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第二章
榊を育てよう!!②
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さてさて、動物さんと精霊さんが協力して耕し、畝を作ってくれた部分に、榊や同じ常緑樹のツバキやサザンカ、黄金色の姫りんご、どんぐりなどの木の実を間隔を開けて植えて行きます。
「みじゅのせーれーしゃんっ!!」
「いっちょ おにぇぎゃいっ!!」
《いいよぉ~》
《まかせてぇ~》
《やってやるぜぇ~》
水の精霊さんと協力して、シャワーの様に水をたっぷりと土に含ませる。
むふ~ぅっ。満足満足っ!!
よし、バッチリなのです。あとは…
「みんにゃ~ おじょりょ~っ!!」
某アニメ映画のどんぐりなどの木の実をプレゼントしてくれた、森の大中小の妖精と姉妹が踊った様に、植物を植えた部分を囲って踊ります。
大きくなぁ~れっ♪美味しくなぁ~れっ♬
ぴょんぴょん、ぴょんぴょんみんなで踊ります。
すると、土がポコポコっと盛り上がり、葉っぱがにゅっと伸び、わさわさぁ~っと動く…。すると、
《わ~っ》
《わ~、わ~》
《わ~い》
と子どもの様な声で、まるでな○の○さの様な植物が生えて走り出す。
「にょぇぇぇ~~~っ?!?!」
「にゃんでぇぇ~~っ?!?!」
なんでなんで、○ぞ○く○…。
この世界にも居るのかっ?!?!
〔居る訳ねぇっきゅよ…〕
わたしの後でやっている事を見ていたペルルがボソッと言う。
[ペルル、アレ何っ?!?!]
〔アレはマンドラゴラっきゅよ…〕
[マンド?何それ!?]
〔だぁかぁらぁ~っ!!マンドラゴラっきゅよ。
魔法薬や錬金術、呪術にも使われる貴重な材料で、一説には精力剤、媚薬、または不老不死の薬の原料とも言われてるっきゅ…〕
[マンドラゴラ…なんでそんなにスゴい物がウチの庭に?!]
〔土と水の精霊、エルの魔力をたっぷり浴びて生まれたっきゅね〕
わたしとペルルが話している間にも
《わ~っ》
《わ~、わ~っ》
《わ~い》
《にげろぉ~にげろぉ~》
《はしれぇ~、うまれぇ~》
と、そこかしこを走り回ったり、埋まったりしている。
森の動物や鳥達はその様子を若干引きながらも見ている。
コレはまずいのでは…っ?!?!
[ペルルどうしょう…]
〔1匹ずつ捕まえて、逃さない様に植木鉢に植えるしかないっきゅね…〕
ノォォ━━━━━━━ッ!!!!
[アメリ、アンネっ!!植木鉢お願いっ!!]
「「えっ?!えぇ~っ!!」」
[お願いっ!!アメリ、アンネしか頼る人がいないのっ!!]
「「かっ…かしこまりましたっ!!」」
わたしの急な念話で驚いたみたいにだけど、ヨーガンじぃの小屋に植木鉢を取りに行ってくれた。
「よちっ!! みんにゃ~っ!!」
「みゃんどやごりゃ かくほぉ~っ!!」
わたしの号令で一斉に動き出す。
わたしが森の動物や鳥達とマンドラゴラを追い回していると、
「「エルお嬢様さま、植木鉢をお待ちしました」」
「よう、お嬢。植木鉢が必要ってぇんで、持ってきたけどどうするんで?」
アメリアとアンネリース、ヨーガンじぃがハァハァっと息を切らしながら走って戻ってくる。
走らせて本当にごめん…。でもいち早くマンドラゴラを捕まえないと大変な事になりそうだし…。
「アメリ アンネ ヨーじぃ」
「みゃんどやごりゃ ちゅかまえてぇっ!!」
「「「はぁぁぁ~~っ?!?!」」」
すまん、本当にすまん…。だって、あんなのが生まれるなんで思わなかったんだもん…。
もうね、泣きながら動物や鳥が捕まえてくれた、マンドラゴラを1匹ずつ鉢植えにする。
この作業の繰り返しでした。
それはかぁしゃまの専属メイドのデルミーラが、お昼ごはんの時間を伝えに来るまで、続き、その数30匹のマンドラゴラを確保しました。
「みんにゃ~ あーとーっ!!」
「おちゅきゃれしゃまにゃのぉ~っ!!」
「きーちゅけて きゃえってねぇっ!!」
わたしのお疲れ様の言葉に、森の動物や鳥たちが帰っていく。
なんだろう??植物を植えるだけなのに、スゴく疲れた…。
「みじゅのせーれーしゃんっ!!」
「いっちょ おにぇぎゃいっ!!」
《いいよぉ~》
《まかせてぇ~》
《やってやるぜぇ~》
水の精霊さんと協力して、シャワーの様に水をたっぷりと土に含ませる。
むふ~ぅっ。満足満足っ!!
よし、バッチリなのです。あとは…
「みんにゃ~ おじょりょ~っ!!」
某アニメ映画のどんぐりなどの木の実をプレゼントしてくれた、森の大中小の妖精と姉妹が踊った様に、植物を植えた部分を囲って踊ります。
大きくなぁ~れっ♪美味しくなぁ~れっ♬
ぴょんぴょん、ぴょんぴょんみんなで踊ります。
すると、土がポコポコっと盛り上がり、葉っぱがにゅっと伸び、わさわさぁ~っと動く…。すると、
《わ~っ》
《わ~、わ~》
《わ~い》
と子どもの様な声で、まるでな○の○さの様な植物が生えて走り出す。
「にょぇぇぇ~~~っ?!?!」
「にゃんでぇぇ~~っ?!?!」
なんでなんで、○ぞ○く○…。
この世界にも居るのかっ?!?!
〔居る訳ねぇっきゅよ…〕
わたしの後でやっている事を見ていたペルルがボソッと言う。
[ペルル、アレ何っ?!?!]
〔アレはマンドラゴラっきゅよ…〕
[マンド?何それ!?]
〔だぁかぁらぁ~っ!!マンドラゴラっきゅよ。
魔法薬や錬金術、呪術にも使われる貴重な材料で、一説には精力剤、媚薬、または不老不死の薬の原料とも言われてるっきゅ…〕
[マンドラゴラ…なんでそんなにスゴい物がウチの庭に?!]
〔土と水の精霊、エルの魔力をたっぷり浴びて生まれたっきゅね〕
わたしとペルルが話している間にも
《わ~っ》
《わ~、わ~っ》
《わ~い》
《にげろぉ~にげろぉ~》
《はしれぇ~、うまれぇ~》
と、そこかしこを走り回ったり、埋まったりしている。
森の動物や鳥達はその様子を若干引きながらも見ている。
コレはまずいのでは…っ?!?!
[ペルルどうしょう…]
〔1匹ずつ捕まえて、逃さない様に植木鉢に植えるしかないっきゅね…〕
ノォォ━━━━━━━ッ!!!!
[アメリ、アンネっ!!植木鉢お願いっ!!]
「「えっ?!えぇ~っ!!」」
[お願いっ!!アメリ、アンネしか頼る人がいないのっ!!]
「「かっ…かしこまりましたっ!!」」
わたしの急な念話で驚いたみたいにだけど、ヨーガンじぃの小屋に植木鉢を取りに行ってくれた。
「よちっ!! みんにゃ~っ!!」
「みゃんどやごりゃ かくほぉ~っ!!」
わたしの号令で一斉に動き出す。
わたしが森の動物や鳥達とマンドラゴラを追い回していると、
「「エルお嬢様さま、植木鉢をお待ちしました」」
「よう、お嬢。植木鉢が必要ってぇんで、持ってきたけどどうするんで?」
アメリアとアンネリース、ヨーガンじぃがハァハァっと息を切らしながら走って戻ってくる。
走らせて本当にごめん…。でもいち早くマンドラゴラを捕まえないと大変な事になりそうだし…。
「アメリ アンネ ヨーじぃ」
「みゃんどやごりゃ ちゅかまえてぇっ!!」
「「「はぁぁぁ~~っ?!?!」」」
すまん、本当にすまん…。だって、あんなのが生まれるなんで思わなかったんだもん…。
もうね、泣きながら動物や鳥が捕まえてくれた、マンドラゴラを1匹ずつ鉢植えにする。
この作業の繰り返しでした。
それはかぁしゃまの専属メイドのデルミーラが、お昼ごはんの時間を伝えに来るまで、続き、その数30匹のマンドラゴラを確保しました。
「みんにゃ~ あーとーっ!!」
「おちゅきゃれしゃまにゃのぉ~っ!!」
「きーちゅけて きゃえってねぇっ!!」
わたしのお疲れ様の言葉に、森の動物や鳥たちが帰っていく。
なんだろう??植物を植えるだけなのに、スゴく疲れた…。
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