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多分正気じゃないけど別にそれでいいじゃない、正気な人がこういうの言い出さないし
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「お姉ちゃん、キスのことなんだけど」
「うん?」
「お姉ちゃん、わたしとしちゃったの、大丈夫?」
「大丈夫じゃない理由が考えつかないから大丈夫に決まってるだろう」
そもそも先攻取ったのはわたしの方だったんだけど。
「そうか、そうならいいんだけど……」
「花、なにか悩みでもあったの?」
「別にないけど、ただ姉妹同士でキスをするのは世間的でどうかなと思って、お姉ちゃんが気にするかもしれないと思ってた」
「わたしだって、そういうのについて考えたことくらいはあるけど、結論からいえば?邪魔にさえならなければ、わたしは気にしない、他人がどう思ってても。花は、わたしとキスをした自慢の、すごくかわいい妹。ただそれだけでいい」
確かに私達はあまり年が離れてない血が繋がった姉妹、髪型もほとんど同じで、見た目はほとんど同じ。そとで人がいるところでいちゃついたらたくさんの人の視線を浴びられそう。
でもそういう状況があれば、その人のほとんどが赤の他人に違いなさそうだから、べつにどうでもいいじゃない?どう思われても。全然知らない人より、一番気になるのは、一番問題だの邪魔だのになりそうなのは他人より家族とか友達とかかな?
友達にはずっと前からシスコン呼ばわりされてるからそっちはもうとっくに、私が気づく前に、わたしの気持ちを察していてもおかしくない。なので、友達の前で妹とキスやイチャイチャしても大丈夫!
でもやっぱり家族(可愛い妹をのぞいて)に知られたらちょっと……
そういうの、ちゃんと考えたほうがいいか。
「花、わたしたちはこれから、付き合うことになる?キスはしてたけど、一応ちゃんと聞いたほうがいいかもと思って」
「お姉ちゃんと付き合う、か。聞くまでもないじゃない?私が、お姉ちゃんと、全部したいだから」
頬が少し赤くなりながら、花が答える。
「それは嬉しいね。ええと、それはいいんだけど、実際にこの話題にしたのは理由がある、本題がまだみたいな……」
「長い前置きは必要ないよ。さっさと言っても、変なことだとしても、私が怒らないから」
「はい!わたしたちががちで付き合うつもりみたいね。でもわたしたちが付き合う事になれば、お母さんたちにもちゃんと話をしておいたほうが良さそうね」
「ええ?両親に話したいの?」
「そうだけど」
でも花はわたしの話を聞かず、パニクって始めた。
「お母さんたちの娘たちが血が繋がった姉妹であることをわかっててもキスしたけど、その上にえっちなこともしたいの!みたいな?……わたしはそれ、言えることだと考えたこともなかったけどやっぱり言った方が……いい……かも?なんか馬鹿げたことかと最初は思ったけど、秘密にしたほうがいいに決まってるって。でもわたしたちなら間違いなくバレそうね?お姉ちゃんが言う通り話してみた方がいいかも。でもだめたど言われたらわたしたちは一体どうすればいいなの?」
「そうなれば秘密裏で進めばいいじゃ」
「かなり変な目で見られそうな気がするけど。お姉ちゃん、本当に行けると思うの?」
「だめだとしても、その時はああ、待って、やっぱり冗談でしたから気にしないよ、で弁護すればいいの」
わたしたちが少し本気そうに見えても冗談ですよと言ったら、やっぱりふざけたか、と誰だって納得しそうな話題だから。
それでも、結果どうなってもやっぱり話してみたい。
「うん?」
「お姉ちゃん、わたしとしちゃったの、大丈夫?」
「大丈夫じゃない理由が考えつかないから大丈夫に決まってるだろう」
そもそも先攻取ったのはわたしの方だったんだけど。
「そうか、そうならいいんだけど……」
「花、なにか悩みでもあったの?」
「別にないけど、ただ姉妹同士でキスをするのは世間的でどうかなと思って、お姉ちゃんが気にするかもしれないと思ってた」
「わたしだって、そういうのについて考えたことくらいはあるけど、結論からいえば?邪魔にさえならなければ、わたしは気にしない、他人がどう思ってても。花は、わたしとキスをした自慢の、すごくかわいい妹。ただそれだけでいい」
確かに私達はあまり年が離れてない血が繋がった姉妹、髪型もほとんど同じで、見た目はほとんど同じ。そとで人がいるところでいちゃついたらたくさんの人の視線を浴びられそう。
でもそういう状況があれば、その人のほとんどが赤の他人に違いなさそうだから、べつにどうでもいいじゃない?どう思われても。全然知らない人より、一番気になるのは、一番問題だの邪魔だのになりそうなのは他人より家族とか友達とかかな?
友達にはずっと前からシスコン呼ばわりされてるからそっちはもうとっくに、私が気づく前に、わたしの気持ちを察していてもおかしくない。なので、友達の前で妹とキスやイチャイチャしても大丈夫!
でもやっぱり家族(可愛い妹をのぞいて)に知られたらちょっと……
そういうの、ちゃんと考えたほうがいいか。
「花、わたしたちはこれから、付き合うことになる?キスはしてたけど、一応ちゃんと聞いたほうがいいかもと思って」
「お姉ちゃんと付き合う、か。聞くまでもないじゃない?私が、お姉ちゃんと、全部したいだから」
頬が少し赤くなりながら、花が答える。
「それは嬉しいね。ええと、それはいいんだけど、実際にこの話題にしたのは理由がある、本題がまだみたいな……」
「長い前置きは必要ないよ。さっさと言っても、変なことだとしても、私が怒らないから」
「はい!わたしたちががちで付き合うつもりみたいね。でもわたしたちが付き合う事になれば、お母さんたちにもちゃんと話をしておいたほうが良さそうね」
「ええ?両親に話したいの?」
「そうだけど」
でも花はわたしの話を聞かず、パニクって始めた。
「お母さんたちの娘たちが血が繋がった姉妹であることをわかっててもキスしたけど、その上にえっちなこともしたいの!みたいな?……わたしはそれ、言えることだと考えたこともなかったけどやっぱり言った方が……いい……かも?なんか馬鹿げたことかと最初は思ったけど、秘密にしたほうがいいに決まってるって。でもわたしたちなら間違いなくバレそうね?お姉ちゃんが言う通り話してみた方がいいかも。でもだめたど言われたらわたしたちは一体どうすればいいなの?」
「そうなれば秘密裏で進めばいいじゃ」
「かなり変な目で見られそうな気がするけど。お姉ちゃん、本当に行けると思うの?」
「だめだとしても、その時はああ、待って、やっぱり冗談でしたから気にしないよ、で弁護すればいいの」
わたしたちが少し本気そうに見えても冗談ですよと言ったら、やっぱりふざけたか、と誰だって納得しそうな話題だから。
それでも、結果どうなってもやっぱり話してみたい。
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