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第二章
神像の説明をします②
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こんにちは。エルシーアです。
大丈夫と思って、家族みんなの頭の中に直接話しかけたら、固まってしまいました。
おぉ~いっ!!大丈夫ですかぁ!?
おとしゃまの顔の前で手をひらひらと振ってみる。
ハッ!!とおとしゃまが我にかえりました。よかったよぉっ。
「エル…。今、頭の中で聞こえたのはエルの声かい??」
おとしゃまの言葉に、かぁしゃま達も我にかえったらしく、バッ!!と私の方を見てきました。
そんなに見つめないでぇ~っ!!これから説明するのに緊張しちゃう…。
[う…うん。そうだよ。普通に話すと滑舌が悪くて、うまく説明できないから…。念話で話しかけてみたの]
「エル…。エルは念話だとこんなにうまく話せるんだね…っ!!」
ウィルにぃ、驚くところはそこじゃないよ…??
なんだか、今すぐ抱きしめて来そうだし…。
まぁ、わたしLoveなウィルにぃだし?いいのかな??
「エル、スゲーなっ!!」
「エルちゃんは天才ねっ!!」
えぇ~っ!?バルにぃとルーねぇも、話に乗っちゃうの??
「あなた達、落ち着きなさいな。
エルちゃん、本当に上手にお話しできるのね。
それで?この神像の事を説明してくれるのでしょう?」
かぁしゃまがお兄ちゃんズとお姉ちゃんを落ち着かせ、わたしに説明をするように求めてくる。
[うん…。あのね、エアネスト様は、わたしがエルシーアとして産まれてくる前から知ってるの。エアネスト様が居る、神界で会ったんだよ。
この3人もね、エアネスト様の神界で出会ったの。
特にこの男の子と女の子のふたりはね、“座敷わらし”っていう妖怪で、男の子が『いつき』で女の子が『みつき』っていう名前なの。家の守り神様なんだよ。それでね、ずっとずっと見守ってくれていたの…。
この女の人はね、“天照大御神様”といって、太陽をはじめ光や慈愛、真実などを象徴する尊い神様なんだよ]
わたしは、嘘と事実を混ぜながら説明する。
[エアネスト様はね、みんなはどう思っているかわからないけど、ちょっとおっちょこちょいな神様なんだよ。それでね、よくやらかしては、いつきちゃんにみつきちゃん、天照ちゃんに怒られていて、よく泣きながら土下座して謝ってたの。
だからね、そのイメージが強くって、こんな形の像になっちゃったの…。
わたしの説明、ちゃんと伝わったかな??]
わたしがおずおずとみんなを見つめていると、おとしゃまが「はぁぁ~…っ」と大きなため息をついた。わたしはその瞬間、ため息にビクッとしてしまう…。
やっぱり叱られる!?それとも変な子って思われてるのかな…。
「エル、大丈夫だ。だからそんなにビクビクしなくてもいい。ちゃんと伝わったよ。いっぱい説明してくれてありがとう」
そう言っておとしゃまは、わたしを自分の膝の上に乗せ、ぎゅうっと強く抱きしめてきた。
「エルちゃん、説明してくれてありがとう」
かぁしゃまは、おとしゃまに抱きしめられているわたしの頭を優しく優しく撫でてきた。
「とーしゃ… かーしゃ…」
「…ぅ…っ、うわぁぁぁ~~んっ!!」
説明している間、本当はずっとずっと不安だった。変な子って思われたらどうしよう、いつきちゃんにみつきちゃん、天照ちゃんの事を理解されなかったらどうしようって不安だった…。
でも、おとしゃまもかぁしゃまも、「説明してくれてありがとう」って。ちゃんと理解してくれたんだ。
「エル、大丈夫だよ。僕はどんなエルでも、いつでも受け止めるから」
「エル、産まれる前から神様と知り合いとかスゲーじゃん」
「そうね。流石はわたくしのエルちゃんですわっ!!」
「ひっく…ひっく…にぃに…、ねぇね…、あーと」
お兄ちゃんズもお姉ちゃんも受け入れてくれた。本当によかった…。
大丈夫と思って、家族みんなの頭の中に直接話しかけたら、固まってしまいました。
おぉ~いっ!!大丈夫ですかぁ!?
おとしゃまの顔の前で手をひらひらと振ってみる。
ハッ!!とおとしゃまが我にかえりました。よかったよぉっ。
「エル…。今、頭の中で聞こえたのはエルの声かい??」
おとしゃまの言葉に、かぁしゃま達も我にかえったらしく、バッ!!と私の方を見てきました。
そんなに見つめないでぇ~っ!!これから説明するのに緊張しちゃう…。
[う…うん。そうだよ。普通に話すと滑舌が悪くて、うまく説明できないから…。念話で話しかけてみたの]
「エル…。エルは念話だとこんなにうまく話せるんだね…っ!!」
ウィルにぃ、驚くところはそこじゃないよ…??
なんだか、今すぐ抱きしめて来そうだし…。
まぁ、わたしLoveなウィルにぃだし?いいのかな??
「エル、スゲーなっ!!」
「エルちゃんは天才ねっ!!」
えぇ~っ!?バルにぃとルーねぇも、話に乗っちゃうの??
「あなた達、落ち着きなさいな。
エルちゃん、本当に上手にお話しできるのね。
それで?この神像の事を説明してくれるのでしょう?」
かぁしゃまがお兄ちゃんズとお姉ちゃんを落ち着かせ、わたしに説明をするように求めてくる。
[うん…。あのね、エアネスト様は、わたしがエルシーアとして産まれてくる前から知ってるの。エアネスト様が居る、神界で会ったんだよ。
この3人もね、エアネスト様の神界で出会ったの。
特にこの男の子と女の子のふたりはね、“座敷わらし”っていう妖怪で、男の子が『いつき』で女の子が『みつき』っていう名前なの。家の守り神様なんだよ。それでね、ずっとずっと見守ってくれていたの…。
この女の人はね、“天照大御神様”といって、太陽をはじめ光や慈愛、真実などを象徴する尊い神様なんだよ]
わたしは、嘘と事実を混ぜながら説明する。
[エアネスト様はね、みんなはどう思っているかわからないけど、ちょっとおっちょこちょいな神様なんだよ。それでね、よくやらかしては、いつきちゃんにみつきちゃん、天照ちゃんに怒られていて、よく泣きながら土下座して謝ってたの。
だからね、そのイメージが強くって、こんな形の像になっちゃったの…。
わたしの説明、ちゃんと伝わったかな??]
わたしがおずおずとみんなを見つめていると、おとしゃまが「はぁぁ~…っ」と大きなため息をついた。わたしはその瞬間、ため息にビクッとしてしまう…。
やっぱり叱られる!?それとも変な子って思われてるのかな…。
「エル、大丈夫だ。だからそんなにビクビクしなくてもいい。ちゃんと伝わったよ。いっぱい説明してくれてありがとう」
そう言っておとしゃまは、わたしを自分の膝の上に乗せ、ぎゅうっと強く抱きしめてきた。
「エルちゃん、説明してくれてありがとう」
かぁしゃまは、おとしゃまに抱きしめられているわたしの頭を優しく優しく撫でてきた。
「とーしゃ… かーしゃ…」
「…ぅ…っ、うわぁぁぁ~~んっ!!」
説明している間、本当はずっとずっと不安だった。変な子って思われたらどうしよう、いつきちゃんにみつきちゃん、天照ちゃんの事を理解されなかったらどうしようって不安だった…。
でも、おとしゃまもかぁしゃまも、「説明してくれてありがとう」って。ちゃんと理解してくれたんだ。
「エル、大丈夫だよ。僕はどんなエルでも、いつでも受け止めるから」
「エル、産まれる前から神様と知り合いとかスゲーじゃん」
「そうね。流石はわたくしのエルちゃんですわっ!!」
「ひっく…ひっく…にぃに…、ねぇね…、あーと」
お兄ちゃんズもお姉ちゃんも受け入れてくれた。本当によかった…。
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