
腹のナカで膨らんでいくバルーンの圧迫感に、
「くっ、苦しッ……! お願いっ! くっ、くうきっ……! すこしだけでもっ! 抜いてぇッ……!」
と訴えるものの、
「うるさいぞ。とっとと食え」
一蹴され、さらに空気を送りこまれる。
「ぐっ! ウッ! ウゥ――――ッッッ!!!」
――やっと半分食べたときにはもう、尻穴はありえないほどの大きさまで拡がっていた。
「いっ! いだいっ! いだいようぅッ……!」
のけぞった胸の下で、乳首から紐でぶら下げられた電マがブラブラ揺れる。
「かわいそうになぁ~。だったら少しは気持ちよくしてやるよ」
乳首に押しつけられた電マのスイッチを入れられる。
「あっ! ほっ! オッ! オンッ!」
キンタマを締め上げられる激痛とないまぜになった乳首の快楽に、反り返ったチンポから、ガマン汁が、ピュッ! ピュッ! と飛び散る。
「あんなにされても感じるとは」
「まったく因果なおまんこだ」
「おい、ケツ穴をこっちに向けさせろ!」
ターンテーブルの回転が止まり――膨らんだバルーンを咥えこんだ無残なケツ穴が、客席に晒される。
「こりゃすごい」
「よくここまで膨らんだな」
「これ以上膨らませることはできるのか?」
「うーん。そうですね――できないこともないですが、もしかしたら再起不能になるかも……」
「再起不能とはどういうことだ」
「まぁいわゆるアナルローズ――ですかね」
アナルローズとは、腸がめくれ、バラの花びらのように飛び出す状態のことだった。
「それはちと気持ち悪いな」
「今後このおまんこのショーを見られないのもつまらんしのう……」
「しかたない。これくらいで勘弁してやれ」
「……承知いたしました」
ハンブラーと足枷を外され、乳首から下げられていた電マも取られる。
バルーンを入れられたまま、今度は乳首と亀頭と両サオにピンクローターを押し当てられ、透明なテープで固定され、スイッチを入れられる。
「おっ……! ほっ、おぉっっ……んっ!」
新たなる刺激に、手を頭の後ろで組んだ奴隷ポーズの椿は、ガニ股の脚をカクカクさせる。
「しっかり立て! まずは全部ケーキを食べられなかったお詫びと――バルーンを出させていただくお礼をいうんだ」
「はっ……はひっ……!」
シュポッ、シュポッ、と腹のなかで収縮を繰り返すバルーンに目を白黒させながら、
「ケッ、ケーキッ! 全部食べられなくてッ! 申し訳ありませんでしたぁっ!」
と声を張り上げる。
「おっ、おまんこのバルーンッ! ぐっ、ぐるしっ……! だっ、出す許可もっ! ありがとうございまひゅうッ……!」
乳首と亀頭とサオをローターでダブル挟みされ、性感帯を刺激され続け、あられもないモロ感がとまらない。
「どっ、どうかっ、おまんこからっ! バルーンッ! ださせてっ……! くっ、だっ、さぁっ、いひっ♡」
揺れる短小チンポからあふれだすガマン汁。
「おい、なに勝手に気持ちよくなってるんだ」
「ほんとうに反省してるのか?」
「このままだともっとバルーンを膨らませるぞ!」
「そっ、それだけはっ……! どっ、どうかっ、やめてぇっ……!」
こらえきれない劣情に、ヘコッ、ヘコッ、と腰を揺らした椿は、
「ごっ! ごめんなさいッ! クリチンポ汁ッ! ダダ漏れでごめんなひゃいっ! おっ、おまんこもっ、短小ザコチンポもっ! ぢぐびもっ! ぎっ、ぎもぢよすぎでっ……! ドスケベメスアクメッ! とまらないんですぅッ……!」
舌を突き出し、ローターを押し当てられたチンポから、ドピュッと精液をまき散らした。
11
お気に入りに追加
122
あなたにおすすめの小説
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる