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女体化編

第36話 ノーパン鬼狩りスカートめくり

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 その日、矢本先生が新しく隔離されてきた生徒の対応で出かけてしまったので四時間目の授業は自習となった。

「せっかくだから校庭で遊ぼうぜ」

 という提案により体を動かしたい子が校庭で鬼ゴッコをすることになった。
 一人が鬼となり他の人に触りに行く。タッチされた人が次の鬼となりまた触りに行く。
 初めて女体で走りまわった泰子は、大きなオッパイがぐわんぐわん揺れて千切れそうで痛みを感じていた。
 しばらく遊ぶうちに和子が鬼になり、タッチの代わりにスカートをめくった。
 それ以降、鬼はスカートをめくるルールに代わった。
 鬼スカートめくりの誕生である。
 昭和の時代によく行われたスカートめくりも、今のご時世では問題である。ただし、女の子同士なら大目に見られる。
 スカートをめくると、学園指定の白いパンツが見える。
 パンツを見られた者が次の鬼となり、パンツを求めてさ迷い歩く

「ぐへへへ、獲物はどこだ」
「きゃー!」

 女体化しても心に残ったスカートをめくりたいという男の本能と、パンツを見られて恥ずかしいという羞恥心が興奮を高める。
 本気で鬼から逃げようとする者はおらず、鬼役でスカートをめくりたいために敢えて手を抜いて走るものばかりだ。

 そうこうするうちに、鬼役をやりたい人が増えてきたのでチーム戦に代わった。
 半分が鬼チームで半分が鬼狩りチームだ。
 鬼狩りスカートめくりの誕生である。
 双方、スカートをめくりにいき、めくられた人は負けて退場。
 最後まで生き残っていたチームの勝ちである。
 しかし個人の能力差は歴然としており、チーム員でバランスをとってもどうしても個人の体力差が出てしまう。
 特に陸上をやっていた悠子の運動能力が突出している。
 そこで、レギュレーションが生まれた。
 ビギナークラスとレディースクラスに分け、運動能力の高い子はレディースクラスとして、特別な条件を付けることになった。
 それは、淑女たるものスカートをひるがえしてはいけないというものだ。
 パンツを見られたらアウトというだけでなく、レディースクラスの場合は自分から見せてもアウトということだ。
 これにより行動を制限されて力が拮抗することになる。
 更にハンデとしてスカートの長さも変えるようにした。
 強い生徒はスカートを短めにし、スカートをめくったときにパンツが見えやすくした。
 短いスカートでは少し激しい動きをしただけでパンツが見えてしまうのでハンデとして有効だった。
 悠子はレディースクラスでハンデ膝上20cmが付けられた。

「ふふふ、その短いスカートでは身動きもままなるまい」
「くそうっ!」
「三対一で取り囲まれたらひとたまりもあるまい」
「やぁっ!」

 悠子は高いジャンプで包囲網を飛び越えようとした。
 包囲する泰子の頭上を、ハードルを越えるように飛び去る悠子。

「あっ、見えた!」

 が、下からは丸見えだったのでアウトとなってしまった。

「あー、走り過ぎて汗かいてきちゃったぜ。パンツもグショグショ」

 そう言いながら和子がパンツを脱ぎ始めた。
 スカートを穿いているとはいえ、その下はノーパン。

「はー、スースーして気持ちいい。
 みんなも脱いでみなよ」

 鬼狩りスカートめくりの興奮冷めやらぬなか、みんなもどうかしていたのか、こぞってパンツを脱ぎだした。

「なんか、解放感があるな」
「うん。気持ちいい」
「じゃあ、続きをするか!」
「「おー!」」

 ノーパン鬼狩りスカートめくりの誕生である。
 スカートをめくられると、ぷるんとしたお尻を丸出しにしたり、アンダーヘアをモロ見せにしたりしながらノーパン鬼狩りスカートめくりは授業の時間が終わるまで続けられた。
 そして、この遊技は堤江洲女学園の伝統行事として後世まで遊び継がれることとなる。

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