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真新しい画布
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しおりを挟む「何をす……っ」
「今までのぬるい抱き方じゃ、良くなかったんだろう?」
「うた ろ、さっ……何を言ってっ……」
逃げる足を押さえつける。
「違っ……僕は っ!」
また、俺を拒もうとする口を手で塞いだ。
「忘れたいなんて思えないくらい、犯してやる」
体の下で、翠也の華奢な体が跳ねる。
もがくそれを押さえ、抵抗する足の間に体を差し入れた。
駄々をこねる子供のように暴れる体から帯を剥ぎ、着物の裾を口の中へと押し込む。
何事か声を上げようと唸ってはいたが、するりと褌の前を撫でると引き攣った声を上げて押し黙った。
手を押さえつけられ、帯ではしたない体勢で足を縛られ、口に着物を詰め込まれた翠也は、暴行を受ける女よりも煽情的で……
誰かに見られるとまずいと言うことも忘れて、その体を夢中で愛撫する。
胸に咲く紅い頂を苛めるようにこね回すと、出ない声の代わりに喉がひくりと引き攣り、白い体があっという間に薄紅に染まった。
しゃぶりつき、舌でぷくりとした先を舐めると脇が荒く波打ち、感じているのだと教えてくれる。
肌の上に掌を添わせるようにして撫で上げ、耳朶を甘く噛みながら啜り上げた。
くぐもった息と、流される涙。
先端から流れる液と、絡みつく内壁。
腹の筋に沿って舌先で舐め、そのまま蜜を零す先端を舐める。
「っ ぅ……」
跳ねる体に刻みつけるように攻め、内に挿し込んだ指で瘤を苛む。
帯の絡まる足がぴんと張り、拘束された両手がもがいて空を掻く。
ぴちゃぴちゃと割れ目を掬うように抉りながら刺激を続けると、声にならない悲鳴を上げて精を放った。
気を遣った衝撃に小刻みに震える体に圧しかかり、吐精したものを翠也の最奥に塗り込んでいく。
「ぅ、うーっ」
一際大きく上がった声に、口の中の着物を取ってやった。
「 ぁっ、かはっ」
飲み込むことのできなかった唾液を吐き出すように激しく咳き込んだ翠也は、そんな苦しい息の下からでも止めるように訴えかける。
「や、め、 っ」
拒絶の言葉を聞きたくなくて、口で塞いで無理矢理舌を探った。
嫌がって押し出そうとしてくる舌を逆に吸い、引こうとすれば歯を立てて阻止する。
「あ゛っ ぅ」
二人の混ざった唾液が流れ込み、ごぼごぼと翠也の喉が鳴った。
苦しさで極限まで硬くなった体が、息を吐いて緩んだところを力ずくで押し入る。
「ゃ……っぁあああああっ」
暴れた翠也の腕が夢中で背を掻き、服の上からでも爪が食い込んで皮膚を裂くのがわかった。
「ぃ、やだ」
その声に応えるように内壁を抉ると、翠也の体がぶるりと快感に仰け反る。
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