16 / 98
第一話 ブラッド・カザニアは恋をしている
02-13.※
しおりを挟む
「ブラッド」
耳元で名前を呼ばれただけで達してしまいそうになる。
ブラッドの赤く染まった耳元に息が吹きかけられる。
「ひっ」
それだけで達してしまった。
三度目の射精は勢いがない。
自身の腹を濡らす感覚さえも気持ちよく感じてしまう。
……これじゃない。
体内に挿入されたままのアルバートの陰茎を締め上げるように刺激する。
無意識だった。
身体の奥からアルバートの精液を欲しているかのような動きを止められない。
「どうしてほしい?」
答えようとしないブラッドに対し、アルバートも余裕がなかった。
「ここか?」
身体を引き、陰茎の先を前立腺に当てる。
「んぁっ!」
「擦ろうか?」
「ちぎゃっ、そりぇ、やめっ」
ブラッドは首を左右に振るう。
指で弄られていた時とは快感が違う。指とは比べ物にならないほどに大きい快感に戸惑い、もうイきたくないと言わんばかりに首を左右に振るう。
「違う?」
アルバートは止まらない。
「ひぐっ、いっ、あああっ!!」
与えられる快感に耐えることができず、ブラッドは四度目に達した。
目の前が真っ白になり、眩しくさえも感じる。
身体中に電気が走ったかのような衝撃が走り、達した時の気持ちいい状態から戻ってこられない。
痙攣するかのように身体を震わせながら、ブラッドは目を見開いていた。
四度目は射精しなかった。
射精することもなく、達してしまったことを理解していないのだろう。
「んっ」
アルバートは苦しそうな声を出した。
痙攣するブラッドの体内に刺激をされたのだろう。
限界寸前だったアルバートの陰茎からは精液が放たれる。
それさえもブラッドにとっては強い快感となったのだろう。
耳元で名前を呼ばれただけで達してしまいそうになる。
ブラッドの赤く染まった耳元に息が吹きかけられる。
「ひっ」
それだけで達してしまった。
三度目の射精は勢いがない。
自身の腹を濡らす感覚さえも気持ちよく感じてしまう。
……これじゃない。
体内に挿入されたままのアルバートの陰茎を締め上げるように刺激する。
無意識だった。
身体の奥からアルバートの精液を欲しているかのような動きを止められない。
「どうしてほしい?」
答えようとしないブラッドに対し、アルバートも余裕がなかった。
「ここか?」
身体を引き、陰茎の先を前立腺に当てる。
「んぁっ!」
「擦ろうか?」
「ちぎゃっ、そりぇ、やめっ」
ブラッドは首を左右に振るう。
指で弄られていた時とは快感が違う。指とは比べ物にならないほどに大きい快感に戸惑い、もうイきたくないと言わんばかりに首を左右に振るう。
「違う?」
アルバートは止まらない。
「ひぐっ、いっ、あああっ!!」
与えられる快感に耐えることができず、ブラッドは四度目に達した。
目の前が真っ白になり、眩しくさえも感じる。
身体中に電気が走ったかのような衝撃が走り、達した時の気持ちいい状態から戻ってこられない。
痙攣するかのように身体を震わせながら、ブラッドは目を見開いていた。
四度目は射精しなかった。
射精することもなく、達してしまったことを理解していないのだろう。
「んっ」
アルバートは苦しそうな声を出した。
痙攣するブラッドの体内に刺激をされたのだろう。
限界寸前だったアルバートの陰茎からは精液が放たれる。
それさえもブラッドにとっては強い快感となったのだろう。
122
お気に入りに追加
753
あなたにおすすめの小説

義兄の愛が重すぎて、悪役令息できないのですが…!
ずー子
BL
戦争に負けた貴族の子息であるレイナードは、人質として異国のアドラー家に送り込まれる。彼の使命は内情を探り、敗戦国として奪われたものを取り返すこと。アドラー家が更なる力を付けないように監視を託されたレイナード。まずは好かれようと努力した結果は実を結び、新しい家族から絶大な信頼を得て、特に気難しいと言われている長男ヴィルヘルムからは「右腕」と言われるように。だけど、内心罪悪感が募る日々。正直「もう楽になりたい」と思っているのに。
「安心しろ。結婚なんかしない。僕が一番大切なのはお前だよ」
なんだか義兄の様子がおかしいのですが…?
このままじゃ、スパイも悪役令息も出来そうにないよ!
ファンタジーラブコメBLです。
平日毎日更新を目標に頑張ってます。応援や感想頂けると励みになります♡
【登場人物】
攻→ヴィルヘルム
完璧超人。真面目で自信家。良き跡継ぎ、良き兄、良き息子であろうとし続ける、実直な男だが、興味関心がない相手にはどこまでも無関心で辛辣。当初は異国の使者だと思っていたレイナードを警戒していたが…
受→レイナード
和平交渉の一環で異国のアドラー家に人質として出された。主人公。立ち位置をよく理解しており、計算せずとも人から好かれる。常に兄を立てて陰で支える立場にいる。課せられた使命と現状に悩みつつある上に、義兄の様子もおかしくて、いろんな意味で気苦労の絶えない。

性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
社畜だけど異世界では推し騎士の伴侶になってます⁈
めがねあざらし
BL
気がつくと、そこはゲーム『クレセント・ナイツ』の世界だった。
しかも俺は、推しキャラ・レイ=エヴァンスの“伴侶”になっていて……⁈
記憶喪失の俺に課されたのは、彼と共に“世界を救う鍵”として戦う使命。
しかし、レイとの誓いに隠された真実や、迫りくる敵の陰謀が俺たちを追い詰める――。
異世界で見つけた愛〜推し騎士との奇跡の絆!
推しとの距離が近すぎる、命懸けの異世界ラブファンタジー、ここに開幕!

朝起きたら幼なじみと番になってた。
オクラ粥
BL
寝ぼけてるのかと思った。目が覚めて起き上がると全身が痛い。
隣には昨晩一緒に飲みにいった幼なじみがすやすや寝ていた
思いつきの書き殴り
オメガバースの設定をお借りしてます
【完結】愛執 ~愛されたい子供を拾って溺愛したのは邪神でした~
綾雅(ヤンデレ攻略対象、電子書籍化)
BL
「なんだ、お前。鎖で繋がれてるのかよ! ひでぇな」
洞窟の神殿に鎖で繋がれた子供は、愛情も温もりも知らずに育った。
子供が欲しかったのは、自分を抱き締めてくれる腕――誰も与えてくれない温もりをくれたのは、人間ではなくて邪神。人間に害をなすとされた破壊神は、純粋な子供に絆され、子供に名をつけて溺愛し始める。
人のフリを長く続けたが愛情を理解できなかった破壊神と、初めての愛情を貪欲に欲しがる物知らぬ子供。愛を知らぬ者同士が徐々に惹かれ合う、ひたすら甘くて切ない恋物語。
「僕ね、セティのこと大好きだよ」
【注意事項】BL、R15、性的描写あり(※印)
【重複投稿】アルファポリス、カクヨム、小説家になろう、エブリスタ
【完結】2021/9/13
※2020/11/01 エブリスタ BLカテゴリー6位
※2021/09/09 エブリスタ、BLカテゴリー2位

兄たちが弟を可愛がりすぎです
クロユキ
BL
俺が風邪で寝ていた目が覚めたら異世界!?
メイド、王子って、俺も王子!?
おっと、俺の自己紹介忘れてた!俺の、名前は坂田春人高校二年、別世界にウィル王子の身体に入っていたんだ!兄王子に振り回されて、俺大丈夫か?!
涙脆く可愛い系に弱い春人の兄王子達に振り回され護衛騎士に迫って慌てていっもハラハラドキドキたまにはバカな事を言ったりとしている主人公春人の話を楽しんでくれたら嬉しいです。
1日の話しが長い物語です。
誤字脱字には気をつけてはいますが、余り気にしないよ~と言う方がいましたら嬉しいです。
転生悪役令息、雌落ち回避で溺愛地獄!?義兄がラスボスです!
めがねあざらし
BL
人気BLゲーム『ノエル』の悪役令息リアムに転生した俺。
ゲームの中では「雌落ちエンド」しか用意されていない絶望的な未来が待っている。
兄の過剰な溺愛をかわしながらフラグを回避しようと奮闘する俺だが、いつしか兄の目に奇妙な影が──。
義兄の溺愛が執着へと変わり、ついには「ラスボス化」!?
このままじゃゲームオーバー確定!?俺は義兄を救い、ハッピーエンドを迎えられるのか……。
※タイトル変更(2024/11/27)

嫁側男子になんかなりたくない! 絶対に女性のお嫁さんを貰ってみせる!!
棚から現ナマ
BL
リュールが転生した世界は女性が少なく男性同士の結婚が当たりまえ。そのうえ全ての人間には魔力があり、魔力量が少ないと嫁側男子にされてしまう。10歳の誕生日に魔力検査をすると魔力量はレベル3。滅茶苦茶少ない! このままでは嫁側男子にされてしまう。家出してでも嫁側男子になんかなりたくない。それなのにリュールは公爵家の息子だから第2王子のお茶会に婚約者候補として呼ばれてしまう……どうする俺! 魔力量が少ないけど女性と結婚したいと頑張るリュールと、リュールが好きすぎて自分の婚約者にどうしてもしたい第1王子と第2王子のお話。頑張って長編予定。他にも投稿しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる