OMEGA-TUKATARU

Kokonuca.

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Dog eat Dog

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 がっしりとした脚がオレを跨いで、逆光になった中田の吊り上がった唇の端だけが見える。

「えー?あんなに楽しんでくれたのに、覚えてないとかちょっとショックー」

 指先が自身の尻の割れ目を辿り、先程までオレが蹂躙していた赤いアナをくぱりと開く。

 オレが最奥に出したモノが……指を伝い、垂れ…………

「『俺のメスアナをオメガチンポでめちゃくちゃに犯して、オメガの精液をナカで出してオンナノコみたいにイかせてください』だっけ?」
「…………  お、大沢 」

 名前を呼んだ瞬間、中田の表情が消えて一瞬の間が空いた。やがて膝をついてオレの方に顔をぐぃ と向けながらごしごしと乱暴に顔を拭って、再びにやりと微笑んだ。

 そこにあったのは犬のように紳士然としてオレを扱った、あの、大沢だ。

「こうやった方が似てるかな?」

 乱暴に髪をかき乱してからさっと整え直す、表情をにやにやとした笑いから微笑むような誠実な笑顔に作り変えれば、もう中田の面影はどこにもなかった。

「1.5ミリリットル以上必要って言われたからさぁ、ナカに出してもらえるように二回も頑張ったのに、覚えてない?」

 あはは と笑われても、こちらにはそれに何かを返してやれる余裕はなくて。一度出して治まるかと、儚い希望を抱いていた体が再び熱を持ち始めたことにぎゅっと拳を作る。
 体の震えは、今までの自分の行いがバレていたことに対する物なのか、それとも体中に満遍なく巡って血を沸き立たせている発情薬のせいなのか、判断がつかなくて緩く首を振った。

 ふ ふ と中田?大沢?は荒く息を吐くと、遠慮のない動きで人の尻たぶを鷲掴んで左右にぐいと引く。

「  っ  あ、何を  」
「何っ  て、発情 したオメガと、それに っ、あてられたアルファの することなんて一つ……だろ?」

 逃げようとするも背中を押さえつけられていて叶わず、目の前に大沢の逸物を突き付けられて体が固まった。

 男から見ても、立派で長大なソレ、

 赤黒い血管と赤く充血した先端はぷるりとしていて、触れた際の固さはオレ自身が一番良くわかっている。

「 イ゛ ゃ   やだっ」

 尻を左右に広げられたせいで、濡れたアナがひやりと空気を感じて勝手に収縮して、くぱくぱと物欲しそうに動くそれを見られて、羞恥で顔が爆ぜそうだった。


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