こんにちははじめまして

面蛸とおる

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晴れの日にこんにちは

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由也の問いに俺は何故か言い返すことができず。

彼のされるがままに、俺は指で弄ばれ。

口からあられもない声を、唯々あげながら目をつぶると…。

それが、彼にとってなにかの合図だったのかは分からないが。

突然入れていた指を、引き抜いて。

俺の中に遠慮もなくいきり勃つ屹立を、押し込んできたので。


「っー!! なっ…何しやがる…!?」と俺は叫んだ。

「あははっ…ほんと聖弥君はいつも同じことをいうね。これで1298回目かな」

「お前、何言ってんだよっ…ほんとわけわからねっー!!」

「…訳なんて分からなくていいよ、君はね」


由也はそう言いながら俺の中を激しく揺さぶるように犯しはじめ。

俺は訳がわからないまま、唯々彼に与えられる快楽に溺れることしかできず。


「っやぁ…そこだめぇっ…気持ちよすぎるっ…」と雌猫ようなあられもない声をあげながら、

ガンガン獣のように俺を襲う由也を、気持ち良さと恐怖で潤んだ瞳で見れば。

「うっせぇよバカっ…!! 気持ちよくしてんだよ聖弥」

「…っ馬鹿っていうなよ…そいうあんたも馬鹿だろう」

「…そうだな、そう言われたらそうかもしれない」

俺の発言に由也は少し苦笑いを浮かべながら、

俺の中に、白濁とした液体をドクドクと優しく注ぎ始めてきたので。

俺は先程とうってかわった態度になった由也に、驚きながら。

どっと疲れた体を、休めようとゆっくり目を閉じて。


 ーーそのまま、眠ろうとした瞬間。


「…聖弥君大好きだよ…。だから明日は、何があっても黒髪の双子の後をついていってはいけないよ」


 という由也の悲痛めいたお願いが、耳元で、微かに聞こえてきたので。



 俺はどいうことなんだよ由也と、思いながらあたたかな夢の世界へと、静かに旅立った…。



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