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第二章:地下室の奴隷たち
地下室の奴隷たち①
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「ううっ、寒いっ」
さびれたビルの内階段を降り、地下室の扉を開けた中年男は、12月の北風に赤くかじかんだ手をこすり合わせた。
「……い――いらっしゃい――ませ……っ」
エントランスの丸い大理石テーブルの上。
裸の少年が、テーブルに仰向けになり、両足首をつかみ、脚をV字に開いた格好で、男を出迎えた。
額に油性マジックで描かれた「10」という数字。
乳首に穿たれたクリップからチェーンで吊り下げられた「Welcome」の真鍮プレート。
プレートの重さで少年の乳首はいまにも千切れてしまいそうなほど垂れ下がっている。
だがそれよりも目を引くのは――少年のアナルに突き刺さったたくさんの切り花だった。
「……ちょうどワシで20……か――」
少年の横に置かれた黒い花瓶の花――その日は山茶花だった――を取った男は、その花を容赦なく少年のアナルにねじ入れる。
「……ぐっ……! ぐぅぅぅ――――ッ……!」
開いた両脚をガクガクさせ、身悶える少年。
少年の尻穴には、生け花用のスポンジが入っており、少年はウェルカムボード兼人間花器として、クラブの客を出迎える係だった。
「あっ……ス……ステキなお花っ、ありがとうございますっ♡」
粗相をしないよう、ステンレス製の貞操帯を嵌められた少年は、ヒクヒクと作り笑いを浮かべる。
「紳士クラブへようこそ、ご主人様」
エントランスの奥から現れた黒服の男が、入り口の扉の鍵を閉める。
「ワシで最後か」
男は満足そうにほくそ笑む。
「はい」
黒服は、
「ようこそ。今日もこころゆくまで、楽しい夜をお楽しみください」と微笑みながら、男をカーテンで仕切られたエントランス横のクローゼットへ案内する。
「今日のお客様の椅子は、この奴隷です」
「ほう……」
男の目線が、床に四つん這いになった裸の少年に注がれる。
額に油性マジックで描かれた「45」。
だらんと萎えてぶら下がったチンポ。
鋲付きの太い首輪から伸びた細長い鎖が、乳首に穿たれたニップルプラグとつながっている。
「トッピングはどうしますか?」
「そうだな……」
腕組みした男は、
「コックリング付きのアナルバイブで」
という。
「かしこまりました」
男のチョイスに合わせた責め道具を、黒服が棚から持ってくる。
「こちらでよろしいでしょうか」
黒光りするシリコン製のコックリングと、曲がった先端にビラビラした突起のあるアナルバイブ。
「よし。尻をこっちに向けなさい」
「は、はい……」
45番の少年は、突き出した尻を、両手で押し拡げる。
ヒクッ、ヒクッ、とうごめくアナルが、男の眼前にさらされる。
「おやおや。もうおまんこがパクパクしてるじゃないか。梅干しみたいな恥ずかしい縦皺まで見えるぞぉ。自分でおまんこに指を入れて、奥までよーく見せてごらん」
さびれたビルの内階段を降り、地下室の扉を開けた中年男は、12月の北風に赤くかじかんだ手をこすり合わせた。
「……い――いらっしゃい――ませ……っ」
エントランスの丸い大理石テーブルの上。
裸の少年が、テーブルに仰向けになり、両足首をつかみ、脚をV字に開いた格好で、男を出迎えた。
額に油性マジックで描かれた「10」という数字。
乳首に穿たれたクリップからチェーンで吊り下げられた「Welcome」の真鍮プレート。
プレートの重さで少年の乳首はいまにも千切れてしまいそうなほど垂れ下がっている。
だがそれよりも目を引くのは――少年のアナルに突き刺さったたくさんの切り花だった。
「……ちょうどワシで20……か――」
少年の横に置かれた黒い花瓶の花――その日は山茶花だった――を取った男は、その花を容赦なく少年のアナルにねじ入れる。
「……ぐっ……! ぐぅぅぅ――――ッ……!」
開いた両脚をガクガクさせ、身悶える少年。
少年の尻穴には、生け花用のスポンジが入っており、少年はウェルカムボード兼人間花器として、クラブの客を出迎える係だった。
「あっ……ス……ステキなお花っ、ありがとうございますっ♡」
粗相をしないよう、ステンレス製の貞操帯を嵌められた少年は、ヒクヒクと作り笑いを浮かべる。
「紳士クラブへようこそ、ご主人様」
エントランスの奥から現れた黒服の男が、入り口の扉の鍵を閉める。
「ワシで最後か」
男は満足そうにほくそ笑む。
「はい」
黒服は、
「ようこそ。今日もこころゆくまで、楽しい夜をお楽しみください」と微笑みながら、男をカーテンで仕切られたエントランス横のクローゼットへ案内する。
「今日のお客様の椅子は、この奴隷です」
「ほう……」
男の目線が、床に四つん這いになった裸の少年に注がれる。
額に油性マジックで描かれた「45」。
だらんと萎えてぶら下がったチンポ。
鋲付きの太い首輪から伸びた細長い鎖が、乳首に穿たれたニップルプラグとつながっている。
「トッピングはどうしますか?」
「そうだな……」
腕組みした男は、
「コックリング付きのアナルバイブで」
という。
「かしこまりました」
男のチョイスに合わせた責め道具を、黒服が棚から持ってくる。
「こちらでよろしいでしょうか」
黒光りするシリコン製のコックリングと、曲がった先端にビラビラした突起のあるアナルバイブ。
「よし。尻をこっちに向けなさい」
「は、はい……」
45番の少年は、突き出した尻を、両手で押し拡げる。
ヒクッ、ヒクッ、とうごめくアナルが、男の眼前にさらされる。
「おやおや。もうおまんこがパクパクしてるじゃないか。梅干しみたいな恥ずかしい縦皺まで見えるぞぉ。自分でおまんこに指を入れて、奥までよーく見せてごらん」
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