星空(仮)の下で謎解きを

木材あかり

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私の名前(仮)は何でしょう

ι(イオタ)

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「やっぱり快適ですねー宇宙チームの休憩室は。このお茶も喉が潤いますー」

「いやあ我々解説員もアテンダントも喉が資本だよ。ゆっくり休憩していってね」

「ありがと!伯父さん大好き!」

「なんだか何年か前に見たことがある光景だが、早速サボってやがるなコノヤロウ」

「まあまあ後藤君、抑えて抑えて」

「主任は姪に甘すぎなんすよ!」

「そうは言っても新人さんには厳しくできないよ」

「ほーふぁほーふぁ。ふぇんふぁいふぉふぁふぁふぃふふぃほ!」

「何言ってっかわかんねえよ」

「ああそういえば、質問箱に変な投書があったよ」

「話を逸らさないでくだ――って、なんだこの質問?」

「なんですかなんですか?おおこれは!」

「いやはやこれはどういうことだ?」

「よーし!行きましょう先輩!」

「行くってどこへだよ」

「プラネタリウムですよ!」

「次の投影はまだ先だが、何しに行くんだ?」

「それはもちろん――」



星空(仮)の下で謎解きを!
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