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第四話「呪いの兆し」
~真実を知る~
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「翠雲殿の考えていることは分かりませんし、言えない事だからこそ自分に頼んだのでしょう。ですがっ……ゴホッゴホッ……」
火詠が再び激しく咳き込む。
「火詠……」
翠雲が火詠の背中を擦ろうと手を伸ばすが、火詠はその手を振り払った。
「心配無用です。それよりも、自分は教えて頂けないのでしょうか……」
「……」
「翠雲殿がそこまで言いたくない事とは何なのですか?」
火詠は丁寧かつ静かに翠雲へと問いかける。
「貴方を巻き込みたくはなかったのですが……」
「もう十分に関わっているでしょう」
冷静に判断する火詠の言葉が翠雲に突き刺さる。
確かに最初の内は自分も知らなかった春桜の死の原因……。剛昌が何をしているのか探る為に火詠を動かしたこと。黒百合村の任務にも向かわせたこと。兵舎で自殺した兵士の隠蔽を任せたこと。
これ以上、火詠に隠し通すことは出来ない……。
翠雲は眉間に皺を寄せた後、ゆっくりと重たい口を開いた。
「そうですね…………」
後で剛昌が怒鳴り散らすのが目に浮かぶ翠雲。だが、それでも今この場で火詠に言わないというのは筋違いだと結論付けた。二人だけではもう既に許容量を超えている。症状の出始めた火詠の姿に翠雲は焦りを感じていた。
「火詠、実は――」
翠雲は剛昌の見つけた春桜の手記のことを話し、剛昌の城下町の調査、黒百合村での一件、何故そうしたのかという経緯を全てを伝えた。
「……そういう事だったのですね。にわかには信じがたいですが……」
火詠は小さく咳き込みながら怪訝な表情を浮かべ、翠雲は火詠に申し訳なさそうに謝罪を述べる。
「すみません……私が動けば良かったものを……」
「いえ、翠雲殿が健在の方が良い。貴方と剛昌殿に倒れられたら、それこそ危機的状況になってしまいます」
「……やはり直ぐに海宝殿へと話しておくべきだったかもしれません」
様子を見るために二週間の期間を設けた事を翠雲は失敗だと判断した。春桜の手記、書かれている黒百合村のこと。海宝に伝えていればもう少しマシな今があったかもしれないと、翠雲は自身の行動を猛省した。
考え込んでいる火詠に翠雲はそっと呟く。
「火詠……」
「はい、どうしましたか?」
「剛昌と側近の泯と共に海宝殿の所へ参りましょう。最悪の事態になる前に手を打たねばなりません」
「呪いが本当なら……という事ですか?」
未だに信じられない現状に火詠は翠雲へと問いかける。
「ええ。ここまでの状況を想定していなかったわけでは無いですが、私達には海宝殿の助力が必要です」
「そうですね――ゴホッ……」
再び咳き込む火詠。
「本当に大丈夫なのですか?」
「ええ、まあ……食事も喉を通りますから心配なさらないでください」
「それならいいのですが……」
「それよりも翠雲殿、決断したのなら早く剛昌殿の所へ参りましょう」
「……分かりました」
机に手を付きながら立ち上がる火詠に倣って翠雲も立ち上がる。火詠が開けた扉から翠雲が先に外へと出る形となった。
「翠雲殿……」
「はい」
二人は兵舎を後にして剛昌の元へと向かう。火詠は咳き込みながら翠雲へと言葉を伝える。
「あの武神と呼ばれた春桜様でも呪いには勝てなかったのですね」
「この世では死者よりも生者の方が強い。けれど、あの世では死者の方が生者よりも強いですからね……」
「それはそうかもしれませんが……何が言いたいのですか?」
翠雲の答えにならない返事に火詠は問いかけた。翠雲は勉学を教えるように丁寧に火詠へと語り掛ける。
「基本的に死者は生者に干渉が出来ないという事は分かりますよね」
「ええ、死ねばこの世から消えてしまいますから」
「死者があの世へと運ばれた後、この世への恨みが多ければ多いほど、死者はこの世に留まり続けようとする」
「……幽霊、妖怪の類ですか」
翠雲は火詠の言葉に肯定して頷いた。
昔から「お化け」や「幽霊」、「妖怪」の話が絶えることはなかった。村の一つ一つに必ずと言っていいほど噂話や怪談が存在していた。だが、実際に見た者が居たとしても、他の誰も見たことが無いのなら、それは妄言として扱われてしまう。
怖い話で括られ、それらを「本当に実在する」と信じる者は少ない。
「馬鹿らしい話に感じるかもしれませんがね……」
翠雲の呟きに火詠は真剣な目つきで言葉を返す。
「翠雲殿がそこまで言うのなら本当なのでしょう。この一件……解決するしかありませんね」
「火詠、本当に……巻き込んでしまって申し訳ない……」
翠雲の言葉に火詠は不敵に笑う。
「もし、これで私が生き延びれば、その時は春桜様よりも強いという証明になりますね」
その場を和ませようとする火詠は冗談っぽく呟いた。
翠雲は少し微笑んだ後、言葉を続けた。
「必ず生きてくださいね……」
「もちろんです。生き残ればそうですね……火に因んで自分の称号を不死鳥に変えましょう」
「ふふっ、この一件が終われば私が呼んであげます」
「なら、しっかり生きねばなりませんね……」
翠雲と火詠はお互いに別の方向を向いて笑った。
和やかな空気の中、翠雲が先程の火詠の言葉を思い出す。
「幽霊……」
「幽霊がどうかしましたか?」
口から洩れた翠雲の言葉に火詠は静かに尋ねる。
飢饉で大量に死んでいった者達全ての無念が悪夢として現れているのなら――
「死者の呪い……この世に縛られた者達を開放するには、彼等の無念を晴らさねばならないでしょう」
「言うは容易いですが……はたして、どのようにして死者を解放するというのですか?」
「私には分かりません」
「……」
言葉を失った火詠に翠雲は前を向いて力強く静かに言い放つ。
「だからこそ、死者を一番理解している海宝殿に助けを求めるのです。ただ、もっと早く海宝殿にこの事を伝えるべきでしたが……」
翠雲の悔しそうな顔に火詠はふっと笑った。
「翠雲殿が悔いるとは、珍しいこともあるんですね」
「ええ、戦の時の勘がだいぶ鈍っているようです……」
「なら、早く戻してもらわないといけませんね」
火詠は冗談交じりに呟いた。翠雲はその言葉を聞いて十年以上前にあった戦の記憶を振り返る。
「……戦が終わってからだいぶ時間が経ってしまいましたから、難しいかもしれません」
弱気な翠雲に対して火詠が言葉を掛ける。
「生きていれば大丈夫ですよ。それに、自分の師なのですから――ゴホッゴホッ……」
「火詠……」
「剛昌の側近の方も心配ですから、急ぎましょう」
自分の身体の事よりも、周りのことを心配をする火詠。
冷静かつ温もりのある対応に翠雲は気合を入れ直して前を向いた。
「そうですね、早く剛昌の元へと参りましょう」
「はい」
翠雲は咳き込む火詠を見守りながら剛昌の部屋へと向かう。
火詠が再び激しく咳き込む。
「火詠……」
翠雲が火詠の背中を擦ろうと手を伸ばすが、火詠はその手を振り払った。
「心配無用です。それよりも、自分は教えて頂けないのでしょうか……」
「……」
「翠雲殿がそこまで言いたくない事とは何なのですか?」
火詠は丁寧かつ静かに翠雲へと問いかける。
「貴方を巻き込みたくはなかったのですが……」
「もう十分に関わっているでしょう」
冷静に判断する火詠の言葉が翠雲に突き刺さる。
確かに最初の内は自分も知らなかった春桜の死の原因……。剛昌が何をしているのか探る為に火詠を動かしたこと。黒百合村の任務にも向かわせたこと。兵舎で自殺した兵士の隠蔽を任せたこと。
これ以上、火詠に隠し通すことは出来ない……。
翠雲は眉間に皺を寄せた後、ゆっくりと重たい口を開いた。
「そうですね…………」
後で剛昌が怒鳴り散らすのが目に浮かぶ翠雲。だが、それでも今この場で火詠に言わないというのは筋違いだと結論付けた。二人だけではもう既に許容量を超えている。症状の出始めた火詠の姿に翠雲は焦りを感じていた。
「火詠、実は――」
翠雲は剛昌の見つけた春桜の手記のことを話し、剛昌の城下町の調査、黒百合村での一件、何故そうしたのかという経緯を全てを伝えた。
「……そういう事だったのですね。にわかには信じがたいですが……」
火詠は小さく咳き込みながら怪訝な表情を浮かべ、翠雲は火詠に申し訳なさそうに謝罪を述べる。
「すみません……私が動けば良かったものを……」
「いえ、翠雲殿が健在の方が良い。貴方と剛昌殿に倒れられたら、それこそ危機的状況になってしまいます」
「……やはり直ぐに海宝殿へと話しておくべきだったかもしれません」
様子を見るために二週間の期間を設けた事を翠雲は失敗だと判断した。春桜の手記、書かれている黒百合村のこと。海宝に伝えていればもう少しマシな今があったかもしれないと、翠雲は自身の行動を猛省した。
考え込んでいる火詠に翠雲はそっと呟く。
「火詠……」
「はい、どうしましたか?」
「剛昌と側近の泯と共に海宝殿の所へ参りましょう。最悪の事態になる前に手を打たねばなりません」
「呪いが本当なら……という事ですか?」
未だに信じられない現状に火詠は翠雲へと問いかける。
「ええ。ここまでの状況を想定していなかったわけでは無いですが、私達には海宝殿の助力が必要です」
「そうですね――ゴホッ……」
再び咳き込む火詠。
「本当に大丈夫なのですか?」
「ええ、まあ……食事も喉を通りますから心配なさらないでください」
「それならいいのですが……」
「それよりも翠雲殿、決断したのなら早く剛昌殿の所へ参りましょう」
「……分かりました」
机に手を付きながら立ち上がる火詠に倣って翠雲も立ち上がる。火詠が開けた扉から翠雲が先に外へと出る形となった。
「翠雲殿……」
「はい」
二人は兵舎を後にして剛昌の元へと向かう。火詠は咳き込みながら翠雲へと言葉を伝える。
「あの武神と呼ばれた春桜様でも呪いには勝てなかったのですね」
「この世では死者よりも生者の方が強い。けれど、あの世では死者の方が生者よりも強いですからね……」
「それはそうかもしれませんが……何が言いたいのですか?」
翠雲の答えにならない返事に火詠は問いかけた。翠雲は勉学を教えるように丁寧に火詠へと語り掛ける。
「基本的に死者は生者に干渉が出来ないという事は分かりますよね」
「ええ、死ねばこの世から消えてしまいますから」
「死者があの世へと運ばれた後、この世への恨みが多ければ多いほど、死者はこの世に留まり続けようとする」
「……幽霊、妖怪の類ですか」
翠雲は火詠の言葉に肯定して頷いた。
昔から「お化け」や「幽霊」、「妖怪」の話が絶えることはなかった。村の一つ一つに必ずと言っていいほど噂話や怪談が存在していた。だが、実際に見た者が居たとしても、他の誰も見たことが無いのなら、それは妄言として扱われてしまう。
怖い話で括られ、それらを「本当に実在する」と信じる者は少ない。
「馬鹿らしい話に感じるかもしれませんがね……」
翠雲の呟きに火詠は真剣な目つきで言葉を返す。
「翠雲殿がそこまで言うのなら本当なのでしょう。この一件……解決するしかありませんね」
「火詠、本当に……巻き込んでしまって申し訳ない……」
翠雲の言葉に火詠は不敵に笑う。
「もし、これで私が生き延びれば、その時は春桜様よりも強いという証明になりますね」
その場を和ませようとする火詠は冗談っぽく呟いた。
翠雲は少し微笑んだ後、言葉を続けた。
「必ず生きてくださいね……」
「もちろんです。生き残ればそうですね……火に因んで自分の称号を不死鳥に変えましょう」
「ふふっ、この一件が終われば私が呼んであげます」
「なら、しっかり生きねばなりませんね……」
翠雲と火詠はお互いに別の方向を向いて笑った。
和やかな空気の中、翠雲が先程の火詠の言葉を思い出す。
「幽霊……」
「幽霊がどうかしましたか?」
口から洩れた翠雲の言葉に火詠は静かに尋ねる。
飢饉で大量に死んでいった者達全ての無念が悪夢として現れているのなら――
「死者の呪い……この世に縛られた者達を開放するには、彼等の無念を晴らさねばならないでしょう」
「言うは容易いですが……はたして、どのようにして死者を解放するというのですか?」
「私には分かりません」
「……」
言葉を失った火詠に翠雲は前を向いて力強く静かに言い放つ。
「だからこそ、死者を一番理解している海宝殿に助けを求めるのです。ただ、もっと早く海宝殿にこの事を伝えるべきでしたが……」
翠雲の悔しそうな顔に火詠はふっと笑った。
「翠雲殿が悔いるとは、珍しいこともあるんですね」
「ええ、戦の時の勘がだいぶ鈍っているようです……」
「なら、早く戻してもらわないといけませんね」
火詠は冗談交じりに呟いた。翠雲はその言葉を聞いて十年以上前にあった戦の記憶を振り返る。
「……戦が終わってからだいぶ時間が経ってしまいましたから、難しいかもしれません」
弱気な翠雲に対して火詠が言葉を掛ける。
「生きていれば大丈夫ですよ。それに、自分の師なのですから――ゴホッゴホッ……」
「火詠……」
「剛昌の側近の方も心配ですから、急ぎましょう」
自分の身体の事よりも、周りのことを心配をする火詠。
冷静かつ温もりのある対応に翠雲は気合を入れ直して前を向いた。
「そうですね、早く剛昌の元へと参りましょう」
「はい」
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