転生幼女の怠惰なため息

(◉ɷ◉ )〈ぬこ〉

文字の大きさ
上 下
16 / 166
第一章

今後の方針⑥

しおりを挟む
「さて、エアネストよ、種族の他に紗代のどんな要望が叶えかれそうじゃ?紗代に説明をせい」

天照大御神様がエアネスト様に話を振る。

「要望ですか?そうですよねぇ~??先程、天照大御神様がおっしゃった通り、種族に性別、あとはどんな魔法を使いたいかや転生後、どのような生活がしたいかになりますかね?」

ふむ。なるほど。いろいろと選択できるみたい。真剣に考えなくちゃ。
種族はエルフとかに憧れはあるけど、やっぱり人間の女の子がいちばんかな。馴染み深いしね。
次は魔法かぁ。全属性を待つ者はいないってエアネスト様がおっしゃっていたから、何が起こっても生きて行けるようにを重点に考えて…、
そのためには、先ず、生命の源である水は外せないでしょ。後は土かな??水魔法と土魔法があれば作物を育てる事ができそうだし。できれば植物魔法とか、スキルがあればなんとかなりそうっ!!
うんうん。そうしたら、無いとは思うけど、万が一食事が与えられない事態になっても、生きていけそう。
後はそうだなぁ。怪我や病気をした時様に、ポーションを作れる様になりたいかな?できれば薬学も。本当は治癒や浄化魔法も付けてもらえるといいんだろうけどね。
でも、食べ物と薬があれば何なかなりそうじゃない??
あとは転生後の生活かぁ。そうだなぁ…
1:仕事に追われる生活はしたくないっ!!
2:できればもふもふに囲まれたいっ!!
3:美味しい食べ物をいっぱい食べたいっ!!
(でも、最近はずっとコンビニ弁当だったから、料理技術が心配。レシピ無しでは作れないもん…)
4:お金も大事っ!!
(そういえば、今までの貯金はどうなるんだ!?結構溜まっていた気がするのにぃ~っ!!)
こんなに感じかな??

あっ!!そうだ、世界観が中世ヨーロッパって事は貴族社会になるんだ…。
ある程度自由に動き回りたいから、平民を希望する??いや、やっぱりダメだ。毎日お風呂に入りたい。
そのためにはやっぱりお貴族様になるしか…。でもなぁ、身分が高すぎても低すぎてもいろいろと面倒そうだから、そこそこの身分のところがないか、エアネスト様に要相談だねっ!!
という事で、
5:そこそこの身分の貴族で、家にお風呂が付いてて、家族仲がいい家希望っ!!
6:王家とかおバカな貴族に関わらなくてもいい様にしたいっ!!面倒事ダメ絶対っ!!!!

そんな感じてわたしが、ああでも無い、こうでも無いってうんうんと悩んでいると

「いや~ぁ…。紗代さん、いろいろ考えましたねぇ」

とエアネスト様がクスクス笑いながらわたしを見ている。
きっと考え事も筒抜けなんだろうし、ひとりで楽しんでるんだろうな。
しおりを挟む
感想 220

あなたにおすすめの小説

(完結)もふもふと幼女の異世界まったり旅

あかる
ファンタジー
死ぬ予定ではなかったのに、死神さんにうっかり魂を狩られてしまった!しかも証拠隠滅の為に捨てられて…捨てる神あれば拾う神あり? 異世界に飛ばされた魂を拾ってもらい、便利なスキルも貰えました! 完結しました。ところで、何位だったのでしょう?途中覗いた時は150~160位くらいでした。応援、ありがとうございました。そのうち新しい物も出す予定です。その時はよろしくお願いします。

裏の林にダンジョンが出来ました。~異世界からの転生幼女、もふもふペットと共に~

あかる
ファンタジー
私、異世界から転生してきたみたい? とある田舎町にダンジョンが出来、そこに入った美優は、かつて魔法学校で教師をしていた自分を思い出した。 犬と猫、それと鶏のペットと一緒にダンジョンと、世界の謎に挑みます!

聖女召喚に巻き添え異世界転移~だれもかれもが納得すると思うなよっ!

山田みかん
ファンタジー
「貴方には剣と魔法の異世界へ行ってもらいますぅ~」 ────何言ってんのコイツ? あれ? 私に言ってるんじゃないの? ていうか、ここはどこ? ちょっと待てッ!私はこんなところにいる場合じゃないんだよっ! 推しに会いに行かねばならんのだよ!!

転生先は盲目幼女でした ~前世の記憶と魔法を頼りに生き延びます~

丹辺るん
ファンタジー
前世の記憶を持つ私、フィリス。思い出したのは五歳の誕生日の前日。 一応貴族……伯爵家の三女らしい……私は、なんと生まれつき目が見えなかった。 それでも、優しいお姉さんとメイドのおかげで、寂しくはなかった。 ところが、まともに話したこともなく、私を気に掛けることもない父親と兄からは、なぜか厄介者扱い。 ある日、不幸な事故に見せかけて、私は魔物の跋扈する場所で見捨てられてしまう。 もうダメだと思ったとき、私の前に現れたのは…… これは捨てられた盲目の私が、魔法と前世の記憶を頼りに生きる物語。

【完結】貧乏令嬢の野草による領地改革

うみの渚
ファンタジー
八歳の時に木から落ちて頭を打った衝撃で、前世の記憶が蘇った主人公。 優しい家族に恵まれたが、家はとても貧乏だった。 家族のためにと、前世の記憶を頼りに寂れた領地を皆に支えられて徐々に発展させていく。 主人公は、魔法・知識チートは持っていません。 加筆修正しました。 お手に取って頂けたら嬉しいです。

女神の代わりに異世界漫遊  ~ほのぼの・まったり。時々、ざまぁ?~

大福にゃここ
ファンタジー
目の前に、女神を名乗る女性が立っていた。 麗しい彼女の願いは「自分の代わりに世界を見て欲しい」それだけ。 使命も何もなく、ただ、その世界で楽しく生きていくだけでいいらしい。 厳しい異世界で生き抜く為のスキルも色々と貰い、食いしん坊だけど優しくて可愛い従魔も一緒! 忙しくて自由のない女神の代わりに、異世界を楽しんでこよう♪ 13話目くらいから話が動きますので、気長にお付き合いください! 最初はとっつきにくいかもしれませんが、どうか続きを読んでみてくださいね^^ ※お気に入り登録や感想がとても励みになっています。 ありがとうございます!  (なかなかお返事書けなくてごめんなさい) ※小説家になろう様にも投稿しています

憧れのテイマーになれたけど、何で神獣ばっかりなの⁉

陣ノ内猫子
ファンタジー
 神様の使い魔を助けて死んでしまった主人公。  お詫びにと、ずっとなりたいと思っていたテイマーとなって、憧れの異世界へ行けることに。  チートな力と装備を神様からもらって、助けた使い魔を連れ、いざ異世界へGO! ーーーーーーーーー  これはボクっ子女子が織りなす、チートな冒険物語です。  ご都合主義、あるかもしれません。  一話一話が短いです。  週一回を目標に投稿したと思います。  面白い、続きが読みたいと思って頂けたら幸いです。  誤字脱字があれば教えてください。すぐに修正します。  感想を頂けると嬉しいです。(返事ができないこともあるかもしれません)  

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

処理中です...