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第三章
異世界オネエと猫②
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「はぁ~いっ☆みんなのアイドル、エミリーちゃんの登場よんっ♪」
「フシャァ~~~~ッ!!!!」
異世界オネエと聖獣シロガネの邂逅は、シロガネの威嚇だった…。
「今日はお招きありがとっ♪明日からもよろしくねんっ☆」
シロガネの威嚇がなんのその、エミリーちゃんは普通におとしゃまに挨拶をする。
「あ…、あぁ。エグ…「あんっ!?」いや…、エミリー、今日はよく来てくれた。明日からも頼むよ」
「はい、よろしくねんっ♡フリッツィっ♪」
「あぁ…。まずは座ってくれ。セバス、エミリーにお茶を」
「あら、ありがとんっ♪じゃあ、失礼して」
ソファーをすすめられたエミリーちゃんは、優雅に空いているソファーに座る。
おとしゃま…、エミリーちゃんを本名で呼んだらアカンよ…。エミリーちゃんは心は乙女、立派な淑女なんだから。
「エルちゃん、ハローっ♪あたくし、あの後もう興奮しちゃって大変だったのよんっ☆エルちゃんのイメージを参考に、いっぱいデザイン画を描いたから後で一緒に観ましょうねんっ♪」
わたしはウィルにぃの膝から降りて、とことことエミリーちゃんの側まで行き、スカートを摘み礼をする。
「えみりーちゃん よーこしょ」
「はい、小さなレディっ♪あたくしも会えて嬉しいわんっ♡」
ちょっとグラグラするわたしの礼を見て、微笑ましそうに笑うエミリーちゃん。
エミリーちゃんの腰まである藤色の髪は、今日は緩く巻かれている。エミリーちゃんはパンツスタイルだけど、ぽってりした唇が魅力的なゴージャス美人さんなのですよ。
「ところで、エルちゃん、いつから猫を飼いだしたのかしかんっ?
あの美しい虎柄の毛皮を持つ猫ちゃんを、あたくしに紹介してくださるんっ?」
エミリーちゃんの視線が、シロガネにロックオンされる。ロックオンされたシロガネは、またまた毛がビビビッと逆立つ。
あ~あっ、かぁしゃまの膝の上で落ち着いた毛が逆立っちゃったよ。なんだろうね?「毛皮」っていうワードが良くなかったかな?
「ちろぎゃね おいじぇ?」
わたしに呼ばれたシロガネは、ビックンビックンしながらわたしの足元までやってくる。
うん。めっちゃ警戒してるね…。
そんなシロガネを抱き上げ、エミリーちゃんに紹介する。
「エミリーちゃん これ ちろぎゃね」
「きょー ちょもだち なる した」
「あらぁ~んっ。そうだったのねんっ♪よろしくねん、シロガネちゃんっ♡」
エミリーちゃんはわたしの腕からシロガネを抱き上げると、ギュッと抱きしめる。
「あぁぁ~んっ♡なんて可愛らしいのんっ♪あたくし、たまらないわぁ~んっ♡♡♡」
エミリーちゃんは、シロガネをもふもふなでなでしながら、うっとりした目で見つめる。一方でシロガネはガチガチに体が固まっている。
さすがの四聖獣が一体の白虎も異世界オネエには敵わないのだろうか?
「お…、お主はなんだっ!!男なのか!?女なのかっ!?」
ありゃりゃ…。しっぽがたぬきさん並に膨らんでるよ。警戒してるなぁ~っ。
エミリーちゃんの腕の中でパニック状態になったシロガネは、思わずといった感じで喋ってしまった。
「あらんっ?シロガネちゃんはお喋りができるのねんっ♪さすがエルちゃんのお友達ねんっ☆
シロガネちゃん、わたくしはエミリーよんっ。体は男だけど、心は乙女よんっ♡男と女の心を併せ持つ、第三の性別かしらん?でもぉ、できれば女の子でよろしくねんっ♪う~んっまっ♡」
鼻の頭にチュッとキスをされたシロガネは、ガッ!!と目を見開いた後で、きゅ~うっ…っといった感じで気を失ってしまった。
「あらんっ?シロガネちゃんってば、そんなにあたくしのキスが嬉しかったのかしらんっ♡照れるわぁ~んっ♡♡♡」
気を失ってしまったシロガネを抱きしめたまま、イヤンっ♡と恥じらうエミリーちゃん。
うん、完全にシロガネのキャパオーバーだね。脳が考えるのを放棄したのかな?
まぁ、ソッとしとこう。
こうして、異世界オネエとシロガネの出会いは、シロガネが気絶して終った。
「フシャァ~~~~ッ!!!!」
異世界オネエと聖獣シロガネの邂逅は、シロガネの威嚇だった…。
「今日はお招きありがとっ♪明日からもよろしくねんっ☆」
シロガネの威嚇がなんのその、エミリーちゃんは普通におとしゃまに挨拶をする。
「あ…、あぁ。エグ…「あんっ!?」いや…、エミリー、今日はよく来てくれた。明日からも頼むよ」
「はい、よろしくねんっ♡フリッツィっ♪」
「あぁ…。まずは座ってくれ。セバス、エミリーにお茶を」
「あら、ありがとんっ♪じゃあ、失礼して」
ソファーをすすめられたエミリーちゃんは、優雅に空いているソファーに座る。
おとしゃま…、エミリーちゃんを本名で呼んだらアカンよ…。エミリーちゃんは心は乙女、立派な淑女なんだから。
「エルちゃん、ハローっ♪あたくし、あの後もう興奮しちゃって大変だったのよんっ☆エルちゃんのイメージを参考に、いっぱいデザイン画を描いたから後で一緒に観ましょうねんっ♪」
わたしはウィルにぃの膝から降りて、とことことエミリーちゃんの側まで行き、スカートを摘み礼をする。
「えみりーちゃん よーこしょ」
「はい、小さなレディっ♪あたくしも会えて嬉しいわんっ♡」
ちょっとグラグラするわたしの礼を見て、微笑ましそうに笑うエミリーちゃん。
エミリーちゃんの腰まである藤色の髪は、今日は緩く巻かれている。エミリーちゃんはパンツスタイルだけど、ぽってりした唇が魅力的なゴージャス美人さんなのですよ。
「ところで、エルちゃん、いつから猫を飼いだしたのかしかんっ?
あの美しい虎柄の毛皮を持つ猫ちゃんを、あたくしに紹介してくださるんっ?」
エミリーちゃんの視線が、シロガネにロックオンされる。ロックオンされたシロガネは、またまた毛がビビビッと逆立つ。
あ~あっ、かぁしゃまの膝の上で落ち着いた毛が逆立っちゃったよ。なんだろうね?「毛皮」っていうワードが良くなかったかな?
「ちろぎゃね おいじぇ?」
わたしに呼ばれたシロガネは、ビックンビックンしながらわたしの足元までやってくる。
うん。めっちゃ警戒してるね…。
そんなシロガネを抱き上げ、エミリーちゃんに紹介する。
「エミリーちゃん これ ちろぎゃね」
「きょー ちょもだち なる した」
「あらぁ~んっ。そうだったのねんっ♪よろしくねん、シロガネちゃんっ♡」
エミリーちゃんはわたしの腕からシロガネを抱き上げると、ギュッと抱きしめる。
「あぁぁ~んっ♡なんて可愛らしいのんっ♪あたくし、たまらないわぁ~んっ♡♡♡」
エミリーちゃんは、シロガネをもふもふなでなでしながら、うっとりした目で見つめる。一方でシロガネはガチガチに体が固まっている。
さすがの四聖獣が一体の白虎も異世界オネエには敵わないのだろうか?
「お…、お主はなんだっ!!男なのか!?女なのかっ!?」
ありゃりゃ…。しっぽがたぬきさん並に膨らんでるよ。警戒してるなぁ~っ。
エミリーちゃんの腕の中でパニック状態になったシロガネは、思わずといった感じで喋ってしまった。
「あらんっ?シロガネちゃんはお喋りができるのねんっ♪さすがエルちゃんのお友達ねんっ☆
シロガネちゃん、わたくしはエミリーよんっ。体は男だけど、心は乙女よんっ♡男と女の心を併せ持つ、第三の性別かしらん?でもぉ、できれば女の子でよろしくねんっ♪う~んっまっ♡」
鼻の頭にチュッとキスをされたシロガネは、ガッ!!と目を見開いた後で、きゅ~うっ…っといった感じで気を失ってしまった。
「あらんっ?シロガネちゃんってば、そんなにあたくしのキスが嬉しかったのかしらんっ♡照れるわぁ~んっ♡♡♡」
気を失ってしまったシロガネを抱きしめたまま、イヤンっ♡と恥じらうエミリーちゃん。
うん、完全にシロガネのキャパオーバーだね。脳が考えるのを放棄したのかな?
まぁ、ソッとしとこう。
こうして、異世界オネエとシロガネの出会いは、シロガネが気絶して終った。
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