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「いやー、ダリオとはかれこれ六年の付き合いになるかな。オレのレポートを私的にウェブに載せていたら、あいつの方からメールくれて。ずっとメールでやりとりしていたんだが、今日、ようやく初対面と相成ったわけだ。レポート? ああ、魔女狩りについて。呪術は当時の政治家と宗教家それぞれからどう捉えられ、庶民に影響していたかってね」
ブラックコーヒーに角砂糖をひとかけら落とし、ティースプーンでくるくるかき混ぜる。それを美味しそうに飲み干して、切り分けたオムレツを口に運ぶ。
全く気兼ねした様子なく、ユリアンはそれらの行動を順にこなした。
むしろ、わたしの方が気ぶっせいだ。ユリアンと向き合って座ったクラウディオの静かな怒りのオーラが怖すぎる。
ここまでの経緯に、運命というロマンチックな言葉はあまり使いたくない。が、偶然というにはできすぎていた。
ホテルも一緒、フロアも一緒、部屋は連番。確率の壁はどこへ行ったのか。もちろん、彼にローマに来ることを知らせたことはないし、ましてやホテルや部屋番号まで教えるはずもない。
偶然にわたしたちは集合していた。まさか狭間の者は呼び合う性質でもあるのかしら。
そんなわけで、ダリオの家で別れて四時間後のホテルの廊下で再度鉢合わせし、わたしたちは一つのテーブルを囲むに至ったのだ。
ああ、他のテーブルの客たちの和やかさが恨めしい。
グランドピアノの鍵盤を滑るように指で弾く女性奏者が、ワルツに曲を変えた。
着飾った女性客たちはおいしい食事に舌鼓を打ち、男性客は女性の品定めに余念がない。
よく仕込まれた給仕たちは、仮面のように澄ました顔を張り付けて、新しい飲み物を勧めて回る。
長い夜の始まりにふさわしい落ち着いた賑わいが、室内を満たしている。
その雰囲気をぶち壊すように、騒音を振りまき他のテーブルから椅子を引きずってきた金髪男は、わたしたちの冷たい視線を無視して相席し、オムレツを注文したのだ。二皿も。
気まずい空気の中、わたしたちの料理が運ばれてきた。
わたしが注文したラタトゥイユは、色味もやわらかくとても食欲をそそる。
一口食べれば、頬が落ちそうなうま味が口の中に広がった。……おいしい!
「オリーブオイルの味が程良くて、後を引かないな。どこのを使っているんだ?」
カルパッチョをつつくクラウディオが明るい声を出した。少し、機嫌が戻ったかしら。
「それ聞いてどうすんの? あんた、料理すんの?」
「……答える必要が?」
「必要はないけど、答えた方が会話は弾むし食事は美味いだろ? ほら、イノリが泣きそうな顔してるし、少しは愛想でも振りまけば? 保護者さん」
クラウディオの眉間のしわが一本増える。
あああああ、どうしてユリアンはこう人をおちょくるのが上手いのかしら。
「料理はする。それで?」
「マスターが、あんたが一時期<ルーチェ>で働いていたっていってたぞ。あんたの料理は評判よかったって。なのに急に仕事を変えちまったとか。残念がってたぞ、マスター。なんで仕事変えたんだよ」
「君には関係ない」
わたし、クラウディオが<ルーチェ>に勤めていただなんて知らなかった。マスターと知り合いだったということは聞いていたけれど。マスターもそんなこと言わなかった。
じっとクラウディオを見つめると、彼はかすかに眉尻を下げた。困った顔をしている。
「……もともと、一つの仕事を長く続けない生活をしてきたんだ。<ルーチェ>は、その中ではまあ、長い方だった。
今の仕事は、あちこちに出向くから、情報収集にいい。そう思って8年ほど前に、転職した」
情報収集は、きっと狭間の者のことだろうと思う。
「なるほどな。ま、オレたちみたいなのは、定住・定職に就くのは難しいもんな。ひとところにとどまれば、やつらが集まってくる。ドナトーニ神父はあんたが、数年おきに街と外とで引っ越しをしていると言っていたけど、それもそういう理由だろ」
「ひとのことをこそこそ嗅ぎ回るような真似をするな、不快だ」
「秘密主義だな、保護者さん。イノリにも経歴を話さないだなんて、徹底してる。
あんたらだいぶ不思議な関係だな。義理の親子っていうにはよそよそしい」
というか、まずい。ユリアンは上機嫌だけれど、クラウディオの堪忍袋の緒は今にも切れそう。きっとわたしに<ルーチェ>で働いていたことを知られたくなかったに違いない。転職や引っ越しが多いこともそうだ。クラウディオのことだから、わたしを不安にさせないように気遣ってくれた可能性が高い。
よそよそしいと言われたけれど、わたしはそれでいいと思っている。本当の親子ではないし、わたしも、クラウディオには言えていないことがある。
ユリアンは、当人同士の納得の上に成り立っているバランスを、おもしろ半分に壊しにかかっている。
「ねえ、あのさ、クラウディオ。ユリアンはオムレツが好きなの」
「見れば分かる」
そりゃ、二皿も並べられちゃね……。
「だ、だからほら、今度作ってあげたらどう? クラウディオの料理の腕を披露してあげたら、こいつだって驚くわきっと」
「するつもりはない。必要もない」
にべもないね、クラウディオ……。場を収めようとして、とっさに変なことを口走ったわたしも悪いんだけれど。
わたしが肩を落とすと、ユリアンが苦笑して、
「わたしの為にケンカしないでって言うには、ちょっとイノリじゃ色気不足だな」
できるだけ冷たい目で睨んでやるが、のれんに腕押し。ユリアンなんかに苛立っている自分にも腹が立って、乱暴に人参にフォークを突き立てると、ソースがはねた。
それだけなら問題ないが、最悪なことに、丁度テーブルの横を通った人のサンドベージュのスラックスに小さなシミを作ってしまったのだ。
「あ、あの、ごめんなさい!」
慌ててハンカチに水を含ませ立ち上がった。保護者のクラウディオも同じ様にする。
しかし、その人は入れ違いに長い指をテーブルに這わせた。猫のようにしなやかな動きで、食卓にしなだれかかる。
その人の顔を見て、わたしはぽかんとしてしまった。
エキゾチックな顔立ちの目を見張るほどの美女だ。赤みの強い茶髪に、透けるような白い肌。真っ黒なスタンドカラーのシャツからは、引き締まった二の腕が惜しげもなくさらされている。身長は180センチメートル近くあるだろう。さらに7センチヒールのおまけつき。モデルさんでしょうか、とおもわず聞きたくなる容貌だ。
造作の自信からか、化粧っ気はゼロ。彼女はその顔を蠱惑的に笑ませ、唇を舐めた。
細まるアンバーの瞳と、赤い輪。
――赤い輪?
「このようなところで巡り合うとは、神の思し召しだな、ユリアン・アルホフ!」
彼女がテーブルを蹴り倒すのと、ユリアンが椅子を蹴ってその場を離脱するのはほぼ同時だった。
舞い上がる白いテーブルクロスと食器たち。
色とりどりの料理たちが放り出されて、一瞬の滞空の後、シャワーとなって降ってくる。
立ちすくんでいたわたしの頭を抱え込み、クラウディオが退避する。その背にバラバラとデザートのフルーツが降り注いだ。まだ一口も食べていないのに!
あたりが騒然となる。食器の砕ける音、椅子やテーブルが倒れる音、悲鳴と罵声。
「無事か、イノリ!」
「クラウディオこそ」
クラウディオがわたしの肩を掴んで確認する。お互いなんとか無傷。クラウディオのシャツは食べ物でどろどろのぐしゃぐしゃになってしまっていたけれど。
ホールでは香港アクション映画さながらの大立ち回りが繰り広げられていた。
テーブルからテーブルを一足飛びで移動するユリアン。彼が着地するたびに、テーブル付近で悲鳴が上がる。一拍遅れで追いかける美女。
美女の左右の手にはいつの間にか、禍々しく光る刃物が握られていた。刀身が丁度女の前腕くらいの長さだ。手さばきはとても素人とは思えない冴えがある。
横に薙いだ右手、切り上げた左手、えぐり込むように右で突いて、左が返す刀で払いかける。その一連の動きを、わたしは数拍遅れて認識する。それで精一杯だ。
ユリアンは軽業師のような身のこなしで連撃を避けている。偏りなく鍛えられた全身の筋肉が服の上から見て取れるようだった。追いかけっこをする子供のように笑っている。実に楽しそうだ。
騒ぎを聞きつけた警備員が駆けつけてきた。野次馬と客をかき分け、防刃衣を身につけた男たちが、二人を言葉で制止する。
それで止まる二人ではない。
蓋を支える柱を叩き折って平らにしたグランドピアノの上で、激しくやり合う二人に完全に無視され、警備員のおじさんたちはおろおろしている。
ふと、ユリアンのヘーゼルの瞳がわたしを見て、出入り口を見た。
わたしは思わずクラウディオを押し退けて駆けだしていた。
一瞬早く、ユリアンは殺陣を投げだし、出入り口へ猛ダッシュしている。後を甲高いヒールの音が追っていく。
人垣が割れ、道ができた。わたしもそこにつっこむが、モーゼのようにはいかず、途中でもみくちゃにされた。
凹凸の少ない体が役立ち、数秒のロスでどうにかこうにか抜け出せたもののすっかり二人の影はない。
だが、通行人が振り返り、驚きの声が響く方向があるのに気づく。そちらへ全力疾走していた。初めて、今日この日にぺたんこ靴を選んだ自分を誉める気になった。
ブラックコーヒーに角砂糖をひとかけら落とし、ティースプーンでくるくるかき混ぜる。それを美味しそうに飲み干して、切り分けたオムレツを口に運ぶ。
全く気兼ねした様子なく、ユリアンはそれらの行動を順にこなした。
むしろ、わたしの方が気ぶっせいだ。ユリアンと向き合って座ったクラウディオの静かな怒りのオーラが怖すぎる。
ここまでの経緯に、運命というロマンチックな言葉はあまり使いたくない。が、偶然というにはできすぎていた。
ホテルも一緒、フロアも一緒、部屋は連番。確率の壁はどこへ行ったのか。もちろん、彼にローマに来ることを知らせたことはないし、ましてやホテルや部屋番号まで教えるはずもない。
偶然にわたしたちは集合していた。まさか狭間の者は呼び合う性質でもあるのかしら。
そんなわけで、ダリオの家で別れて四時間後のホテルの廊下で再度鉢合わせし、わたしたちは一つのテーブルを囲むに至ったのだ。
ああ、他のテーブルの客たちの和やかさが恨めしい。
グランドピアノの鍵盤を滑るように指で弾く女性奏者が、ワルツに曲を変えた。
着飾った女性客たちはおいしい食事に舌鼓を打ち、男性客は女性の品定めに余念がない。
よく仕込まれた給仕たちは、仮面のように澄ました顔を張り付けて、新しい飲み物を勧めて回る。
長い夜の始まりにふさわしい落ち着いた賑わいが、室内を満たしている。
その雰囲気をぶち壊すように、騒音を振りまき他のテーブルから椅子を引きずってきた金髪男は、わたしたちの冷たい視線を無視して相席し、オムレツを注文したのだ。二皿も。
気まずい空気の中、わたしたちの料理が運ばれてきた。
わたしが注文したラタトゥイユは、色味もやわらかくとても食欲をそそる。
一口食べれば、頬が落ちそうなうま味が口の中に広がった。……おいしい!
「オリーブオイルの味が程良くて、後を引かないな。どこのを使っているんだ?」
カルパッチョをつつくクラウディオが明るい声を出した。少し、機嫌が戻ったかしら。
「それ聞いてどうすんの? あんた、料理すんの?」
「……答える必要が?」
「必要はないけど、答えた方が会話は弾むし食事は美味いだろ? ほら、イノリが泣きそうな顔してるし、少しは愛想でも振りまけば? 保護者さん」
クラウディオの眉間のしわが一本増える。
あああああ、どうしてユリアンはこう人をおちょくるのが上手いのかしら。
「料理はする。それで?」
「マスターが、あんたが一時期<ルーチェ>で働いていたっていってたぞ。あんたの料理は評判よかったって。なのに急に仕事を変えちまったとか。残念がってたぞ、マスター。なんで仕事変えたんだよ」
「君には関係ない」
わたし、クラウディオが<ルーチェ>に勤めていただなんて知らなかった。マスターと知り合いだったということは聞いていたけれど。マスターもそんなこと言わなかった。
じっとクラウディオを見つめると、彼はかすかに眉尻を下げた。困った顔をしている。
「……もともと、一つの仕事を長く続けない生活をしてきたんだ。<ルーチェ>は、その中ではまあ、長い方だった。
今の仕事は、あちこちに出向くから、情報収集にいい。そう思って8年ほど前に、転職した」
情報収集は、きっと狭間の者のことだろうと思う。
「なるほどな。ま、オレたちみたいなのは、定住・定職に就くのは難しいもんな。ひとところにとどまれば、やつらが集まってくる。ドナトーニ神父はあんたが、数年おきに街と外とで引っ越しをしていると言っていたけど、それもそういう理由だろ」
「ひとのことをこそこそ嗅ぎ回るような真似をするな、不快だ」
「秘密主義だな、保護者さん。イノリにも経歴を話さないだなんて、徹底してる。
あんたらだいぶ不思議な関係だな。義理の親子っていうにはよそよそしい」
というか、まずい。ユリアンは上機嫌だけれど、クラウディオの堪忍袋の緒は今にも切れそう。きっとわたしに<ルーチェ>で働いていたことを知られたくなかったに違いない。転職や引っ越しが多いこともそうだ。クラウディオのことだから、わたしを不安にさせないように気遣ってくれた可能性が高い。
よそよそしいと言われたけれど、わたしはそれでいいと思っている。本当の親子ではないし、わたしも、クラウディオには言えていないことがある。
ユリアンは、当人同士の納得の上に成り立っているバランスを、おもしろ半分に壊しにかかっている。
「ねえ、あのさ、クラウディオ。ユリアンはオムレツが好きなの」
「見れば分かる」
そりゃ、二皿も並べられちゃね……。
「だ、だからほら、今度作ってあげたらどう? クラウディオの料理の腕を披露してあげたら、こいつだって驚くわきっと」
「するつもりはない。必要もない」
にべもないね、クラウディオ……。場を収めようとして、とっさに変なことを口走ったわたしも悪いんだけれど。
わたしが肩を落とすと、ユリアンが苦笑して、
「わたしの為にケンカしないでって言うには、ちょっとイノリじゃ色気不足だな」
できるだけ冷たい目で睨んでやるが、のれんに腕押し。ユリアンなんかに苛立っている自分にも腹が立って、乱暴に人参にフォークを突き立てると、ソースがはねた。
それだけなら問題ないが、最悪なことに、丁度テーブルの横を通った人のサンドベージュのスラックスに小さなシミを作ってしまったのだ。
「あ、あの、ごめんなさい!」
慌ててハンカチに水を含ませ立ち上がった。保護者のクラウディオも同じ様にする。
しかし、その人は入れ違いに長い指をテーブルに這わせた。猫のようにしなやかな動きで、食卓にしなだれかかる。
その人の顔を見て、わたしはぽかんとしてしまった。
エキゾチックな顔立ちの目を見張るほどの美女だ。赤みの強い茶髪に、透けるような白い肌。真っ黒なスタンドカラーのシャツからは、引き締まった二の腕が惜しげもなくさらされている。身長は180センチメートル近くあるだろう。さらに7センチヒールのおまけつき。モデルさんでしょうか、とおもわず聞きたくなる容貌だ。
造作の自信からか、化粧っ気はゼロ。彼女はその顔を蠱惑的に笑ませ、唇を舐めた。
細まるアンバーの瞳と、赤い輪。
――赤い輪?
「このようなところで巡り合うとは、神の思し召しだな、ユリアン・アルホフ!」
彼女がテーブルを蹴り倒すのと、ユリアンが椅子を蹴ってその場を離脱するのはほぼ同時だった。
舞い上がる白いテーブルクロスと食器たち。
色とりどりの料理たちが放り出されて、一瞬の滞空の後、シャワーとなって降ってくる。
立ちすくんでいたわたしの頭を抱え込み、クラウディオが退避する。その背にバラバラとデザートのフルーツが降り注いだ。まだ一口も食べていないのに!
あたりが騒然となる。食器の砕ける音、椅子やテーブルが倒れる音、悲鳴と罵声。
「無事か、イノリ!」
「クラウディオこそ」
クラウディオがわたしの肩を掴んで確認する。お互いなんとか無傷。クラウディオのシャツは食べ物でどろどろのぐしゃぐしゃになってしまっていたけれど。
ホールでは香港アクション映画さながらの大立ち回りが繰り広げられていた。
テーブルからテーブルを一足飛びで移動するユリアン。彼が着地するたびに、テーブル付近で悲鳴が上がる。一拍遅れで追いかける美女。
美女の左右の手にはいつの間にか、禍々しく光る刃物が握られていた。刀身が丁度女の前腕くらいの長さだ。手さばきはとても素人とは思えない冴えがある。
横に薙いだ右手、切り上げた左手、えぐり込むように右で突いて、左が返す刀で払いかける。その一連の動きを、わたしは数拍遅れて認識する。それで精一杯だ。
ユリアンは軽業師のような身のこなしで連撃を避けている。偏りなく鍛えられた全身の筋肉が服の上から見て取れるようだった。追いかけっこをする子供のように笑っている。実に楽しそうだ。
騒ぎを聞きつけた警備員が駆けつけてきた。野次馬と客をかき分け、防刃衣を身につけた男たちが、二人を言葉で制止する。
それで止まる二人ではない。
蓋を支える柱を叩き折って平らにしたグランドピアノの上で、激しくやり合う二人に完全に無視され、警備員のおじさんたちはおろおろしている。
ふと、ユリアンのヘーゼルの瞳がわたしを見て、出入り口を見た。
わたしは思わずクラウディオを押し退けて駆けだしていた。
一瞬早く、ユリアンは殺陣を投げだし、出入り口へ猛ダッシュしている。後を甲高いヒールの音が追っていく。
人垣が割れ、道ができた。わたしもそこにつっこむが、モーゼのようにはいかず、途中でもみくちゃにされた。
凹凸の少ない体が役立ち、数秒のロスでどうにかこうにか抜け出せたもののすっかり二人の影はない。
だが、通行人が振り返り、驚きの声が響く方向があるのに気づく。そちらへ全力疾走していた。初めて、今日この日にぺたんこ靴を選んだ自分を誉める気になった。
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