282 / 349
AYA
5
しおりを挟む「そんな筈ないっ綺は俺と共にいるって……」
「やめ…」
幾度目か分からない懇願を繰り返すが、呟きを繰り返す光彦には届いておらず…
くっと手に力がこもる。
「あ……」
「どうしてまた、……居なくなるんだ?」
首に手を掛けた光彦の目に水の幕が張る。
「ち、がぁ…っぅ……オレは…」
あなたの弟じゃない。
その言葉は潰されていく気管に邪魔をされて光彦に届くことはなかった。
腕を縛られたまま、もがくことも出来ずに意識は遠のいていく。
警鐘のようにわんわんと耳を打つ脈も、光彦の力がこもる度に弱まる。
縋るように威や司郎の名を呟くが、それも形とはならずに消えた。
0
あなたにおすすめの小説
寮生活のイジメ【社会人版】
ポコたん
BL
田舎から出てきた真面目な社会人が先輩社員に性的イジメされそのあと仕返しをする創作BL小説
【この小説は性行為・同性愛・SM・イジメ的要素が含まれます。理解のある方のみこの先にお進みください。】
全四話
毎週日曜日の正午に一話ずつ公開
若旦那からの甘い誘惑
すいかちゃん
BL
使用人として、大きな屋敷で長年奉公してきた忠志。ある日、若旦那が1人で淫らな事をしているのを見てしまう。おまけに、その口からは自身の名が・・・。やがて、若旦那の縁談がまとまる。婚礼前夜。雨宿りをした納屋で、忠志は若旦那から1度だけでいいと甘く誘惑される。いけないとわかっていながら、忠志はその柔肌に指を・・・。
身分差で、誘い受けの話です。
第二話「雨宿りの秘密」
新婚の誠一郎は、妻に隠れて使用人の忠志と関係を続ける。
雨の夜だけの関係。だが、忠志は次第に独占欲に駆られ・・・。
冒頭は、誠一郎の妻の視点から始まります。
男子寮のベットの軋む音
なる
BL
ある大学に男子寮が存在した。
そこでは、思春期の男達が住んでおり先輩と後輩からなる相部屋制度。
ある一室からは夜な夜なベットの軋む音が聞こえる。
女子禁制の禁断の場所。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる