154 / 166
第四章
子守唄②
しおりを挟む
〈兄:ウィルフリードSide〉
《はじめましてなの。わたしは精霊女王ラーレなの。
さっきはうちの子達がごめんなさいなの。
本当はエルちゃんがもう少し大きくなってから会いに来る予定だったけど、うちの子達がいっぱい迷惑かけたから、お詫びに来たのなの》
精霊女王ラーレ。全ての精霊の母としてその名前は知られているが、誰もその姿を見たものは居ない。
当然だ。精霊女王は精霊と同じで気まぐれではあるが、普段から精霊の森に住み、その森から滅多に出る事は無いのだから。
だが、その精霊女王はエルに精霊樹を与え、今はこうして姿を現している。
【精霊女王よ、おぬしは何をしに来たのだ?】
シロガネの声と共に、ふわっとシロガネとペルルが現れ、トンッとベッドに着地する。
《四聖獣が一体、白虎シロガネ、そして願いの守護獣ペルル、はじめましてなの。
さっきはうちの子達がごめんなさいなの。いっぱい迷惑かけちゃったのなの。だからお詫びに来たのなの》
〔お詫び?今更お詫びに来てもらったところで、迷惑をかけられた回数の方が多くて、たった1回のお詫びでは足りないくらいだけど?〕
《むぅ~なの》
ペルルの厳しい言葉に拗ねる精霊女王。
【精霊女王よ、おぬしは本当に何をしに来たのだ?】
進まないの会話にシロガネが再度問いかける。
《エルちゃん、魘されてるのなの。ちゃんと魘される原因を取り除かないと、エルちゃんはこの先もずっと魘され続け衰弱していくのなの。
だから、ラーレは今までのお詫びとして、エルちゃんを助けに来たのなの》
エルがこのまま魘されて衰弱するだと!?
そんなのはダメだっ!!
「突然話し掛ける無礼をお許しください。精霊女王ラーレ様。どうすればエルを…、エルシーアを救う事ができますか!?
愛しいエルシーアを救う為なら何でも致しますっ!!どうか…、どうかこの私にエルシーアを救う手助けをさせてはいただけないでしょうか…!!」
僕は未だ泣きながら魘されるエルを強く抱きしめ、精霊女王ラーレに頭を下げる。
《無理なの。君には何もできないのなの》
「そんな…っ!!」
苦しむエルが腕の中に居るのに、僕には何もできないのか…。
何故だ…っ!!何故エルが苦しまなければならないっ!!
やはりあの女は消しておくべきだった。
エルの虹色の魔力で浄化された僕の心が、再び怒りに染まっていく。
《落ち着いてなの。ちゃんとエルちゃんを助ける方法はあるのなの。
君には無理だけど、この子にお願いすれば大丈夫なの》
そう言った精霊女王の両手のひらから現れたのは、一匹の見慣れない動物。
白と黒のその姿は子豚の様で、そうではない。
全長は10cm程だろうか。
【精霊女王よ、そやつは?】
《この子は幻獣でもあり、夢喰い妖怪でもある獏ちゃんなの》
《ばくぅ~っ》
〔ボクと同じ幻獣ねぇ?精霊女王は普段から精霊の森に居るのによく連れてこれたね〕
《この獏ちゃんは、創造神であらせられるエアネスト様から託されたのなの》
《ばっくぅ~んっ》
何だろう…。精霊女王の両手のひらの上で、何故か夢喰い獏がドヤって居る。
【エアネスト様が…。そうか。あい、わかった。
精霊女王よ、早速エルが魘される原因の悪夢を食べさせよ】
《わかったのなの。
でもその前に、エルちゃんをベッドに横たえてなの。抱き上げられたままだと、獏ちゃんの作業の邪魔になっちゃうのなの》
シロガネとペルルに視線を向けられ、僕は精霊女王に言われたとおり、エルをベットに寝かせる。
「精霊女王ラーレ様。手だけは…、どうか手だけは握っていてもいいでしょうか?」
《それぐらいなら構わないのなの。
じゃあ獏ちゃん、エルちゃんの悪夢を全部食べちゃってなの》
《ばくぅ~ばくぅっ!!》
まるで任せろと言わんばかりの返事をする夢喰い獏を、精霊女王はエルの枕元に下ろす。
《それじゃあ、獏ちゃん、やっちゃってなの》
《ばくぅ~っ、ばくばくばくぅ~っ!!》
夢喰い獏がエルの頭に顔を近づけ、口をもごもご動かし何かを食べる仕草をする。
すると、エルの頭から黒いモヤが溢れ出し、そのモヤを夢喰い獏が吸い込みもぐもぐ咀嚼する。
《もっぐぅ、もっぐぅ、ごきゅんっ!!》
ごくんっと最後のモヤを夢喰い獏が食べきった時、夢喰い獏の体が一回り大きくなった。
《けっぷぅ~っ》
《獏ちゃん、よく頑張ったのなの。ありがとうなの。これでエルちゃんはもう魘され無いなの》
もう魘され無い。
精霊女王のその言葉を聞いて、エルの様子を確認する。
するとエルは泣き止み、穏やかな寝息を立てていた。
エルの目元に残る涙を指先でそっと拭う。
「よかった…」
〔本当にこれで大丈夫なんだよね?〕
《もちろんなの。だけど、魘されてちゃんと眠れていなかったから、後は深い眠りに誘うだけなの。
君も疲れているでしょ?君もエルちゃんと一緒に寝るのなの》
精霊女王がベットをポンポンと叩き、僕にも寝るようにと促してくる。
「ですが…」
〔ウィルフリード、お前も眠れ。
話し合いはまだまだ終わらない。ボクとシロガネがこっちに来たのもあって、一時中断しているし、まだ時間がかかる。だから安心して眠ればいい〕
そうか。話し合いが行われると思っていたが、まだまだ続くのか。
「では、お言葉に甘えて…」
僕はエルの横にそっと横たわる。
《おやすみなさいなの》
精霊女王が手で僕の瞼を覆い、眠りを促す子守唄を歌い始めた。
♪~♪~
花は静かに 月影うけて
頭をたれて 朝を待つ
秘かにささやく 花のこえは
眠れ 眠れ 愛しい我が子
眠りの精は 窓に覗き
眠れぬ子どもを 見つけ出す
閉じない眼に 魔法をまくよ
眠れ 眠れ 愛しい我が子
眠りの精は 外に去り
愛しい我が子 おめめを閉じた
明るい朝 起きるまで
眠れ 眠れ 愛しい我が子
♪~♪~
《ふふふっ。よく眠ってるのなの。
目が覚めたらまた会いに来るのなの。
それまではゆっくりおやすみなさいなの》
精霊女王はエルシーアの額に、ちゅっとおやすみのキスを贈る。
すると一瞬だがエルシーアの額がふわっと光り、光はそのままエルシーアの額に消えていった。
{※長くなってしまって、ごめんなさい…}
《はじめましてなの。わたしは精霊女王ラーレなの。
さっきはうちの子達がごめんなさいなの。
本当はエルちゃんがもう少し大きくなってから会いに来る予定だったけど、うちの子達がいっぱい迷惑かけたから、お詫びに来たのなの》
精霊女王ラーレ。全ての精霊の母としてその名前は知られているが、誰もその姿を見たものは居ない。
当然だ。精霊女王は精霊と同じで気まぐれではあるが、普段から精霊の森に住み、その森から滅多に出る事は無いのだから。
だが、その精霊女王はエルに精霊樹を与え、今はこうして姿を現している。
【精霊女王よ、おぬしは何をしに来たのだ?】
シロガネの声と共に、ふわっとシロガネとペルルが現れ、トンッとベッドに着地する。
《四聖獣が一体、白虎シロガネ、そして願いの守護獣ペルル、はじめましてなの。
さっきはうちの子達がごめんなさいなの。いっぱい迷惑かけちゃったのなの。だからお詫びに来たのなの》
〔お詫び?今更お詫びに来てもらったところで、迷惑をかけられた回数の方が多くて、たった1回のお詫びでは足りないくらいだけど?〕
《むぅ~なの》
ペルルの厳しい言葉に拗ねる精霊女王。
【精霊女王よ、おぬしは本当に何をしに来たのだ?】
進まないの会話にシロガネが再度問いかける。
《エルちゃん、魘されてるのなの。ちゃんと魘される原因を取り除かないと、エルちゃんはこの先もずっと魘され続け衰弱していくのなの。
だから、ラーレは今までのお詫びとして、エルちゃんを助けに来たのなの》
エルがこのまま魘されて衰弱するだと!?
そんなのはダメだっ!!
「突然話し掛ける無礼をお許しください。精霊女王ラーレ様。どうすればエルを…、エルシーアを救う事ができますか!?
愛しいエルシーアを救う為なら何でも致しますっ!!どうか…、どうかこの私にエルシーアを救う手助けをさせてはいただけないでしょうか…!!」
僕は未だ泣きながら魘されるエルを強く抱きしめ、精霊女王ラーレに頭を下げる。
《無理なの。君には何もできないのなの》
「そんな…っ!!」
苦しむエルが腕の中に居るのに、僕には何もできないのか…。
何故だ…っ!!何故エルが苦しまなければならないっ!!
やはりあの女は消しておくべきだった。
エルの虹色の魔力で浄化された僕の心が、再び怒りに染まっていく。
《落ち着いてなの。ちゃんとエルちゃんを助ける方法はあるのなの。
君には無理だけど、この子にお願いすれば大丈夫なの》
そう言った精霊女王の両手のひらから現れたのは、一匹の見慣れない動物。
白と黒のその姿は子豚の様で、そうではない。
全長は10cm程だろうか。
【精霊女王よ、そやつは?】
《この子は幻獣でもあり、夢喰い妖怪でもある獏ちゃんなの》
《ばくぅ~っ》
〔ボクと同じ幻獣ねぇ?精霊女王は普段から精霊の森に居るのによく連れてこれたね〕
《この獏ちゃんは、創造神であらせられるエアネスト様から託されたのなの》
《ばっくぅ~んっ》
何だろう…。精霊女王の両手のひらの上で、何故か夢喰い獏がドヤって居る。
【エアネスト様が…。そうか。あい、わかった。
精霊女王よ、早速エルが魘される原因の悪夢を食べさせよ】
《わかったのなの。
でもその前に、エルちゃんをベッドに横たえてなの。抱き上げられたままだと、獏ちゃんの作業の邪魔になっちゃうのなの》
シロガネとペルルに視線を向けられ、僕は精霊女王に言われたとおり、エルをベットに寝かせる。
「精霊女王ラーレ様。手だけは…、どうか手だけは握っていてもいいでしょうか?」
《それぐらいなら構わないのなの。
じゃあ獏ちゃん、エルちゃんの悪夢を全部食べちゃってなの》
《ばくぅ~ばくぅっ!!》
まるで任せろと言わんばかりの返事をする夢喰い獏を、精霊女王はエルの枕元に下ろす。
《それじゃあ、獏ちゃん、やっちゃってなの》
《ばくぅ~っ、ばくばくばくぅ~っ!!》
夢喰い獏がエルの頭に顔を近づけ、口をもごもご動かし何かを食べる仕草をする。
すると、エルの頭から黒いモヤが溢れ出し、そのモヤを夢喰い獏が吸い込みもぐもぐ咀嚼する。
《もっぐぅ、もっぐぅ、ごきゅんっ!!》
ごくんっと最後のモヤを夢喰い獏が食べきった時、夢喰い獏の体が一回り大きくなった。
《けっぷぅ~っ》
《獏ちゃん、よく頑張ったのなの。ありがとうなの。これでエルちゃんはもう魘され無いなの》
もう魘され無い。
精霊女王のその言葉を聞いて、エルの様子を確認する。
するとエルは泣き止み、穏やかな寝息を立てていた。
エルの目元に残る涙を指先でそっと拭う。
「よかった…」
〔本当にこれで大丈夫なんだよね?〕
《もちろんなの。だけど、魘されてちゃんと眠れていなかったから、後は深い眠りに誘うだけなの。
君も疲れているでしょ?君もエルちゃんと一緒に寝るのなの》
精霊女王がベットをポンポンと叩き、僕にも寝るようにと促してくる。
「ですが…」
〔ウィルフリード、お前も眠れ。
話し合いはまだまだ終わらない。ボクとシロガネがこっちに来たのもあって、一時中断しているし、まだ時間がかかる。だから安心して眠ればいい〕
そうか。話し合いが行われると思っていたが、まだまだ続くのか。
「では、お言葉に甘えて…」
僕はエルの横にそっと横たわる。
《おやすみなさいなの》
精霊女王が手で僕の瞼を覆い、眠りを促す子守唄を歌い始めた。
♪~♪~
花は静かに 月影うけて
頭をたれて 朝を待つ
秘かにささやく 花のこえは
眠れ 眠れ 愛しい我が子
眠りの精は 窓に覗き
眠れぬ子どもを 見つけ出す
閉じない眼に 魔法をまくよ
眠れ 眠れ 愛しい我が子
眠りの精は 外に去り
愛しい我が子 おめめを閉じた
明るい朝 起きるまで
眠れ 眠れ 愛しい我が子
♪~♪~
《ふふふっ。よく眠ってるのなの。
目が覚めたらまた会いに来るのなの。
それまではゆっくりおやすみなさいなの》
精霊女王はエルシーアの額に、ちゅっとおやすみのキスを贈る。
すると一瞬だがエルシーアの額がふわっと光り、光はそのままエルシーアの額に消えていった。
{※長くなってしまって、ごめんなさい…}
138
お気に入りに追加
3,712
あなたにおすすめの小説

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅
あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり?
異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました!
完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~
あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい?
とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。
犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!

婚約破棄されたので森の奥でカフェを開いてスローライフ
あげは
ファンタジー
「私は、ユミエラとの婚約を破棄する!」
学院卒業記念パーティーで、婚約者である王太子アルフリードに突然婚約破棄された、ユミエラ・フォン・アマリリス公爵令嬢。
家族にも愛されていなかったユミエラは、王太子に婚約破棄されたことで利用価値がなくなったとされ家を勘当されてしまう。
しかし、ユミエラに特に気にした様子はなく、むしろ喜んでいた。
これまでの生活に嫌気が差していたユミエラは、元孤児で転生者の侍女ミシェルだけを連れ、その日のうちに家を出て人のいない森の奥に向かい、森の中でカフェを開くらしい。
「さあ、ミシェル! 念願のスローライフよ! 張り切っていきましょう!」
王都を出るとなぜか国を守護している神獣が待ち構えていた。
どうやら国を捨てユミエラについてくるらしい。
こうしてユミエラは、転生者と神獣という何とも不思議なお供を連れ、優雅なスローライフを楽しむのであった。
一方、ユミエラを追放し、神獣にも見捨てられた王国は、愚かな王太子のせいで混乱に陥るのだった――。
なろう・カクヨムにも投稿

異世界リナトリオン〜平凡な田舎娘だと思った私、実は転生者でした?!〜
青山喜太
ファンタジー
ある日、母が死んだ
孤独に暮らす少女、エイダは今日も1人分の食器を片付ける、1人で食べる朝食も慣れたものだ。
そしてそれは母が死んでからいつもと変わらない日常だった、ドアがノックされるその時までは。
これは1人の少女が世界を巻き込む巨大な秘密に立ち向かうお話。
小説家になろう様からの転載です!

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。
向原 行人
ファンタジー
土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。
とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。
こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。
土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど!
一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革
うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。
優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。
家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。
主人公は、魔法・知識チートは持っていません。
加筆修正しました。
お手に取って頂けたら嬉しいです。

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました
下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。
ご都合主義のSS。
お父様、キャラチェンジが激しくないですか。
小説家になろう様でも投稿しています。
突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる