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社会人
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俺、タナカ イチロウ。
カラスという男と半年前から同棲中。
もちろん俺は男で相手も男。
所謂同性の恋愛。
最近流行りのBLとかボーイラブとかそういうやつ
で、同棲に至った理由というか出会い。
定期的に起きる頭痛のせい。
その日は朝から頭が痛かったけど仕事もあるし、出勤してなんとか仕事をこなした。
警報のように頭の中で鳴り響く痛みに耐えながらきっちり金額等数えきって間違いもなくこなしたから褒めてほしい。
ちなみに痛み止めは基本一時間で効果がなくなる。
その日は帰る途中で頭痛が酷くなって動けなくなった。
そんなときにカラスが現れた。
最初は素通りされそうだったが、すぐに戻ってきて手助けしてもらえて、彼の家で休ませてもらえた。
名前はカラスとだけ名乗った。
実はカラス、俺のタイプだった。
カラスは何時だってニコニコしてるし、優しいし、ご飯は美味しい。
ミステリアスでもあり、色っぽい。
電車やバスが満員のときにチカンされていたと不満を漏らしたこともある。
デートをしているときだって変な輩に絡まれ逃げたりもした。
逃げた理由は無駄な喧嘩をして警察で時間を食いたくないという理由だった。
本来であれば、警察に連れて行くらしいが。
細身だけど力は強くて姫抱きとか出来る。
筋肉があって脱いだらすごいし、なんとか付き合いにこじつけても同居するまで手を繋ぐぐらいしか手を出してこなかったぐらい紳士。
同居を言い出したのは向こう。
付き合って二年近く、その半分以上をカラスの家で暮らしていたからそりゃあ言われるよな。
今も変わらない4LDKのマンションに住んでいたのでその一室を借りることになった。
在宅ワークで稼いでいるらしく最初は一軒家借りようかと言われたが家賃が折半できないからと断わった。
むしろ出さなくてもいいと言われたが流石に断った。
一軒家借りるのを強行しようとしたのでそうでないと同居できないなら絶対に同棲しないといえば折れてくれた。
ちなみに残りの部屋の一室はカラスの寝室。
此処で夜を一緒に過ごすこと多い。
もう一つは仕事の資料部屋らしく、普段は鍵がかかっている。
なんでも結構高額なものも置いてあるらしい。
遊びに来たときも此処だけは鍵が閉まっていた。
で、最後は書斎。
此処には入ったことがない。
カラスは仕事中覗かれるのを嫌う。
仕事外なら覗くぐらいならどうぞ。と言われるがそこにカラスがいない上に変に仕事の書類を見て、犯罪になっては困る。
なんの仕事をしているは本人がはぐらかすので聞かないことにした。
とりあえず犯罪ではないと言われているので信じる。
部屋を覗かない、覗けない理由として払っている家賃は一部屋だった前の家の家賃より安いぐらい。
もっと取っていいと言ったが、ほとんど使ってるの俺だからと引き下がらないので折れることにした。
変わりに彼の寝室リビング、キッチン以外には立ち入らないようにしている。
まぁ、同棲というよりはシェアハウスみたいなもの。
でも在宅だからとご飯は用意してくれるし掃除はしてくれるし、申し訳なくもあるが、本人は楽しそうな上にその辺の能力が人並み以下しかない自分では、何も言えないしできない。
現状、休みの日に家事を手伝うぐらいしか家のことはしていない。
カラスという男と半年前から同棲中。
もちろん俺は男で相手も男。
所謂同性の恋愛。
最近流行りのBLとかボーイラブとかそういうやつ
で、同棲に至った理由というか出会い。
定期的に起きる頭痛のせい。
その日は朝から頭が痛かったけど仕事もあるし、出勤してなんとか仕事をこなした。
警報のように頭の中で鳴り響く痛みに耐えながらきっちり金額等数えきって間違いもなくこなしたから褒めてほしい。
ちなみに痛み止めは基本一時間で効果がなくなる。
その日は帰る途中で頭痛が酷くなって動けなくなった。
そんなときにカラスが現れた。
最初は素通りされそうだったが、すぐに戻ってきて手助けしてもらえて、彼の家で休ませてもらえた。
名前はカラスとだけ名乗った。
実はカラス、俺のタイプだった。
カラスは何時だってニコニコしてるし、優しいし、ご飯は美味しい。
ミステリアスでもあり、色っぽい。
電車やバスが満員のときにチカンされていたと不満を漏らしたこともある。
デートをしているときだって変な輩に絡まれ逃げたりもした。
逃げた理由は無駄な喧嘩をして警察で時間を食いたくないという理由だった。
本来であれば、警察に連れて行くらしいが。
細身だけど力は強くて姫抱きとか出来る。
筋肉があって脱いだらすごいし、なんとか付き合いにこじつけても同居するまで手を繋ぐぐらいしか手を出してこなかったぐらい紳士。
同居を言い出したのは向こう。
付き合って二年近く、その半分以上をカラスの家で暮らしていたからそりゃあ言われるよな。
今も変わらない4LDKのマンションに住んでいたのでその一室を借りることになった。
在宅ワークで稼いでいるらしく最初は一軒家借りようかと言われたが家賃が折半できないからと断わった。
むしろ出さなくてもいいと言われたが流石に断った。
一軒家借りるのを強行しようとしたのでそうでないと同居できないなら絶対に同棲しないといえば折れてくれた。
ちなみに残りの部屋の一室はカラスの寝室。
此処で夜を一緒に過ごすこと多い。
もう一つは仕事の資料部屋らしく、普段は鍵がかかっている。
なんでも結構高額なものも置いてあるらしい。
遊びに来たときも此処だけは鍵が閉まっていた。
で、最後は書斎。
此処には入ったことがない。
カラスは仕事中覗かれるのを嫌う。
仕事外なら覗くぐらいならどうぞ。と言われるがそこにカラスがいない上に変に仕事の書類を見て、犯罪になっては困る。
なんの仕事をしているは本人がはぐらかすので聞かないことにした。
とりあえず犯罪ではないと言われているので信じる。
部屋を覗かない、覗けない理由として払っている家賃は一部屋だった前の家の家賃より安いぐらい。
もっと取っていいと言ったが、ほとんど使ってるの俺だからと引き下がらないので折れることにした。
変わりに彼の寝室リビング、キッチン以外には立ち入らないようにしている。
まぁ、同棲というよりはシェアハウスみたいなもの。
でも在宅だからとご飯は用意してくれるし掃除はしてくれるし、申し訳なくもあるが、本人は楽しそうな上にその辺の能力が人並み以下しかない自分では、何も言えないしできない。
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