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第四章 鳥像の門
不自然な神様6
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その日も、真っ白な空間の中でシロキの胸にもたれて睡眠を取っていた。
シロキの温もりが消えて目が覚める。
どこに行ったんだ。危なっかしいあの子にはまだ十の浄化場も案内していない。勝手に入ってしまったのではいないか。
「シロキ、出ておいで。心配だよ」
不安をそのまま口にしながらわたしは歩き出した。あの子の前だと一人きりの時より素直になれた。
後に極楽と呼ばれるこの空間は、今よりずっとごちゃごちゃしていた。
神様を造る作業場と紫の魂から鳥を作る作業場、そして十の浄化場が全て、わたしが動きやすいというだけの配置で収まっていた。
シロキにはまだ作業場でしか遊ばせていない。しかもいつもわたしと一緒だった。まずはそこから探そう。
シロキの温もりが消えて目が覚める。
どこに行ったんだ。危なっかしいあの子にはまだ十の浄化場も案内していない。勝手に入ってしまったのではいないか。
「シロキ、出ておいで。心配だよ」
不安をそのまま口にしながらわたしは歩き出した。あの子の前だと一人きりの時より素直になれた。
後に極楽と呼ばれるこの空間は、今よりずっとごちゃごちゃしていた。
神様を造る作業場と紫の魂から鳥を作る作業場、そして十の浄化場が全て、わたしが動きやすいというだけの配置で収まっていた。
シロキにはまだ作業場でしか遊ばせていない。しかもいつもわたしと一緒だった。まずはそこから探そう。
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