たとえば僕が死んだら

草野 楓

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第二章:地下室の奴隷たち

鬼畜スレイブショー⑪

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 チンポをガーゼで激しくこすられ、「はぅぅっ!」とのけぞった椿は、
「らっ! らめっ! 死ぬッッ! チンポこすれてっ! 死ぬゥッ!!!」
 不自由なからだをギシギシさせながら泣き狂う。

「へへっ。死にゃあしないさ。死にそうなほどつらいだけだ」
 笑った客が、さらにガーゼをシコシコしごく。

「アッ! いっ! いやっ! いたっ! いだいっ! おちんぽ摩擦でぇっ! ウッ! イッ、イグッ! もっ! 出るッ!」
 ガーゼを突き上げる勢いで勃起したチンポから噴き出すザーメン。

「あっ! こらっ! 手にかかったじゃないか!」
 ローションガーゼにいそしんでいた客が、椿のチンポを平手でひっぱたく。

「申し訳ありません」
 客に近づいたピエロ男は、
「よろしければこれを」
 細長い棒を差し出す。
「ん? なんだ? これは」
「サイリウムです。こうすると――」
 パキッと折り曲げてからまっすぐに戻した棒が、オレンジ色にピカピカ光る。
「コンサートの客席などでよく使われるものです。これをバカ奴隷のおまんこに突っ込んでやってください」
「ほう。ケツがピカピカ光るわけか」
「はい。そのうえ、棒の数を数えれば、何人のお客さまに可愛がっていただけたかすぐわかります」
「そりゃいいアイディアだ」

 口笛を吹き、サイリウムを振った客は、
「ほら。バカまんこピカピカさせてがんばれよ!」
 椿のアナルに、オレンジ色に光る棒を突っ込む。
「ひっ! いっ! いだっ……!」
「ほう……意外に長いな。20センチくらいあるのか?」
「全部入れなくても、半分くらい入れて、あとは外に出しておいたほうが光って面白いかと思います」
「なるほどそうだな」
「おっ……! おぉっ……!」

 ムチュッ、ムチュッ、と強引にひねり、ケツ穴にサイリウムをねじ込む。

「ははっ、面白いな。ホタルみたいに光ってやがる」

 ピカピカ点滅する棒に、客席から声が飛ぶ。
「20本入れてやるからな、覚悟しておけよ!」
「よく光るようにしっかりケツふれよ~」
「ケツマンコホタルだな、こりゃぁ」
 がははっ、という下品な笑い声。

 次の客がステージにあがる。

「うーん、何か足りんな……」
 腕組みした客は、
「そうだ。おっぱいが、がら空きじゃないか。ここも、ローションガーゼしてやったらどうだ?」

 賛成! と手をあげた客がふたり、ステージにあがる。
 
 ボウルにひたしたガーゼを手にした3人組が、
「じゃあ、いっせーの、せ、でいきましょっか」
 と目を合わせる。
 ひたひたに濡れたガーゼで、両方の乳首とチンポを覆われた椿は、「あっ……や……やめ……て……やめてくださっ……!」とわななく。



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