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第28話
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「君には日没と共に山本君とアスタゴに上陸してもらう」
事務連絡の様に冷淡な声が少しばかり広い部屋に響いた。
『あの、間磯が死んだというのは本当なのでしょうか?』
「残念だがね……。だが、そのおかげで戦力は分散されている。君と山本君の力で道を切り開くのだ」
無線機に向けて岩松は指示を出す。
岩松の予想通り、タイタンの数はリーゼの数を上回るが、それも問題はない。何より、マルテアとグランツ帝国の支援もある。
「アスタゴの東海岸から攻撃を仕掛ける。マルテアとグランツ帝国の応援もある」
上陸前に合流し、突破できるだけの戦力で突っ込めと言うことだ。
「指令は以上だ」
岩松は返答を聞かずに通信を切った。自分に歯向かうわけがないという自信があったからだろう。
通信が終わったのを見計ったかの様に、扉が叩かれた。
「入ってきたまえ」
三度のノックの音を聞いて、岩松が告げると、扉がギイと音を立てて開かれた。
「坂平君」
入ってきたのは軍服を着た男性、坂平だった。
「残念ながら間磯君は死んでしまった様だ」
椅子から立ち上がり岩松は坂平の隣に立つ。
「それを指示したのは、岩松大将ですよね……」
こうなることは分かっていたはずだ。単独で間磯をアスタゴ合衆国に送り込み、西方からの攻撃を警戒させる。
「私は指令としての判断をした。死んだのは彼に、生き残るだけの実力がなかったからだ」
非情な男だ。
冷酷な男だ。
「さて、そこで君には次の兵士を選んでもらいたい」
「私が、ですか……?」
坂平は顔を青ざめさせる。
怖いのだ。ガチガチに体が震えるのを坂平は感じている。もし、ここで彼が選択をして子供の命を散らしてしまうことが。
「ああ、だが阿賀野君は駄目だ。私は美空か川中君がいいと思うが……」
君はどう思うね。
岩松は笑みを浮かべながら尋ねた。
「わ、私、は……」
「ははっ、そう固くならんでいい。気軽に考えるんだ、坂平君」
どうせ自分の命をかけるわけでもなし。何より、国の役に立つことができるのだから。
「四島では、駄目でしょうか……」
坂平の考えつく、最大の戦力。しかし、その考えを岩松は否定した。
「まだ早い。四島君にはもっと攻め込んでから行ってもらったほうがいい」
結局の所、岩松は美空か川中に戦争に行ってもらいたいと考えているのだ。
「考えて、おきます」
そう言って坂平は退室した。
その背中を岩松は見送った。
「……ああ、二人とも送るということも出来るか」
パイロットが誰か一人死んでしまったとしても、もう一人送ることで、すぐに代わりを用意できる。
とは言え、リーゼを破壊された場合においては陽の国から送る必要があるが。
「ふむ、坂平君が一人選ぶだろうから、私がもう一人選んでおこう」
再び考えてみるが、ここで美空を消費するには勿体ない。愛することはないが道具としてはそれなりに有用である。能力として四島には劣るが、飯島と同程度の力を持つ。さらには岩松に従順である点も評価は高い。
今、ここで死んでも構わない人物。
となれば。
「ふむ。……彼女だな」
ただ、坂平が美空を選ばないという保証はない。尤も、その時は言いくるめれば良いだけだ。
屋上で二人の男が話していた。
一人はタバコを取り出して、もう一人は缶コーヒーを飲みながら。
「どうしたら良いんだろうな……」
タバコを口から離して、空を見ながら坂平は尋ねた。
「俺が次に行く奴を選ばなければならないんだ」
その事に多大な責任を感じる。戦争の勝敗に関わる事か、それとも子供を死なせてしまうかもしれないと言うことか。
そのどちらもなのかもしれない。一人が背負うには重すぎるもの。
「誰を行かせたら良いんだろうな……」
きっと、誰を選んでも後悔する。
松野が死んだ事も、間磯が死んだ事も、守る事ができなかったと言う責任として、坂平は自らの背に重たくのしかかっている様な気がして仕方がない。
「阿賀野じゃダメなのか?」
話を聞いていた佐藤が質問をすれば、坂平はふるふると首を横に振った。
「そうか」
なら、自分にも無理だ。
諦めた様な顔をして佐藤は溜息を吐いた。
「……岩松か川中を勧められたよ」
「自分の孫娘を、ね……。あの人なら普通にやるよな」
血縁関係のものを戦争に行かせるなど正気の沙汰ではない。
「誰が行けば良いんだ」
選べない。と言うよりは、選びたくない。自分のせいで誰かを死なせると言う事に耐えられそうにない。
「誰が行っても、結局は同じだ」
坂平が唇を悔しげに噛みしめて、そう吐いた。
「誰を送っても死ぬ」
アスタゴ合衆国、ヴォーリァ連邦、ノースタリア連合王国、フィンセス。どの国も陽の国以上の軍事力を誇る。
「早く、白旗をあげれば良いんだ……。そしたら一番平和な終わり方をする」
始まる前から分かっていたはずだ。グランツ帝国とマルテアの協力があったとしても勝つことはできない事くらい。
「こんな無意味な戦いがあるかよ」
苦々しい現実。受け入れられない理不尽な世界。こんな世の中に希望などあるものか。
「お前が辛いなら俺が代わってやろうか?」
佐藤がそう提案するが、坂平はそれを断った。
「……いや、俺の役目だ。俺がやらなきゃいけないんだ」
どれだけ辛くとも、絶えなければならない。間磯も松野も死にたくないと思い死んでいったに違いない。だから、自分の役目を放棄して、逃げて良い理由などあるわけがない。
坂平はタバコを口に咥える。
「決めたよ」
「誰にするんだ?」
佐藤は坂平の言葉を聞いて、尋ねた。
「川中が良いと思う。岩松は実力もある。まだ取っておくべきだろ」
坂平の考えは奇しくも岩松の思考と同じであった。川中には実力がある。岩松には敵わないが、それなりのものだ。
「お前はそれで後悔しないか?」
佐藤はわかり切っているはずなのに態と、その質問をした。
「後悔?」
そんなもの。
「戦争が始まってから、ずっとし続けてるに決まってる。今回、俺が選んだから、俺のせいで誰かが死ぬんだ。俺が何も力を持っていないから、そうなるんだ」
「…………」
「この戦争が終わったら、俺はーー」
その言葉の続きは坂平の口から出ることはなかった。
「終わったら?」
「……どこか遠くに行くよ」
そうやって答えを誤魔化す。
佐藤には坂平が何を言いたいかは分かっていた。だから、それ以上の追求をしなかった。佐藤は缶コーヒーの中身を飲み切って、先に屋上を出て行く。
澄み渡る空の下、一人の軍人が屋上に立っていた。
事務連絡の様に冷淡な声が少しばかり広い部屋に響いた。
『あの、間磯が死んだというのは本当なのでしょうか?』
「残念だがね……。だが、そのおかげで戦力は分散されている。君と山本君の力で道を切り開くのだ」
無線機に向けて岩松は指示を出す。
岩松の予想通り、タイタンの数はリーゼの数を上回るが、それも問題はない。何より、マルテアとグランツ帝国の支援もある。
「アスタゴの東海岸から攻撃を仕掛ける。マルテアとグランツ帝国の応援もある」
上陸前に合流し、突破できるだけの戦力で突っ込めと言うことだ。
「指令は以上だ」
岩松は返答を聞かずに通信を切った。自分に歯向かうわけがないという自信があったからだろう。
通信が終わったのを見計ったかの様に、扉が叩かれた。
「入ってきたまえ」
三度のノックの音を聞いて、岩松が告げると、扉がギイと音を立てて開かれた。
「坂平君」
入ってきたのは軍服を着た男性、坂平だった。
「残念ながら間磯君は死んでしまった様だ」
椅子から立ち上がり岩松は坂平の隣に立つ。
「それを指示したのは、岩松大将ですよね……」
こうなることは分かっていたはずだ。単独で間磯をアスタゴ合衆国に送り込み、西方からの攻撃を警戒させる。
「私は指令としての判断をした。死んだのは彼に、生き残るだけの実力がなかったからだ」
非情な男だ。
冷酷な男だ。
「さて、そこで君には次の兵士を選んでもらいたい」
「私が、ですか……?」
坂平は顔を青ざめさせる。
怖いのだ。ガチガチに体が震えるのを坂平は感じている。もし、ここで彼が選択をして子供の命を散らしてしまうことが。
「ああ、だが阿賀野君は駄目だ。私は美空か川中君がいいと思うが……」
君はどう思うね。
岩松は笑みを浮かべながら尋ねた。
「わ、私、は……」
「ははっ、そう固くならんでいい。気軽に考えるんだ、坂平君」
どうせ自分の命をかけるわけでもなし。何より、国の役に立つことができるのだから。
「四島では、駄目でしょうか……」
坂平の考えつく、最大の戦力。しかし、その考えを岩松は否定した。
「まだ早い。四島君にはもっと攻め込んでから行ってもらったほうがいい」
結局の所、岩松は美空か川中に戦争に行ってもらいたいと考えているのだ。
「考えて、おきます」
そう言って坂平は退室した。
その背中を岩松は見送った。
「……ああ、二人とも送るということも出来るか」
パイロットが誰か一人死んでしまったとしても、もう一人送ることで、すぐに代わりを用意できる。
とは言え、リーゼを破壊された場合においては陽の国から送る必要があるが。
「ふむ、坂平君が一人選ぶだろうから、私がもう一人選んでおこう」
再び考えてみるが、ここで美空を消費するには勿体ない。愛することはないが道具としてはそれなりに有用である。能力として四島には劣るが、飯島と同程度の力を持つ。さらには岩松に従順である点も評価は高い。
今、ここで死んでも構わない人物。
となれば。
「ふむ。……彼女だな」
ただ、坂平が美空を選ばないという保証はない。尤も、その時は言いくるめれば良いだけだ。
屋上で二人の男が話していた。
一人はタバコを取り出して、もう一人は缶コーヒーを飲みながら。
「どうしたら良いんだろうな……」
タバコを口から離して、空を見ながら坂平は尋ねた。
「俺が次に行く奴を選ばなければならないんだ」
その事に多大な責任を感じる。戦争の勝敗に関わる事か、それとも子供を死なせてしまうかもしれないと言うことか。
そのどちらもなのかもしれない。一人が背負うには重すぎるもの。
「誰を行かせたら良いんだろうな……」
きっと、誰を選んでも後悔する。
松野が死んだ事も、間磯が死んだ事も、守る事ができなかったと言う責任として、坂平は自らの背に重たくのしかかっている様な気がして仕方がない。
「阿賀野じゃダメなのか?」
話を聞いていた佐藤が質問をすれば、坂平はふるふると首を横に振った。
「そうか」
なら、自分にも無理だ。
諦めた様な顔をして佐藤は溜息を吐いた。
「……岩松か川中を勧められたよ」
「自分の孫娘を、ね……。あの人なら普通にやるよな」
血縁関係のものを戦争に行かせるなど正気の沙汰ではない。
「誰が行けば良いんだ」
選べない。と言うよりは、選びたくない。自分のせいで誰かを死なせると言う事に耐えられそうにない。
「誰が行っても、結局は同じだ」
坂平が唇を悔しげに噛みしめて、そう吐いた。
「誰を送っても死ぬ」
アスタゴ合衆国、ヴォーリァ連邦、ノースタリア連合王国、フィンセス。どの国も陽の国以上の軍事力を誇る。
「早く、白旗をあげれば良いんだ……。そしたら一番平和な終わり方をする」
始まる前から分かっていたはずだ。グランツ帝国とマルテアの協力があったとしても勝つことはできない事くらい。
「こんな無意味な戦いがあるかよ」
苦々しい現実。受け入れられない理不尽な世界。こんな世の中に希望などあるものか。
「お前が辛いなら俺が代わってやろうか?」
佐藤がそう提案するが、坂平はそれを断った。
「……いや、俺の役目だ。俺がやらなきゃいけないんだ」
どれだけ辛くとも、絶えなければならない。間磯も松野も死にたくないと思い死んでいったに違いない。だから、自分の役目を放棄して、逃げて良い理由などあるわけがない。
坂平はタバコを口に咥える。
「決めたよ」
「誰にするんだ?」
佐藤は坂平の言葉を聞いて、尋ねた。
「川中が良いと思う。岩松は実力もある。まだ取っておくべきだろ」
坂平の考えは奇しくも岩松の思考と同じであった。川中には実力がある。岩松には敵わないが、それなりのものだ。
「お前はそれで後悔しないか?」
佐藤はわかり切っているはずなのに態と、その質問をした。
「後悔?」
そんなもの。
「戦争が始まってから、ずっとし続けてるに決まってる。今回、俺が選んだから、俺のせいで誰かが死ぬんだ。俺が何も力を持っていないから、そうなるんだ」
「…………」
「この戦争が終わったら、俺はーー」
その言葉の続きは坂平の口から出ることはなかった。
「終わったら?」
「……どこか遠くに行くよ」
そうやって答えを誤魔化す。
佐藤には坂平が何を言いたいかは分かっていた。だから、それ以上の追求をしなかった。佐藤は缶コーヒーの中身を飲み切って、先に屋上を出て行く。
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