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第二章
初の祈りを捧げます①
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エアネスト様に、天照ちゃん、いつきちゃんにみつきちゃんの神像は、とりあえず、おとしゃまとかぁしゃまの寝室に置くことが決まりました。
これで、寝る前に話しかける事ができるね。
おとしゃまは、神像を祀る用の棚か、祭壇を造るべきか悩んでいるみたいです。
まぁ、確かに、使用人とかに土下座エアネスト様像は流石に見せられないよねぇ…。
今はベットサイドのテーブルの上に白の総レース編みの布をかけて、その上に4つ並べて置いてある。
確かにそのまま置いてあるだけっていうのもさみしい感じもする。
よしっ!!明日起きたら、考えてみようっ!!わたしには時間がいっぱいあるからね。
ではでは、早速話しかけてみようかな。まずは、神像が完成したよって事をエアネスト様に報告しようっと。
両手を祈るように胸の前で組み、呼吸を整えて…
[エアネスト様、エアネスト様。こんばんは。エルシーアです。聞こえますか??]
念話の時みたいに、エアネスト様に声が届くようにイメージして話しかける。
〈エルさぁ~んっ!!ひどいですよぅ…っ!!何で私の像だけ土下座なんてすかぁ~~っ!!〉
おぉぅ…。直接頭に響いてくる声が泣き声だ。きっと神界でぐすぐす泣いているに違いない。
[エアネスト様…。これには深くて浅い理由がありまして…]
〈ぐすんっ…ぐすんっ、つまり浅いんですね…〉
たははぁ~っ…、バレてーら。
[エアネスト様、ごめんなさい。どうしてもエアネスト様の土下座が印象深くて…。ちゃんと格好いいエアネスト様をイメージしようと思ってんてすよっ!?ただ、その前に魔法が発動しちゃって…。まぁ、そんな感じです…ハイ]
〈エルさん…。紗代さんの時から思っていましたが、ちょいちょい私の扱い雑じゃありません??〉
ギクぅっ!!そんな事は多分ナイ…はず…
〈エルさん、今ギクッとしませんでした?〉
[えっ!?そんな事ないですよっ!?]
〈怪しい…〉
[そうだっ!!エアネスト様、わたし達ちゃんと会話できていますねっ!!凄いです。
今みたいに祈れば、わたしの声は天照ちゃん、いつきちゃんにみつきちゃんに届きますか??]
〈エルさん…。思いっきり話を逸らしましたね…。まぁ、いいでしょう。私は神ですからね。あなたの過ちを赦しましょう。
エルさん、私の後にみなさんも話かけてあげてくださいね。今みたいにちゃんと祈っていただければ大丈夫ですよ。
今も、紗代さんの声を聞かせろと、あちらの世界から声が届いていますよ。
……えっ!?ちょっ…はぁぁっ!?そんなひどいですよぅ…〉
[エアネスト様、どうしたんですか!?!?]
何っ!?!?エアネスト様に何が起こってるのっ!?
〈私ももっとエルさんとお話したいのにぃ~…っ!!!!
ああ、エルさん、気にしないでください。ただ、いつきさんが“お前の話はどうでもいいから、早く紗代の声を聞かせろっ!!”と言うことを聞かなくて…〉
いつきちゃん、相変わらずだな。
[エアネスト様、何かすいません…。]
〈ぐすっ…いいんですよ、エルさん。私は何時でもどこでもあなたを見守る事ができますが、あのお三方は声のみですからね〉
エアネスト様、そういうところは優しいというか、ちゃんと神なんだよね。ちゃんと他の人を思いやれる神様。
[ありがとうございます。エアネスト様]
〈では、何時でも話かけてくださいね。待っていますよ。では、お三方に話しかけてあげてください。
エルさん、おやすみなさい〉
[エアネスト様、おやすみなさい]
こうして、エアネスト様への初の祈りは終わったのでした。
これで、寝る前に話しかける事ができるね。
おとしゃまは、神像を祀る用の棚か、祭壇を造るべきか悩んでいるみたいです。
まぁ、確かに、使用人とかに土下座エアネスト様像は流石に見せられないよねぇ…。
今はベットサイドのテーブルの上に白の総レース編みの布をかけて、その上に4つ並べて置いてある。
確かにそのまま置いてあるだけっていうのもさみしい感じもする。
よしっ!!明日起きたら、考えてみようっ!!わたしには時間がいっぱいあるからね。
ではでは、早速話しかけてみようかな。まずは、神像が完成したよって事をエアネスト様に報告しようっと。
両手を祈るように胸の前で組み、呼吸を整えて…
[エアネスト様、エアネスト様。こんばんは。エルシーアです。聞こえますか??]
念話の時みたいに、エアネスト様に声が届くようにイメージして話しかける。
〈エルさぁ~んっ!!ひどいですよぅ…っ!!何で私の像だけ土下座なんてすかぁ~~っ!!〉
おぉぅ…。直接頭に響いてくる声が泣き声だ。きっと神界でぐすぐす泣いているに違いない。
[エアネスト様…。これには深くて浅い理由がありまして…]
〈ぐすんっ…ぐすんっ、つまり浅いんですね…〉
たははぁ~っ…、バレてーら。
[エアネスト様、ごめんなさい。どうしてもエアネスト様の土下座が印象深くて…。ちゃんと格好いいエアネスト様をイメージしようと思ってんてすよっ!?ただ、その前に魔法が発動しちゃって…。まぁ、そんな感じです…ハイ]
〈エルさん…。紗代さんの時から思っていましたが、ちょいちょい私の扱い雑じゃありません??〉
ギクぅっ!!そんな事は多分ナイ…はず…
〈エルさん、今ギクッとしませんでした?〉
[えっ!?そんな事ないですよっ!?]
〈怪しい…〉
[そうだっ!!エアネスト様、わたし達ちゃんと会話できていますねっ!!凄いです。
今みたいに祈れば、わたしの声は天照ちゃん、いつきちゃんにみつきちゃんに届きますか??]
〈エルさん…。思いっきり話を逸らしましたね…。まぁ、いいでしょう。私は神ですからね。あなたの過ちを赦しましょう。
エルさん、私の後にみなさんも話かけてあげてくださいね。今みたいにちゃんと祈っていただければ大丈夫ですよ。
今も、紗代さんの声を聞かせろと、あちらの世界から声が届いていますよ。
……えっ!?ちょっ…はぁぁっ!?そんなひどいですよぅ…〉
[エアネスト様、どうしたんですか!?!?]
何っ!?!?エアネスト様に何が起こってるのっ!?
〈私ももっとエルさんとお話したいのにぃ~…っ!!!!
ああ、エルさん、気にしないでください。ただ、いつきさんが“お前の話はどうでもいいから、早く紗代の声を聞かせろっ!!”と言うことを聞かなくて…〉
いつきちゃん、相変わらずだな。
[エアネスト様、何かすいません…。]
〈ぐすっ…いいんですよ、エルさん。私は何時でもどこでもあなたを見守る事ができますが、あのお三方は声のみですからね〉
エアネスト様、そういうところは優しいというか、ちゃんと神なんだよね。ちゃんと他の人を思いやれる神様。
[ありがとうございます。エアネスト様]
〈では、何時でも話かけてくださいね。待っていますよ。では、お三方に話しかけてあげてください。
エルさん、おやすみなさい〉
[エアネスト様、おやすみなさい]
こうして、エアネスト様への初の祈りは終わったのでした。
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