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第一話 ブラッド・カザニアは恋をしている
02-11.※
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「俺も限界だったんだ」
アルバートは快感の余韻に浸るように体を震わせているブラッドを眺めながら、ズボンと下着を脱ぎ捨てる。触れていないのにもかかわらず、勃起した陰茎をブラッドの尻に当てる。
……でかい。
体格に見合った大きさなのだろうか。
ブラッドは快感に支配されている頭でも、尻に当たられた陰茎に興奮をしてしまう。
……これが、俺の中に入ったらっ。
それが中に入るのだと思うと、恐怖心よりも快感に対する欲求が高くなる。
「一緒に気持ちよくなろーぜ」
達する寸前で指を抜き取られたからだろうか。
「アルバート。それ、早く、寄越せよ」
煽るように言いながら、震えている両腕をアルバートの背中に回す。
「……煽る癖を直せ」
アルバートは自身の陰茎をブラッドの中にゆっくりと入れていく。
散々、指で好き勝手に弄っていたとは思えないほどのゆっくりとした動きではあったが、指とは明らかに違う。
「んっ」
挿入されただけでもブラッドは達してしまいそうになる。
それを堪えながら、ブラッドはアルバートを抱き締める。
「アルバート」
「なんだ」
「キスしろよ」
口付けを強請るブラッドの姿にアルバートの理性が途切れた。
感情のままに腰を打ち付ける。
「おっ!?」
まだ開拓されていない場所に入ったのだろうか。
強すぎる刺激にブラッドは目を見開いた。
そして、そのまま、アルバートはブラッドの唇を奪う。口内を舌で犯しながら、欲望のままに激しく腰を動かした。
……おかしくなる!
酸素が足りなくなり、頭が回らなくなる。
ブラッドの理性を奪うかのように口の中を舌で掻き回される間も、ゆっくりとアルバートは腰を振り始めた。
慣らされたとはいえ、痛みはある。
アルバートは快感の余韻に浸るように体を震わせているブラッドを眺めながら、ズボンと下着を脱ぎ捨てる。触れていないのにもかかわらず、勃起した陰茎をブラッドの尻に当てる。
……でかい。
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ブラッドは快感に支配されている頭でも、尻に当たられた陰茎に興奮をしてしまう。
……これが、俺の中に入ったらっ。
それが中に入るのだと思うと、恐怖心よりも快感に対する欲求が高くなる。
「一緒に気持ちよくなろーぜ」
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「……煽る癖を直せ」
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散々、指で好き勝手に弄っていたとは思えないほどのゆっくりとした動きではあったが、指とは明らかに違う。
「んっ」
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「なんだ」
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……おかしくなる!
酸素が足りなくなり、頭が回らなくなる。
ブラッドの理性を奪うかのように口の中を舌で掻き回される間も、ゆっくりとアルバートは腰を振り始めた。
慣らされたとはいえ、痛みはある。
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