OMEGA-TUKATARU

Kokonuca.

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ひざまずかせてキス

ひざまずかせてキス 落ち穂拾い的な、まとめ

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 大神が小さく声を漏らしたのに気付いて、書類を捲る手を止めた。

「どうかいたしましたか?」
「お前が、素人にうっかり弱味を握られて一人で何とかしようとしてドツボにハマった挙句、絆されてズルズルいきそうな気がした」

 思わず、手の中の書類が落ちた。

「えーっと  善処します」


END.





「ローションも最小限とか  もちょっと何とかならない?」
「しかたないだろ、ぬるぬるしたものがホント嫌なんだ」
「ぬるぬるが嫌なら、風呂ん中とかどうよ?ちょっと入りやすい……」
「湯が入るからちょっとな」
「なんで知ってんの?」
「…………」
「分かった。分かった。あんたが経験ホーフなのはよーく分かった  むっかつく!泣かす!」



END.




 この呼び出しも何回目になるのやら……そう思いつつ、アパートに行くと相良が懸命にベッドに何かを広げていた。

「なんだ?これは」
「おねしょシート」

 レジャーシート程ではないが、慣れないその感触に戸惑った。

「だって、げーげー吐くだろ?」
「対策をする前に止めるって話はないのか?」
「何でやめるんだよ」
「あー……楽しくないだろ」
「俺は楽しい。てかキモチイイ!あと、また潮を吹かせてみたい」
「あれ何度も何度もすると疲れるから嫌なんだ」
「何度も何度も?」
「    って、話に聞いた」
「ウソだぁ!ぜったい経験談じゃん‼むっかつくー!今日は最高回数潮吹かせてやる!」

 どうやらやらかしてしまったらしい……



END.



「コレは?」
「ああ、ついでに回収してきた物だ」

 ジェラルミンケースが、一瞬では数えられない量で並んでいた。

「中身は?」
「精子だ。多分、アルファの物だろう」

 そう言われ、中を見ようと伸ばした手を引っ込めた。

「はっきりした事はレヴィにつかたるまで運ばせてからだな」
「そうですか……こちらのルートは辿れましたか?」
「途中で途絶えた」
「そうでしたか」

 苦々しそうな顔をしたすがるが大神と同じように頷いた。

「そうだぁ!直江からも言ってちょうだいよ!大神に先頭行くなって!自分が真っ先に飛び込んで行くって大将としてあるまじき事でしょうが!なんの為に私とレヴィがついて言ってんのかわっかんない事になっちゃってるし!鼻歌歌いながらされるとほんっと気が抜けるし!あなたの言う事ならちょっとは聞く気になってくれるかもでしょっ?」
「お 大神さん   」

 すがるの勢いに潰されそうになりながら、必死に大神へ視線を送る   が、逸らされた!なんで!どうして!

「聞く気がないからだ」

 心を読んだようにそんな返事が返り、大神は煙草に火をつけた。


END.



短いのばっかりだったのでまとめてみました。


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