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放課後の教室で…
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しおりを挟む今更な事なのに焦って挙動不審になっている自分が恥ずかしくてしかたなく、葉人は頬杖をつくふりをして頬を擦った。
どきん…どきん…と鳴る胸に一人ごちる。
「威って、あんなキャラだっけ」
怒りのマークだけを送ると、すぐに返信が返ってきた。
授業中なのに…と思いながらも、嬉しさに頬が緩むのを止められない。
『好きだ』
「!」
おろおろと返信しようとすると、次の受信を告げる画面に切り替わる。
『キスしたい』
ぎょっとしたのもつかの間、次のメールが再び送られてきたようで…
『愛してる』
『可愛い』
『触りたい』
『傍に居たい』
『好きだ』
『大好きだ』
次々と送られてくるメールに目を白黒させながら後ろを振り返ると、くすりと悪戯っ子のような笑顔が返る。
ますます赤くなった顔を自覚しながら、受信の合間に三個の怒りマークを送信した。
授業中に!と威を睨んでから前を向くが…
目に力が入らなかったのを葉人は良くわかっていた。
「まったく…」
にやにやとだらしなく緩みそうになる顔を引き締めながら顔を上げようとした時、携帯電話がちかりとまた受信を告げる。
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