17 / 32
5話 脱皮と責任と独占欲(2/4)
しおりを挟む
結局、疲れの溜まっていたリーバは、すぐに寝付いた。
寝ているリーバを起こさないように、静かにお店屋さん……もとい屋台ごっこをしていた子ども達だったが、お日様が閉じてきて薄暗くなってくるとニディアがソワソワし始める。
何度も時計を見る様子に、本当は早く親に会いたいんだなぁと感じる。
お迎えは母親だろうか、父親だろうか。
ザルイルの同僚で出張に行ったのは、母親のはずだったが……。
不意にそよ風が頬を撫でる。
この世界には自然の風は吹かないから、これは……。
子供部屋の大きな丸テーブルで、シェルカと並んで折り紙を折っていた二ディアがパッと顔を上げる。
「母上っ!!」
そうかー。あれは母親かー。
迎えに来た黄色いドラゴン……っと、トラコンか。ニディアの母親は、リリアさんほどではないがデカすぎて、顔が霞んでよく見えない。
後ろにはザルイルの姿もあるが、ザルイルよりトラコンの方が二回り以上はでかいな。
竜の姿に戻ったニディアは、嬉しそうに母竜に飛び付いた。
「母上、お帰りなさい!」
おお、母親には素直じゃないか。
この三日、無事に過ごしてくれて本当によかった。
「初めまして、二ディアの母です。ご挨拶が遅れてしまってごめんなさい」
少しゆっくりした喋りで、母トラコンが挨拶をする。
二ディアの母ともなれば、もっと厳格だったりキビキビしたイメージだったが、意外にそうではないらしい。
体色も、二ディアと同じような緑色なのかと思いきや、派手な黄色だもんな。
ん? もしかして、旦那さんは青い竜だったりするのか……?
「突然のお願いだったのに快く引き受けてくださったそうで、感謝しています。この子を三日も預かってくださって、本当にありがとうございます」
母トラコンは大きな体でぺこぺこと何度も頭を下げる。
その度、襲いくる風圧が巣を揺らした。
「二ディアちゃんは三日とも、とっても良い子でしたよ」
俺は、ご飯や睡眠時間などを記録しておいた紙をポケットから出して、この三日の生活の様子をざっと報告する。
途中まで俺が性別を勘違いしていた話は伏せておいたが、二ディアは母トラコンに言うだろうか。
うーん……ちょっと予測がつかないな。
母トラコンは片手で二ディアの頭を撫でつつ、俺の話を何度も頷きながら聞いて、時折ニディアと視線を交わしては「良かったわね」と微笑んでいた。
二ディアの金色の瞳がキラキラと嬉しそうに輝いている。
ああ、二ディアも母親には年相応に甘えるんだな。
「こんなに楽しそうな、のびのびとしたこの子の姿は、久しぶりに見ました」
と言われて、娘の顔を見ただけで楽しく過ごしたのが分かるなんて、すごいなと思う。
俺には母親の記憶がないので、母がどういうものなのかはこんな風に外から見ることしかできなかったが、二ディアと母親はとても良い親子に見えた。
どうしようもなく羨ましく思う気持ちに気づかないフリをして、俺は二人に手を振る。
母トラコンは出張先のお土産とやらを置いて、娘がとても世話になったと、俺に何やら後日お礼をしたいと言いながら帰って行った。
一方でリリアさんは、仕事がなかなか終わらなかったと言って遅くにやって来た。
リリアさんには「夕飯を食べさせてあります」と伝えてリーバを帰す。
「まあああ、立派になったわねぇ! 脱皮の後でお腹空かせてるんじゃないかと心配してたのよぅ。よかったわぁ。食べさせてもらってたのねぇ」
リリアさんは、一気に成長した娘の姿に、大きな体をグネグネと揺らして嬉しそうだ。
「ヨーへー、つれてかえる」
「あらあら、おしゃべりも上手になったのねぇ。さ、帰りましょ」
「ヨーへー! つれてかえる!」
リーバは一回り大きくなった体を、リリアさんの尻尾にガッチリ拘束されて、俺を連れて帰ると連呼しながらも強引に引きずられて行った。
リリアさんもリーバも、あんなにぬめぬめしてるのに、ぬるんとはいかないんだな。どういう仕組みなんだ……?
その後ろ姿を見送って、ようやくホッとする。
……よかった。もし万が一リリアさんまでが同意してしまったらどうしようかと、ちょっとだけ……思った。
「なんだ、心配したのかい?」
声をかけられて振り返る。
ザルイルがその両腕に子どもたちを抱き抱えて、俺を見つめていた。
ザルイルにおろされて、二人がわっと俺に飛び付いてくる。
「ヨーへー、行っちゃやだよっ!」
「ずっと一緒にいて……」
もふもふ姿に戻っている二人を、俺はもふもふと撫でて抱き締めた。
ずっと一緒にいるよ。と答えてやりたい。
けど俺は、自分の意思でここにきたわけじゃない。
だから、いつここを去るのかを俺が決める事はできなかった。
「子ども達がこんなに気に入っている君を、差し出すはずがないだろう?」
ザルイルも、二人の後ろで笑ってそう言ってくれる。
俺は、いつ訪れるかわからない別れに軋む胸を堪えて、そっと微笑み返した。
***
「ザルイルの誕生日会?」
俺の言葉に、ライゴが「うん!」と満面の笑みで頷いた。
へえ、そうか。誕生日を祝う習慣は、ここにもあるんだな。
「父さんはあの視玉からちょこちょこ僕たちの事見てるけど、声は届かないんだよね」
ライゴが家のど真ん中に固定されている丸いガラス玉のようなものを指す。
あ。あれってそういう装置だったんだ?
それを聞いて、俺はちょっとホッとする。
じゃあ、俺が毎日歌ってる適当な替え歌とかは、まだザルイルには知られてないんだな。
「それに、見えるのはあそこから見えるとこだけだから。あそこに写る場所ではいつも通りにしてれば、きっと父さん気付かないと思うんだ。だからさ、今年の誕生日には、びっくりパーティーをしようよ!」
なるほど、サプライズパーティーか。
「いいアイデアだな。俺もザルイルさんにはいつもお世話になりっぱなしだし、なんか喜んでほしいよなぁ」
「うんうんっ」
俺が同意すれば、シェルカも一生懸命頷いている。
「あたち、ねむい……」
リーバが、俺の膝の上で興味なさげに目を擦る。
「そうか、リーバはお昼寝しようか?」
「ん……」
俺がリーバを抱いて立ち上がれば、もう一人が口を開いた。
「ボクは別に、協力してやっても構わないぞ?」
その、素直なんだかそうじゃないのか分からない言葉に、俺はげんなりと緑色の頭を見下ろした。
……だから、何でお前は今日もここにいるんだ……?
あれから、ニディアは四日ほど顔を見せなかった後に、リーバと同じように五日きては二日休むというペースで俺たちの家に来ていた。
一週間だとか曜日だとかは聞いたことがないが、どうやらザルイルたちの会社は週休二日で、土日に休みが入るようなパターンらしいな。
「今まで通っていた保育園はどうしたんだ?」と尋ねてみれば「もうやめた」ときっぱり返事が返ってきて、俺は頭を抱えた。
おいおいおい、せっかく通えてたのに、そんな簡単にやめるなよ。
というかうちは保育園じゃないぞ?
俺が体調崩したらどうする気なんだよ。
そう思ってから、ようやく気付く。
本当に……俺が具合悪くしたら、こいつらどうするんだ……?
それに、もし保育中に急に俺が元の世界に戻ったら……??
ぞくりと背中に冷たいものが流れる。
……と、とにかく、健康第一で頑張らなきゃな。
いや……もしもの時のために、ライゴにだけは伝えておくか。
「……あのな、ライゴ」
俺の声にライゴがくるりと振り返る。少し遅れてふわんとついてくるふさふさの耳は、こんな時でも愛らしい。
「もし俺が急にどこにもいなくなったら、すぐザルイルさんを呼ぶんだぞ」
俺の静かな声に、ライゴが固まる。
「え……。ヨーへー……どっか行っちゃうの?」
ライゴの表情が不安に曇る。
「もしもの話だ。もしも、な。ほら、ザルイルさんの誕生日、何して盛り上げるか考えよう」
「う、うん……」
明るく笑って、小さな背を励ますように叩けば、ライゴはブルーグレーの瞳に不安を残しながらも頷いた。
不安にさせてごめんな。
けどこればっかりは、俺にもどうしようもないんだよなぁ。
……いつ帰れるのかも、ずっと帰れないのかも、俺にはまるで分からないままだった。
寝ているリーバを起こさないように、静かにお店屋さん……もとい屋台ごっこをしていた子ども達だったが、お日様が閉じてきて薄暗くなってくるとニディアがソワソワし始める。
何度も時計を見る様子に、本当は早く親に会いたいんだなぁと感じる。
お迎えは母親だろうか、父親だろうか。
ザルイルの同僚で出張に行ったのは、母親のはずだったが……。
不意にそよ風が頬を撫でる。
この世界には自然の風は吹かないから、これは……。
子供部屋の大きな丸テーブルで、シェルカと並んで折り紙を折っていた二ディアがパッと顔を上げる。
「母上っ!!」
そうかー。あれは母親かー。
迎えに来た黄色いドラゴン……っと、トラコンか。ニディアの母親は、リリアさんほどではないがデカすぎて、顔が霞んでよく見えない。
後ろにはザルイルの姿もあるが、ザルイルよりトラコンの方が二回り以上はでかいな。
竜の姿に戻ったニディアは、嬉しそうに母竜に飛び付いた。
「母上、お帰りなさい!」
おお、母親には素直じゃないか。
この三日、無事に過ごしてくれて本当によかった。
「初めまして、二ディアの母です。ご挨拶が遅れてしまってごめんなさい」
少しゆっくりした喋りで、母トラコンが挨拶をする。
二ディアの母ともなれば、もっと厳格だったりキビキビしたイメージだったが、意外にそうではないらしい。
体色も、二ディアと同じような緑色なのかと思いきや、派手な黄色だもんな。
ん? もしかして、旦那さんは青い竜だったりするのか……?
「突然のお願いだったのに快く引き受けてくださったそうで、感謝しています。この子を三日も預かってくださって、本当にありがとうございます」
母トラコンは大きな体でぺこぺこと何度も頭を下げる。
その度、襲いくる風圧が巣を揺らした。
「二ディアちゃんは三日とも、とっても良い子でしたよ」
俺は、ご飯や睡眠時間などを記録しておいた紙をポケットから出して、この三日の生活の様子をざっと報告する。
途中まで俺が性別を勘違いしていた話は伏せておいたが、二ディアは母トラコンに言うだろうか。
うーん……ちょっと予測がつかないな。
母トラコンは片手で二ディアの頭を撫でつつ、俺の話を何度も頷きながら聞いて、時折ニディアと視線を交わしては「良かったわね」と微笑んでいた。
二ディアの金色の瞳がキラキラと嬉しそうに輝いている。
ああ、二ディアも母親には年相応に甘えるんだな。
「こんなに楽しそうな、のびのびとしたこの子の姿は、久しぶりに見ました」
と言われて、娘の顔を見ただけで楽しく過ごしたのが分かるなんて、すごいなと思う。
俺には母親の記憶がないので、母がどういうものなのかはこんな風に外から見ることしかできなかったが、二ディアと母親はとても良い親子に見えた。
どうしようもなく羨ましく思う気持ちに気づかないフリをして、俺は二人に手を振る。
母トラコンは出張先のお土産とやらを置いて、娘がとても世話になったと、俺に何やら後日お礼をしたいと言いながら帰って行った。
一方でリリアさんは、仕事がなかなか終わらなかったと言って遅くにやって来た。
リリアさんには「夕飯を食べさせてあります」と伝えてリーバを帰す。
「まあああ、立派になったわねぇ! 脱皮の後でお腹空かせてるんじゃないかと心配してたのよぅ。よかったわぁ。食べさせてもらってたのねぇ」
リリアさんは、一気に成長した娘の姿に、大きな体をグネグネと揺らして嬉しそうだ。
「ヨーへー、つれてかえる」
「あらあら、おしゃべりも上手になったのねぇ。さ、帰りましょ」
「ヨーへー! つれてかえる!」
リーバは一回り大きくなった体を、リリアさんの尻尾にガッチリ拘束されて、俺を連れて帰ると連呼しながらも強引に引きずられて行った。
リリアさんもリーバも、あんなにぬめぬめしてるのに、ぬるんとはいかないんだな。どういう仕組みなんだ……?
その後ろ姿を見送って、ようやくホッとする。
……よかった。もし万が一リリアさんまでが同意してしまったらどうしようかと、ちょっとだけ……思った。
「なんだ、心配したのかい?」
声をかけられて振り返る。
ザルイルがその両腕に子どもたちを抱き抱えて、俺を見つめていた。
ザルイルにおろされて、二人がわっと俺に飛び付いてくる。
「ヨーへー、行っちゃやだよっ!」
「ずっと一緒にいて……」
もふもふ姿に戻っている二人を、俺はもふもふと撫でて抱き締めた。
ずっと一緒にいるよ。と答えてやりたい。
けど俺は、自分の意思でここにきたわけじゃない。
だから、いつここを去るのかを俺が決める事はできなかった。
「子ども達がこんなに気に入っている君を、差し出すはずがないだろう?」
ザルイルも、二人の後ろで笑ってそう言ってくれる。
俺は、いつ訪れるかわからない別れに軋む胸を堪えて、そっと微笑み返した。
***
「ザルイルの誕生日会?」
俺の言葉に、ライゴが「うん!」と満面の笑みで頷いた。
へえ、そうか。誕生日を祝う習慣は、ここにもあるんだな。
「父さんはあの視玉からちょこちょこ僕たちの事見てるけど、声は届かないんだよね」
ライゴが家のど真ん中に固定されている丸いガラス玉のようなものを指す。
あ。あれってそういう装置だったんだ?
それを聞いて、俺はちょっとホッとする。
じゃあ、俺が毎日歌ってる適当な替え歌とかは、まだザルイルには知られてないんだな。
「それに、見えるのはあそこから見えるとこだけだから。あそこに写る場所ではいつも通りにしてれば、きっと父さん気付かないと思うんだ。だからさ、今年の誕生日には、びっくりパーティーをしようよ!」
なるほど、サプライズパーティーか。
「いいアイデアだな。俺もザルイルさんにはいつもお世話になりっぱなしだし、なんか喜んでほしいよなぁ」
「うんうんっ」
俺が同意すれば、シェルカも一生懸命頷いている。
「あたち、ねむい……」
リーバが、俺の膝の上で興味なさげに目を擦る。
「そうか、リーバはお昼寝しようか?」
「ん……」
俺がリーバを抱いて立ち上がれば、もう一人が口を開いた。
「ボクは別に、協力してやっても構わないぞ?」
その、素直なんだかそうじゃないのか分からない言葉に、俺はげんなりと緑色の頭を見下ろした。
……だから、何でお前は今日もここにいるんだ……?
あれから、ニディアは四日ほど顔を見せなかった後に、リーバと同じように五日きては二日休むというペースで俺たちの家に来ていた。
一週間だとか曜日だとかは聞いたことがないが、どうやらザルイルたちの会社は週休二日で、土日に休みが入るようなパターンらしいな。
「今まで通っていた保育園はどうしたんだ?」と尋ねてみれば「もうやめた」ときっぱり返事が返ってきて、俺は頭を抱えた。
おいおいおい、せっかく通えてたのに、そんな簡単にやめるなよ。
というかうちは保育園じゃないぞ?
俺が体調崩したらどうする気なんだよ。
そう思ってから、ようやく気付く。
本当に……俺が具合悪くしたら、こいつらどうするんだ……?
それに、もし保育中に急に俺が元の世界に戻ったら……??
ぞくりと背中に冷たいものが流れる。
……と、とにかく、健康第一で頑張らなきゃな。
いや……もしもの時のために、ライゴにだけは伝えておくか。
「……あのな、ライゴ」
俺の声にライゴがくるりと振り返る。少し遅れてふわんとついてくるふさふさの耳は、こんな時でも愛らしい。
「もし俺が急にどこにもいなくなったら、すぐザルイルさんを呼ぶんだぞ」
俺の静かな声に、ライゴが固まる。
「え……。ヨーへー……どっか行っちゃうの?」
ライゴの表情が不安に曇る。
「もしもの話だ。もしも、な。ほら、ザルイルさんの誕生日、何して盛り上げるか考えよう」
「う、うん……」
明るく笑って、小さな背を励ますように叩けば、ライゴはブルーグレーの瞳に不安を残しながらも頷いた。
不安にさせてごめんな。
けどこればっかりは、俺にもどうしようもないんだよなぁ。
……いつ帰れるのかも、ずっと帰れないのかも、俺にはまるで分からないままだった。
1
お気に入りに追加
17
あなたにおすすめの小説
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。

辺境伯家ののんびり発明家 ~異世界でマイペースに魔道具開発を楽しむ日々~
雪月夜狐
ファンタジー
壮年まで生きた前世の記憶を持ちながら、気がつくと辺境伯家の三男坊として5歳の姿で異世界に転生していたエルヴィン。彼はもともと物作りが大好きな性格で、前世の知識とこの世界の魔道具技術を組み合わせて、次々とユニークな発明を生み出していく。
辺境の地で、家族や使用人たちに役立つ便利な道具や、妹のための可愛いおもちゃ、さらには人々の生活を豊かにする新しい魔道具を作り上げていくエルヴィン。やがてその才能は周囲の人々にも認められ、彼は王都や商会での取引を通じて新しい人々と出会い、仲間とともに成長していく。
しかし、彼の心にはただの「発明家」以上の夢があった。この世界で、誰も見たことがないような道具を作り、貴族としての責任を果たしながら、人々に笑顔と便利さを届けたい——そんな野望が、彼を新たな冒険へと誘う。
他作品の詳細はこちら:
『転生特典:錬金術師スキルを習得しました!』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/906915890】
『テイマーのんびり生活!スライムと始めるVRMMOスローライフ』 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/515916186】
『ゆるり冒険VR日和 ~のんびり異世界と現実のあいだで~』
【https://www.alphapolis.co.jp/novel/297545791/166917524】

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
攫われた転生王子は下町でスローライフを満喫中!?
伽羅
ファンタジー
転生したのに、どうやら捨てられたらしい。しかも気がついたら籠に入れられ川に流されている。
このままじゃ死んじゃう!っと思ったら運良く拾われて下町でスローライフを満喫中。
自分が王子と知らないまま、色々ともの作りをしながら新しい人生を楽しく生きている…。
そんな主人公や王宮を取り巻く不穏な空気とは…。
このまま下町でスローライフを送れるのか?
ひっそり静かに生きていきたい 神様に同情されて異世界へ。頼みの綱はアイテムボックス
於田縫紀
ファンタジー
雨宿りで立ち寄った神社の神様に境遇を同情され、私は異世界へと転移。
場所は山の中で周囲に村等の気配はない。あるのは木と草と崖、土と空気だけ。でもこれでいい。私は他人が怖いから。
料理屋「○」~異世界に飛ばされたけど美味しい物を食べる事に妥協できませんでした~
斬原和菓子
ファンタジー
ここは異世界の中都市にある料理屋。日々の疲れを癒すべく店に来るお客様は様々な問題に悩まされている
酒と食事に癒される人々をさらに幸せにするべく奮闘するマスターの異世界食事情冒険譚
貴族家三男の成り上がりライフ 生まれてすぐに人外認定された少年は異世界を満喫する
美原風香
ファンタジー
「残念ながらあなたはお亡くなりになりました」
御山聖夜はトラックに轢かれそうになった少女を助け、代わりに死んでしまう。しかし、聖夜の心の内の一言を聴いた女神から気に入られ、多くの能力を貰って異世界へ転生した。
ーけれども、彼は知らなかった。数多の神から愛された彼は生まれた時点で人外の能力を持っていたことを。表では貴族として、裏では神々の使徒として、異世界のヒエラルキーを駆け上っていく!これは生まれてすぐに人外認定された少年の最強に無双していく、そんなお話。
✳︎不定期更新です。
21/12/17 1巻発売!
22/05/25 2巻発売!
コミカライズ決定!
20/11/19 HOTランキング1位
ありがとうございます!
転生無双なんて大層なこと、できるわけないでしょう!〜公爵令息が家族、友達、精霊と送る仲良しスローライフ〜
西園寺わかば🌱
ファンタジー
転生したラインハルトはその際に超説明が適当な女神から、訳も分からず、チートスキルをもらう。
どこに転生するか、どんなスキルを貰ったのか、どんな身分に転生したのか全てを分からず転生したラインハルトが平和な?日常生活を送る話。
- カクヨム様にて、週間総合ランキングにランクインしました!
- アルファポリス様にて、人気ランキング、HOTランキングにランクインしました!
- この話はフィクションです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる