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面蛸とおる

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お前の口にサフランを

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そんなやりとりをずっと挿れた状態で見てたビルオルメーデーは、嫉妬したような声で。


「お前らっ…ほんと仲よすぎなんだよ!! 俺も居ること忘れんな!」といって、

俺の中をガンガン攻めたてるので。

「わりぃっ…まじでごめんなメーデーっ…」と俺はそう言ってから、あられもない喘ぎ声を口から溢れさせ…。


─ユジュリよりも激しく俺を犯すビルオルメーデーの屹立を。


なんどもイキながら、俺は狂ったように楽しみつつ…。

心の中でこのまま三人で、朝まで楽しんでしまおうかと思った瞬間。

「なんだこれはっ…見るに耐えんな」と冷ややかにいう、あの人の声が聞こえ… 。


俺はその言葉と態度にショックを受けながら、

この行為を見られたことに青ざめ「ランゼルト様っ…何故っ…ここにっ…」と喘ぎ声混じりに言えば。

「ジリルミストっ…その声は何ですかっ!! そのような低俗的な声でランゼルト様に話しかけるなど、恥を知りなさいこの愚か者」とアキツシマに言われてしまい…。


その言葉を聞いて俺は、今にでも泣き出しそうな気持ちになりながら。

ランゼルト様の顔をじっと見つめると…。

そこにあるのは唯々無感情で冷たい表情だけで…。


─やはり俺ではこの人の感情すら動かせないんだな…と悲しく思いながら、

俺の中を犯すビルオルメーデーの腕をぎゅっと強く掴めば。


ビルオルメーデーは『気にすんなよ』というかのように、優しく俺に笑いかけ…。


そして、こうアキツシマに向けて言い放った。


「そう怒んなよアキツシマ…まあ、お綺麗なお前にとってはかなり刺激がすきるから…そうなっちまうのはすげぇー分かるんだけど、俺たちも…好き好んでこの会議室でやってる訳じゃねぇんだわ」

「…そ、そうなのですか?」

「そうなんだよっ…マジで」


ビルオルメーデーはそう言って、俺の中に入れていた屹立を外へと出しながら俺の股間をずっと舐めているユジュリの頭を持ち上げて。


「…こういう事なんだよ。アキツシマ」と訴えるかのように言えば。


「なるほど…セレンの仕業か」

と今までピクリとも反応を示さなかったランゼルト様はそう言いながら、俺たちにゆっくりと近づいてきたので…。

「そうなんですよっー!!だから…これはただの事故なんですっ…」と、

俺はそう心にもないことをいいながら、ランゼルト様 の反応をうかがえば。


「そうか…それは災難だったな」と冷たくあしらわれてしまい…。


俺は深い絶望を感じながら 心の中で、(やっぱ分かってても…辛い)と呟き。


泣きそうになる目を細めながら、この悲しくて辛い現実から逃げるために…。

俺は優しいユジュリとビルオルメーデーの腕をぎゅっと握りしめて。


「…今日の会議は無しだ」というランゼルト様の言葉を、唯々聞きながら…。


─白く汚れた赤いカーペットをじっと見つめた。







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