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第二章
祭壇(神棚)を造ろうっ!!①
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おはようございますっ!!朝ごはんをしっかり食べて、元気いっぱいなエルシーアです。
今は午前中の活動タイム。
おとしゃまはもちろん出勤したし、かぁしゃまも自分の執務室でお仕事中。お兄ちゃんズにお姉ちゃんもそれぞれ午前の勉強中。
わたしは祭壇を造ろうと、ペルちゃんリュック&ペルル、双子なメイドと共に、お馴染みのお庭へとやって来ました。
今日はお庭でお散歩じゃあないよ。庭師のヨーガンじぃに用事があるのです。
実はね、昨日のお祈りの後、寝ながら祭壇の事、考えてたんだ。
で、思いついたのが木製のお宮型の神棚。そこにみんなの神像を祀ったらどうかなって。扉付きだから、お祈りをする時だけ扉を開ければ、誰にも土下座エアネスト様は見られないっ!!
ふふふっ。我ながら素晴らしい考えだと思うんだよね。
そのために、木材を調達のためにヨーガンじぃを探さなくてはっ!!
「あみぇりぃ あんにぇ」
「「はい。エルお嬢様」」
「よーじぃ どきょいる しゅる??」
「庭には居ないようなので、邸宅の裏にある作業小屋に居るかもしれません」
わたしの問にアメリアが答えてくれる。
作業小屋とな??ナニソレ楽しそうっ!!
「あみぇりぃ あんにぇ」
「ちゃぎょーぎょや いく しゅるっ!!」
「エルお嬢様。失礼てすが、何故?とお伺いしても?」
作業小屋に行くぜっ!!とウキウキなわたしに、今度はアンネリースが訪ねてくる。
何故??何故ってそんなの…
「きゃみだにゃ ちゅくる しゅるる」
「きゃみだにゃ き ちゅくる」
「き よーじぃ みょりゃうしゅる」
わたしが身振り手振りで説明すると、
「「エルお嬢様…。アウトです」」
と双子なメイドに言われる。アウト??アウトとな??
「エルお嬢様、わかっていませんね。その神棚?を造るの件てすが、奥様に報告…いえ、相談しましたか?」
急にアウトと言われて困惑気味のわたしに、アメリアが説明して来た。
「う??」
「エルお嬢様…。その様子じゃあ、勢いだけで来ましたね?」
今度は若干呆れ気味にアンネリースが言って来た。
「エルお嬢様、奥様への報連相は必要不可欠です。また昨日みたいに家族会議したいですか?」
アメリアが、しゃがんでわたしと目線を合わせて理由を説明してくる。
「ぴっ!?」
昨日の家族会議や笑顔でキレるかぁしゃまを思い出し、思わずヘンな声が出てしまう。
「エルお嬢様、理解していただけましたか?」
アメリアの言葉に、こくこくと首がもげんばかりに頷くわたし。
報連相大事っ!!社会人の基本っ!!
「では、エルお嬢様。奥様の所へ参りましょう」
アメリアはそう言うと、サッとわたしを抱き上げ、スタスタ歩きはじめる。
アンネリースはペルルをソッ抱き上げ、後ろから付いて来ます。
確かに、かぁしゃまに相談も何もせず、勢いだけで来たわたしが悪いけど、気分はまるでドナドナなのでした…。
Nooooo ━━━━━━!!!!!!
今は午前中の活動タイム。
おとしゃまはもちろん出勤したし、かぁしゃまも自分の執務室でお仕事中。お兄ちゃんズにお姉ちゃんもそれぞれ午前の勉強中。
わたしは祭壇を造ろうと、ペルちゃんリュック&ペルル、双子なメイドと共に、お馴染みのお庭へとやって来ました。
今日はお庭でお散歩じゃあないよ。庭師のヨーガンじぃに用事があるのです。
実はね、昨日のお祈りの後、寝ながら祭壇の事、考えてたんだ。
で、思いついたのが木製のお宮型の神棚。そこにみんなの神像を祀ったらどうかなって。扉付きだから、お祈りをする時だけ扉を開ければ、誰にも土下座エアネスト様は見られないっ!!
ふふふっ。我ながら素晴らしい考えだと思うんだよね。
そのために、木材を調達のためにヨーガンじぃを探さなくてはっ!!
「あみぇりぃ あんにぇ」
「「はい。エルお嬢様」」
「よーじぃ どきょいる しゅる??」
「庭には居ないようなので、邸宅の裏にある作業小屋に居るかもしれません」
わたしの問にアメリアが答えてくれる。
作業小屋とな??ナニソレ楽しそうっ!!
「あみぇりぃ あんにぇ」
「ちゃぎょーぎょや いく しゅるっ!!」
「エルお嬢様。失礼てすが、何故?とお伺いしても?」
作業小屋に行くぜっ!!とウキウキなわたしに、今度はアンネリースが訪ねてくる。
何故??何故ってそんなの…
「きゃみだにゃ ちゅくる しゅるる」
「きゃみだにゃ き ちゅくる」
「き よーじぃ みょりゃうしゅる」
わたしが身振り手振りで説明すると、
「「エルお嬢様…。アウトです」」
と双子なメイドに言われる。アウト??アウトとな??
「エルお嬢様、わかっていませんね。その神棚?を造るの件てすが、奥様に報告…いえ、相談しましたか?」
急にアウトと言われて困惑気味のわたしに、アメリアが説明して来た。
「う??」
「エルお嬢様…。その様子じゃあ、勢いだけで来ましたね?」
今度は若干呆れ気味にアンネリースが言って来た。
「エルお嬢様、奥様への報連相は必要不可欠です。また昨日みたいに家族会議したいですか?」
アメリアが、しゃがんでわたしと目線を合わせて理由を説明してくる。
「ぴっ!?」
昨日の家族会議や笑顔でキレるかぁしゃまを思い出し、思わずヘンな声が出てしまう。
「エルお嬢様、理解していただけましたか?」
アメリアの言葉に、こくこくと首がもげんばかりに頷くわたし。
報連相大事っ!!社会人の基本っ!!
「では、エルお嬢様。奥様の所へ参りましょう」
アメリアはそう言うと、サッとわたしを抱き上げ、スタスタ歩きはじめる。
アンネリースはペルルをソッ抱き上げ、後ろから付いて来ます。
確かに、かぁしゃまに相談も何もせず、勢いだけで来たわたしが悪いけど、気分はまるでドナドナなのでした…。
Nooooo ━━━━━━!!!!!!
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