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第二章

変化するわたしの日常①

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おはようございます。スッキリ目覚めたエルシーアです。

朝、目が覚めたら、枕元にペルルが丸まって寝ていました。可愛いっ!!朝から思わず大興奮です。

〔きゅきゅっ。やめるっきゅっ。くすぐったいきゅ~っ!!〕

もふもふしていたら、ペルルがきゅうきゅう鳴いて抗議してきました。

[ごめん。可愛くて、ついついもふもふしちゃった]

〔ついついじゃないっきゅ。毛並みが乱れたっきゅ〕

ペルルが一生懸命、毛並みを整える。そんな姿でさえ可愛い。
何だろう。ウチ仔、可愛過ぎて最高で最強じゃない??

「ふふっ。エル、朝からご機嫌だね。おはよう」

おっと、この美声はおとしゃまですね。
朝からおとしゃまはテライケメン。
おとしゃま、朝から顔が浮腫んで大変とか、疲れが抜けなくてダルいとか無いんですかね??
まぁ、そんなおとしゃまは見たくないけど…。
そんな事をつらつら考えていると、チュッと朝のごあいさつをいただきました。

とーしゃ はーよおとしゃま、おはようございます

チュッと、わたしもおとしゃまに朝のごあいさつです。

「エル。おはよう」

かぁしゃまも起きたみたいで、かぁしゃまからもチュッと朝のごあいさつをいただきます。
かぁしゃまも朝から美人ですな。
毛穴はドコですか??というぐらいにお肌がツルッツルでうらやましい。

かーしゃ はーよかぁしゃま、おはようございます

もちろん、かぁしゃまにもチュッと、朝のごあいさつをしますよ。

「さぁ、エル。顔を洗って、お着替えしましょうね。そして家族みんなで朝ごはんにしましょうね」

かぁしゃまに濡れたタオルで顔を優しく拭いてもらい、お着替えです。
今日はフリルのふんだんに付いた白の長袖コットンシャツに黒のゴシックロリータ風ジャンパースカートです。もちろんお腹とお尻を守る為の腹巻付きかぼちゃパンツは欠かせません。
しかし、この服、誰が作っているんだろう。なかなか趣味が合うな。そして会ってみたい。
小さくて可愛い内に、きぐるみ風のシャツとか、きぐるみパジャマとか着てみたいよねぇ~っ!!おねだりしてみるか??いや、この滑舌だと難しいか…。


〔きゅきゅっ!!だからやめるっきゅっ!!〕

ハッ!!いつの間にか考え込んで、無意識にペルルをもふもふしていたみたい。
気がついたらおとしゃまとかぁしゃまも着替えが済んでいた。あれれぇ~?いつの間に??

〔せっかく毛並みを整えたのに、ひどいっきゅ〕

そう言いながら、ペルルがせっせと毛並みを整える。やっぱちんちらが毛並みを整える姿って可愛いよねぇ~。

〔ボクはちんちらじゃないきゅ〕

[そう言えば、ペルルはごはん何食べるの??]

〔話を逸らしたっきゅね。ボクは基本、エルの魔力が主食っきゅ。エルの魔力は豊富だし美味しいから嬉しいっきゅ。あとは、食べても食べなくても平気だけど、ドライフルーツ、特にレーズンが好きっきゅ〕

ペルルがきゅっきゅっ鳴きながら好物を教えてくれた。魔力以外にもごはんも食べられるって事だね。
食堂に一緒に連れて行って大丈夫かな??

かーしゃ ぺりゅりゅ いっしょ する??かぁしゃま、ペルルも一緒にごはん食べれる??

「あら。エルちゃんはペルルちゃんと一緒にごはんが食べたいのね。もちろん大丈夫よ。ねっ、あなた?」

「ああ。もちろんいいぞ」

よしっ!!かぁしゃまとおとしゃまの許可を取ったぞ。あとはペルルのごはんを準備してもらわなくちゃ。

ぺりゅりゅ ぎょはん れーじゅんペルルのごはんはレーズンだよ
あとにぇ どりゃいふりゅーちゅあとはドライフルーツだよ

「あらあら。じゃあ、料理長にお願いしなくちゃね。
さぁ、エルちゃん、ペルルちゃん、食堂に行きましょうね」

やったね。それでは、おとしゃまにペルルと一緒に抱っこしてもらって食堂へGO!!
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