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第二話 『悪役令息の妹』の元婚約者に追われている
03-17.※
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「んぁっ、ひっ、ああっ」
激しく腰を打ち付けられるたびに、体が震える。ブラッドの弱いところを知り尽くしているかのようにアルバートは責め続ける。
「そりぇ、やめっ」
まともに言葉にならない。
どうにかなってしまいそうな強い快楽に抗おうとするかのようなブラッドの言葉は、アルバートには届かない。
……や、ばい。
アルバートと目が合った。
快感を貪る獣のような目だ。ブラッドのことしか頭にない余裕のない顔だ。
それを認識し、腹の奥が疼くのを感じた。
「……すまない。もうイきそうだ」
余裕のないアルバートの声を聞き、ブラッドは軽く頷いた。
ブラッドは、自身が既に何回達してしまったのか、わからない。精液を出さず、腹の中を弄られた快感だけで達してしまったのを数える余裕などなかった。
アルバートは宣言通り、限界に近いのだろう。
先ほどよりも腰を激しく動かし、その動きで何度も射精を伴わずに達しており、快楽から逃げ出すことができない。
「出るっ」
アルバートの言葉通り、ブラッドの腹の中に射精した。
「ひぃっ、あっ」
腹の奥を満たすかのように放たれた射精の勢いを感じ、ブラッドも再び達する。前立腺を刺激させ、射精をせずに達することが癖になってしまったのか。ブラッドは激しい快感に体を捩らせた。
頭の中で花火が弾けたかのように快楽から戻れない。
思考回路は蕩けてしまい、まともに働かない。
快楽に飲み込まれ、蕩け切った顔を隠すこともできなかった。
それがアルバートの欲情を煽ったのだろう。達したはずの陰茎は力を取り戻したかのように大きくなり、それに戸惑うブラッドの意思を伺うこともせず、アルバートは再び腰を激しく打ち付けた。
激しく腰を打ち付けられるたびに、体が震える。ブラッドの弱いところを知り尽くしているかのようにアルバートは責め続ける。
「そりぇ、やめっ」
まともに言葉にならない。
どうにかなってしまいそうな強い快楽に抗おうとするかのようなブラッドの言葉は、アルバートには届かない。
……や、ばい。
アルバートと目が合った。
快感を貪る獣のような目だ。ブラッドのことしか頭にない余裕のない顔だ。
それを認識し、腹の奥が疼くのを感じた。
「……すまない。もうイきそうだ」
余裕のないアルバートの声を聞き、ブラッドは軽く頷いた。
ブラッドは、自身が既に何回達してしまったのか、わからない。精液を出さず、腹の中を弄られた快感だけで達してしまったのを数える余裕などなかった。
アルバートは宣言通り、限界に近いのだろう。
先ほどよりも腰を激しく動かし、その動きで何度も射精を伴わずに達しており、快楽から逃げ出すことができない。
「出るっ」
アルバートの言葉通り、ブラッドの腹の中に射精した。
「ひぃっ、あっ」
腹の奥を満たすかのように放たれた射精の勢いを感じ、ブラッドも再び達する。前立腺を刺激させ、射精をせずに達することが癖になってしまったのか。ブラッドは激しい快感に体を捩らせた。
頭の中で花火が弾けたかのように快楽から戻れない。
思考回路は蕩けてしまい、まともに働かない。
快楽に飲み込まれ、蕩け切った顔を隠すこともできなかった。
それがアルバートの欲情を煽ったのだろう。達したはずの陰茎は力を取り戻したかのように大きくなり、それに戸惑うブラッドの意思を伺うこともせず、アルバートは再び腰を激しく打ち付けた。
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