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第二章:地下室の奴隷たち
奴隷たちの日常(椿編)①
しおりを挟む1階には、スレイブショーに出演する人気TOP3と、「おチンポミルク搾り隊」の5人が生活していた。
105に「おチンポミルク搾り隊」の2人。
104、103、102は、ショー奴隷と「搾り隊」がそれぞれひとりずつ、振り分けられていた。
出口に一番近い101号室には、黒服スタッフがふたり、交代で寝泊まりしている。
朝――といっても、たいてい10時くらいだが――当番のスタッフに叩き起こされるところから、奴隷たちの一日ははじまる。
朝食。
全員並んでの強制排泄。
貞操帯、アナルプラグの装着。
チンポおよびアナルへのトレーニング、イラマチオ特訓……。
SMグッズや浣腸道具は、最上階の4Fの倉庫に大量に保管されている。
奴隷たちは誰も立ち入ったことのないその倉庫には、器具や道具のほかに、麻袋で何重にも包まれたあるものが一定期間、安置されていることもあった…………。
※
椿の部屋は、102号室だった。
同室は、「おチンポミルク搾り隊」で一番人気を誇る、身長158センチの小柄な美少年。
少年は、「ミキ」といった。
本名は「美希」と書いて「よしき」と読むのだが、本人のたっての希望で「ミキ」と呼ばれていた。
部屋には、シングルベッドがふたつ。
独立したバスルーム、洋式トイレ、洗面台、冷蔵庫、エアコンと設備は十分整っており、普通のビジネスホテルと遜色はない。
クラブの稼ぎ頭である、スレイブショー奴隷と「おチンポミルク搾り隊」は、特別な待遇を受けていた。
チンポやアナルにプラグを嵌められることはなく、排泄の制限もない。
食事も、栄養バランスのとれた弁当を三食用意してもらえる。
服も、肌触りのよいルームウェアをクローゼットから選び好きに着ることができる。
ただし、開店前には、入念なボディチェックが行われた。
奴隷のボディでいちばん大切なのは、ムダ毛がないことだった。
ショー奴隷と「搾り隊」は、チンポとアナルに毛のないことが絶対条件だった。
その日も――椿はバスルームで、スタッフのチェックを受けていた。
素っ裸になり、スタッフに向かい尻を高く突き出し、指で尻穴を押し拡げ、
「……お……おマンコチェック、お願いいたしますっ!」
鏡に映る自分の姿に赤面しながら、頭を下げる。
ビニール手袋を嵌めたスタッフが、ケツ穴まわりをツゥッとなぞり、
「よし。毛はなし。……ケツ襞はだいぶ腫れてるな。かわいそうに。昨日もいろいろ突っ込まれたからなぁ~」
「うっ……!」
アナルに指をズポッと突っ込まれ、「ひいっ……!」とえびぞる。
アナルの奥までズブズブ指を突っ込んだスタッフは、
「きったねーな。クソついてるぞ」
取り出した指に付着した便を見て顔をしかめる。
「あとでステージでたっぷり浣腸してもらえ。今日は逆さ吊りでクソさせてやるってよ」
「うっ! うっ、ほっ! おんっ!」
再度アナルをほじくられた椿は呻き声を上げる。
「ほーら。おまえの好きな前立腺トントンだ♡」
「あっ! あへっ♡ おほぉっ♡」
折り曲げた指で性感帯を直に突かれ、
「おっ! おまんこっ! おまんこきもちいいっ! トントン気持ちいいですっ!」
壁の鏡に手に突き、腰をへコへコさせる。
「クソまみれおまんこ、いじってもらってイきたいか?」
「はっ、はいっ……!」
「チンポもしごきたいんだろ?」
「は……はいっ! クリチンポッ! シコシコしてザーメン飛ばしたいでひゅっ♡」
目の前にオナホがあるように、腰を前後させる椿。
屹立したチンポから、じわっと先走りの液があふれでる。
「オナニーさせてくださぁい、って叫んでみろ」
「オッ……オナニーッ! させてくださいっ!」
「ケツマンコ奴隷はケツ穴ほじられながらオナニーしたいんです、だ」
「……ケツマンコ奴隷はっ! けちゅ穴ほじくられながらっ! おっ、オナニー! したいんですぅっ!」
「けちゅ穴ってなんだよ。きちんといえ。このバカが」
バチンッ、と尻を叩かれ、やり直しをさせられる。
「もっ、申し訳ありませんっ! ケッ、ケツ穴ほじられながらっ! オナニーッ……! させてくださぁいっ!」
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