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第一章

今後の方針③

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「エアネスト様、あとは医療面の事、魔物の事、魔法の事も聞きたいです。あっ…!!あと種族の事も聞きたいですっ!!」

本当に今聞けることは全部聞いておかないとっ!!
なんかね、なんだろ…エアネスト様を見てると『あっ…!!やっちゃいましたっ!!
(´>ω∂`)☆てへぺろっ』って感じが物凄くするんだよね。

「なんでしょうか…。なんか今、物凄く失礼な事を思っていらっしゃる気がしますが…。
オッホン。まぁ、いいでしょう。ひとつずつ説明していきますね。
ではまず、医療面から説明していきましょう」

「はい。よろしくお願いします。エアネスト様」

「はい、紗代さん。まず医療面ですが、ちゃんと病院はありますよ。ただ、この世界の医療技術と比べる事はできません。アクスルには魔法がありますから、怪我や病気などは主に治癒魔法やポーションで治す事が多いですね。あと、薬草がありますから、もちろん薬学、薬もありますよ。薬草は地球と同じ働きをする物もあれば、アクスル独自の物もあります。まぁ、その辺は、転生してからのお楽しみで。
医療面について、他に質問はありますか?」

エアネスト様の説明をほうほうと頷きながら聞く。
医療面は薬もあればポーションもあって、病院もあるみたいだし、ひとまずは安心かな?

「医療面については大丈夫そうです。エアネスト様。
次に魔物と魔法について教えてください」

「はい。では次は魔物のことですね。魔物はファンタジーゲーム定番のスライムからホーンラビット、オーク、ミノタウロス、ゴブリンがなどが居ますね。もちろん動物も居ますが、動物と魔物の違いはそこに魔核と呼ばれる核があるかどうかで違います。魔物のレベルによって核の大きさは違いますし、核は魔力の塊と思ってください。ですので魔法の補助にも使えますし、魔導具に使用しています。あとはそうですね、宝石の代わりに宝飾品などにも使われています。
さて、魔力や魔法といった言葉が出てきましたので、続いて魔力と魔法の説明をしましょう。
まず魔力ですが、大なり小なりありますが、皆誰もが持っています。生命力の代わりの様なものですね。ですので、魔法を使うことはできます。しかし、みなが皆、全属性の魔法が使えるわけではありませんし、威力も違います。属性としては火・水・風・土をメインに派生として、光・闇・雷などでしょうか?そうそう後は生活魔法や治癒・浄化などですかね。
ここまで、いろいろ説明しましたが、おわかりいただけましたか?」

「はい。エアネスト様。丁寧な説明をありがとうございます」

こうやって、説明してくださってるエアネスト様は、本当に神様なんだなぁ~って思う。
身長は180cm以上ありそうだし、体型だってちゃんと筋肉がついてて、細マッチョで。顔の造形だって本当にイケメンなんだよ?
ただ…

「紗代さん、イヤン…。そんなに褒められたら、私、照れてしまう…」

恥ずかしそうにモジモジするエアネスト様を見て、いつきちゃんが「キモ…っ」と、みつきちゃんが「ソレな…」とボソッと言う。 

あはは…。そうなんだよねぇ~。
しゃんとしていれば絶世の美青年(ただし年齢不詳…)に見えるんだけどね。
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