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狼の枷
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しおりを挟むすでに痛い程に張り詰めた起立の下を指で広げてやると、くぱりと小さな音がしてナカに微かに冷たい空気が入り込む。
その刺激にぶるりと体を震わせて、あかは蕩ける笑顔を浮かべる。
「ぁー 好きにしていいから おれのいやらしいアナ っ」
「 なん 」
艶やかな笑みに誘われて大神の体がふらりと傾ぎ、細いあかの手が背に回ってその体を引き倒した。
ぎし ぎし とスプリングが不穏な音を上げた。
「ぶっといチン◯ン突っ込んでぇ っあ、ぁ、あっやっ やぁ ふとぃぃぃ」
長大なソレを体の奥深くまで受け止め、あかは一心に大神の上で腰を振っていた。
「やぁ っやら、噛んでくれないとっ やっ 噛む、噛むまで イクの、やっ ‼」
ぎゅうっと自身の付け根を掴み、体を震わしながら射精の波を堪えようとしたが、大神の手が伸びてあっさりとあかの手を取り上げる。
そのまま、手首に歯を立てた。
「────っ ぁ、あああああっ」
歯が皮膚に食い込む度にぞわりと皮膚が粟立ち、腹の奥がひくりと痙攣したのが分かった。
「おなか、破ける ふかいぃ っナカでビュクってしてる!あ゛ー ぁひっ 子種あつぅいやぁぁ」
逃げを打つあかの腰を鷲掴み、大神はその最奥に打ち付けるように腰を突き上げる。
ぱちゅんと粘液の弾ける音と肌のぶつかる音に、あかは震えながら小さく首を振った。
「でるぅ でちゃうう‼グリグリらめぇ っ!おしり イク!イク! ひぅっ 」
体中を硬直させると、ナカの大神の形がはっきりと感じられ、あかは愉悦に唇を歪めた。
目は開かなかったが、鼻先の匂いに考えよりも体が先に反応した。
男らしいニオイ……
あかは腕枕をしている大神に擦り寄り、その腰の上に跨って胸板に頬を寄せた。
「まだ ね、大神さん 、ね、もっと噛んで」
ちろりとその肌を小さな舌で舐めると、流石に意識が戻ったのか大神が小さく呻く。
「噛んで、吸って、もっと、 大神さんのって、して」
大神の太い首に腕を回し、猫が強請るように体を擦り付けてキスをする。
薄く開いた唇の隙間に舌を入れ、強請るままに自分の体に歯形を残した歯列をなぞり、その奥の舌を舐めた。
柔らかで軟体動物のようなそれが狂おしい程愛おしくて、あかは丹念に何度も角度を変えて咥内を堪能する。
「もっと、身体中噛んでぇ 」
ちゅ ちゅ と唇と唇をつけたまま強請り、散々出して何も出なくなっていた筈の起立を大神の腹に擦り付ける。
期待の為に溢れたぬるりとした先走りが、腹に微かな軌跡を描く。
「ココいっぱい使って 改造お◯んちんグリグリしてぇ」
指先で大神の剛毛を擽り、その中にあるずっしりとしたモノの形を再確認するように丁寧になぞる。
しゃりしゃりとした硬い毛と、その中にある柔らかそうで中に芯のあるような不思議な感触を持ったソレ、グニグニと動く皮を伝っていくと、明らかに不自然な丸みが幾つか指先に触れた。
ソレがナカを擦った際の感覚を思い出して、腰がきゅっと反り返った。
ゆっくりと息を吐いても逃しきれない腹の奥の熱に浮かされながら、先端のつるりとしたソコに触れた。
柔らかで、敏感なんだろうなと察する事ができるような皮膚の感触と、張り詰めたような硬さと、幾度となく精を吐き出した割れ目。
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