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第三章:肉便器の恋
出張レイプ⑧
しおりを挟む「やっぱり照れとるやないか」
「……かわいいのぉ、きっと銀に惚れてもうたんやな」
「おい、銀。このコと寝たんか?」
「……いえ。自分は商品には手を出さない主義なんで――」
(……あ……)
銀の言葉が、椿の心に鋭い矢のように突き刺さる。
這いつくばったまま、動けないでいる椿に、
「……何をしている。酌を続けろ」
西村は苛立ったように言う。
「銀。おまえは席に戻れ」
「……ケ――ケツマンお酌……失礼いたします――」
顔を真っ赤にしながら、椿は銀の顔の前に尻を突き出す。
その尻にそっとふれた銀は、
「そのままケツを下げろ。そうだ……もう少し右に寄れ」
位置を指示しながら、おちょこを酒杯にあてがう。
いわれるまま尻を落とした椿は銀のおちょこに酒を注ぐ。
「よし。いいぞ。……よくがんばったな」
「あ……ありがとうございます」
その優しさに、胸がキュンとなる。
銀だけが――自分を助けてくれる……。
残るは舎弟ふたりだった。
そのとき、西村が舎弟たちを呼び寄せ、なにか指示を出した。
うなずいた舎弟たちは、席に戻ると、
「とっとと来い、ノロマ!」
ふたりがかりで椿の髪を引っぱる。
「最後はふたり交互に酌をしろ。右か左、どっちか叩かれたら、そっちにケツを向けて酌をするんだ。わかったな?」
「は、はい……」
舎弟のひとりが、右の尻を思いきり叩く。
「ケッ、ケツマンお酌ッ! 失礼しますぅっ!
急いで右に尻を向ける。
が、ひょいっとおちょこをかわされ、酒がこぼれる。
「このヘタクソ!」
ビチーン! と叩かれるチンポ。
「ひっ! いっ! いぃっ!」
間髪を入れず左の尻を叩かれ、――また同じようにかわされる。
その繰り返しで、酒をほとんど畳にこぼしてしまった椿は、
「ケ、ケツマンお酌をきちんとできず――大切なお酒をこぼしてしまい……ほんとうに申し訳ありませんでした……」
サルのように赤く腫れあがった尻を突き出し、畳に額をこすりつけて謝罪する。
「……まったく。そんなに仕置きされたいんか?」
呆れたように言った西村は、空になった天狗の面を踏みつけ、グリグリと尻穴にねじ込む。
「おっ! うっ! おっ、おぉっ――――――んっ!」
椿の髪をつかんで上体を持ち上げ、チンポに刺さった椿の花をぐいっと引き抜く。
プシャーッ、と噴水のように飛び出したガマン汁に、
「チッ。スーツに跳ねてもうた」
嫌悪感をあらわにした西村は、椿のブラジャーをはぎとり、尻穴の酒杯を抜き取る。
縁側に行き、日本庭園に面した障子をガラッと開けると、髪をつかんでひきずった椿を外に放り出し、
「しばらく外で反省してこい」
冷たく言い放つ。
「あっ……!? まっ――まってっ……!」
戸惑う椿の目の前で、ピシャッと障子が閉められ――――
一月の寒空の下、椿はひとり、素っ裸で庭に放り出されてしまった。
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