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第五話「黄金騎士団」
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「おい……なんで捕まってるんだ……」
「わかんない」
「はぁ……、四天王だろ……」
「してんのうだけど、ちからないよー」
「え、四天王……この子が!?」
「フウ、自力で抜け出せるか?」
「がんばれば?」
呆けた返事に騎士も戸惑っている……。
捕まっているのに、フウは緊張感というものがないんだろうか……。
「頑張ってくれ……」
「がんばったら、なでなで?」
「え? なでな……なに?」
「ああ、してやるから頑張れ……」
撫でるのが条件なら安いもんだ。
「んじゃ、やるー」
「え、なにを……なんだ、なんだこの風は……!」
フウを中心に強風が吹き荒れ始める。
「フウ、一体なにを……」
吹き飛ばされそうな風に屈んで身を固める。目を細めて様子を窺ってみるが――
「せいやー」
「う、うわぁっ!」
やる気のない声とともに、俺と同じやり方で前に倒される騎士……。少しは学習しろと言いたいところだが――フウが風の力で浮かせたのか。風龍の力は健在って感じだな。
「よいしょー」
「――――グハァッ!」
「なっ……」
素足で蹴り飛ばされた騎士が玩具のように吹き飛んでいった。これで十人まとめて試合終了。暗殺者も含めれば十一人か。
「――それにしても……」
「ぜくすー、なでなでしてー」
駆け寄ってきたフウを抱きしめて撫でてやる。
「はは、フウもやればできるじゃないか!」
なぜか自分のことのように嬉しくなっている俺が居た。
「ふぅ~♪」
「よしよし、よく頑張ったな」
「フウえらい?」
「おお、偉いぞ」
「えへへ……♪」
……。
まさか、これが親心というやつなのか……。
しばらく、フウを撫でたあと――
「刀は取り戻したし、こいつらをどうしようか……」
魔物なら殺すんだが、さすがに人殺しはやりたくないしな……。
「きらきらしてるー」
「ああ、黄金だし、な――」
黄金か……、剥ぎ取れば金になるか……。
「よし……」
「ぜくす?」
「フウ、こいつらの装備脱がすの手伝ってくれるか?」
「なら、みんなよぶ?」
「呼びに行くのが面倒なんだ……」
「だいじょうぶ、みんないるー」
「え?」
フウが指差す方向――城の方へと目を向けると、アリシア含め全員がこちらを見つめていた。
「フウ、いつから見てたんだ?」
「えっとね、ぜくすがでていったあと、から?」
「最初からじゃないか……」
***
――装備を頂戴した後、みすぼらしくなった騎士たちと暗殺者を刀で吹き飛ばしてひと段落。
剥ぎ取った装備品はスイとエンに洗ってもらい、魔王の玉座の隣に運び終え――
「これで全部だな……」
「装備って結構重たいんだね……」
汗だくになったアリシアが、隣に並んで額の汗を拭っていた。
「そうだ、な……」
汗で服が透けている。
「ん? ゼクスどうしたの?」
「いや、なんでもない……」
「うん?」
眼福、眼福……。
「なんか、本当にゼクスが魔王みたいだね♪」
「いやいや、俺は人間だよ……」
「でも、一人でみんな倒すなんてスゴイよ?」
「うん、まぁ……」
ずっと独りで戦ってきたしな……。盗賊も山賊も魔物も、酒場で暴れた荒くれ者の集団も……。
あれ、もしかして俺って運が悪いんじゃないか……。
「ゼクス大丈夫?」
「あ、ああ……ッ!」
アリシアが後ろで手を組んだせいで突き出した胸の肌色が……。
「ゼクスさっきからどうしたの?」
「い、いや、なんでもないさ」
「うん?」
「――お姉ちゃーん! お兄ちゃーん!」
後ろから駆け寄ってきたライがアリシアの方に抱きついた。ライは俺よりアリシアか……。
……悲しく思ってしまったのはなぜだろう。
「ライちゃんどうしたの?」
「フウがごはんで出来たって!」
「そっかそっかー、よしよーし♪」
「えへへ……♪」
フウが途中で消えたと思ったらそういうことだったのか。
「お姉ちゃん、お兄ちゃん行こー!」
「そうだねー♪」
歩いていくアリシアとライの楽しそうな後ろ姿。うん、確かにライはアリシアと一緒の方が合う気がする。
「お兄ちゃん! 行こうよ!」
「あ、ああ」
「なんか、さっきからゼクスおかしいよ?」
「まぁ、たまにはそういう時もあるさ」
「あ、ゼクスが笑った!」
「ん……、そんなに驚くことか?」
「だって、普段だったら笑わないもん!」
「そうか……?」
「お姉ちゃんもお兄ちゃんも嬉しそうだね!」
無邪気なライの笑顔に、思わず微笑んでしまう。
「また笑ったー!」
「ち、違う……これは――」
この感情はなんだろう……。胸が暖かくなるような、不思議な感覚だ……。
「もー! 早く行こうよー!」
「そうだね♪ ゼクス行こう?」
「あ、ああ、そうだな――ん?」
壁にかけられた魔王の似顔絵に目がとまる。あんな見た目だったかな。
「ゼクスー! 早くー!」
「あ、ああ……」
まぁ、気にすることでもないか。
***
食卓に向かうと長ったらしい机の端に魔王、フウ、スイ、エンが揃って座っていた。
「遅いわよ! まったく!」
「マオちゃんごめんね」
アリシアが怒っている魔王に謝るが――
「マオちゃん?」
「魔王だからマオちゃん! その方が可愛いし!」
「魔王はそれでいいのか?」
「魔王って呼ばれるよりは、マシなんじゃないかしらっ!」
照れくさそうにそっぽを向く。気に入ってるんだな……。
「おい、待ってたんだから早く座れよな」
「エ、エンくん……待とうって言ったのエンくんだよ……」
「うっ……」
「ぜくすー、ありしあー、はやくはやくー」
……。
「ゼクスどうしたの?」
「なんかさ……」
「うん?」
「俺、旅を始めてからずっと独りだったから……なんだか暖かいなって……」
一度は戦い抜いた相手だが、こんな姿で再会したら情も湧いてしまう。それに、懐いてくれるのがこんなにも和まされるとは……。
「ふふっ、ゼクス嬉しそうだね」
「ああ、まぁな……」
「もー! お姉ちゃん、お兄ちゃん早くー!」
「お、おい……」
ライに服を引っ張られ――その後、七人で仲良くフウの手料理を食べた。
――――〈物語の切れ端〉――――
「――なあ、フウ」
「なにー?」
「いっつも疑問なんだが、この肉はなんの肉なんだ?」
「わかんなーい」
……。謎の骨付き肉に違和感を覚えつつも、美味しいので完食した。
本当になんの肉なんだろうか……。
「わかんない」
「はぁ……、四天王だろ……」
「してんのうだけど、ちからないよー」
「え、四天王……この子が!?」
「フウ、自力で抜け出せるか?」
「がんばれば?」
呆けた返事に騎士も戸惑っている……。
捕まっているのに、フウは緊張感というものがないんだろうか……。
「頑張ってくれ……」
「がんばったら、なでなで?」
「え? なでな……なに?」
「ああ、してやるから頑張れ……」
撫でるのが条件なら安いもんだ。
「んじゃ、やるー」
「え、なにを……なんだ、なんだこの風は……!」
フウを中心に強風が吹き荒れ始める。
「フウ、一体なにを……」
吹き飛ばされそうな風に屈んで身を固める。目を細めて様子を窺ってみるが――
「せいやー」
「う、うわぁっ!」
やる気のない声とともに、俺と同じやり方で前に倒される騎士……。少しは学習しろと言いたいところだが――フウが風の力で浮かせたのか。風龍の力は健在って感じだな。
「よいしょー」
「――――グハァッ!」
「なっ……」
素足で蹴り飛ばされた騎士が玩具のように吹き飛んでいった。これで十人まとめて試合終了。暗殺者も含めれば十一人か。
「――それにしても……」
「ぜくすー、なでなでしてー」
駆け寄ってきたフウを抱きしめて撫でてやる。
「はは、フウもやればできるじゃないか!」
なぜか自分のことのように嬉しくなっている俺が居た。
「ふぅ~♪」
「よしよし、よく頑張ったな」
「フウえらい?」
「おお、偉いぞ」
「えへへ……♪」
……。
まさか、これが親心というやつなのか……。
しばらく、フウを撫でたあと――
「刀は取り戻したし、こいつらをどうしようか……」
魔物なら殺すんだが、さすがに人殺しはやりたくないしな……。
「きらきらしてるー」
「ああ、黄金だし、な――」
黄金か……、剥ぎ取れば金になるか……。
「よし……」
「ぜくす?」
「フウ、こいつらの装備脱がすの手伝ってくれるか?」
「なら、みんなよぶ?」
「呼びに行くのが面倒なんだ……」
「だいじょうぶ、みんないるー」
「え?」
フウが指差す方向――城の方へと目を向けると、アリシア含め全員がこちらを見つめていた。
「フウ、いつから見てたんだ?」
「えっとね、ぜくすがでていったあと、から?」
「最初からじゃないか……」
***
――装備を頂戴した後、みすぼらしくなった騎士たちと暗殺者を刀で吹き飛ばしてひと段落。
剥ぎ取った装備品はスイとエンに洗ってもらい、魔王の玉座の隣に運び終え――
「これで全部だな……」
「装備って結構重たいんだね……」
汗だくになったアリシアが、隣に並んで額の汗を拭っていた。
「そうだ、な……」
汗で服が透けている。
「ん? ゼクスどうしたの?」
「いや、なんでもない……」
「うん?」
眼福、眼福……。
「なんか、本当にゼクスが魔王みたいだね♪」
「いやいや、俺は人間だよ……」
「でも、一人でみんな倒すなんてスゴイよ?」
「うん、まぁ……」
ずっと独りで戦ってきたしな……。盗賊も山賊も魔物も、酒場で暴れた荒くれ者の集団も……。
あれ、もしかして俺って運が悪いんじゃないか……。
「ゼクス大丈夫?」
「あ、ああ……ッ!」
アリシアが後ろで手を組んだせいで突き出した胸の肌色が……。
「ゼクスさっきからどうしたの?」
「い、いや、なんでもないさ」
「うん?」
「――お姉ちゃーん! お兄ちゃーん!」
後ろから駆け寄ってきたライがアリシアの方に抱きついた。ライは俺よりアリシアか……。
……悲しく思ってしまったのはなぜだろう。
「ライちゃんどうしたの?」
「フウがごはんで出来たって!」
「そっかそっかー、よしよーし♪」
「えへへ……♪」
フウが途中で消えたと思ったらそういうことだったのか。
「お姉ちゃん、お兄ちゃん行こー!」
「そうだねー♪」
歩いていくアリシアとライの楽しそうな後ろ姿。うん、確かにライはアリシアと一緒の方が合う気がする。
「お兄ちゃん! 行こうよ!」
「あ、ああ」
「なんか、さっきからゼクスおかしいよ?」
「まぁ、たまにはそういう時もあるさ」
「あ、ゼクスが笑った!」
「ん……、そんなに驚くことか?」
「だって、普段だったら笑わないもん!」
「そうか……?」
「お姉ちゃんもお兄ちゃんも嬉しそうだね!」
無邪気なライの笑顔に、思わず微笑んでしまう。
「また笑ったー!」
「ち、違う……これは――」
この感情はなんだろう……。胸が暖かくなるような、不思議な感覚だ……。
「もー! 早く行こうよー!」
「そうだね♪ ゼクス行こう?」
「あ、ああ、そうだな――ん?」
壁にかけられた魔王の似顔絵に目がとまる。あんな見た目だったかな。
「ゼクスー! 早くー!」
「あ、ああ……」
まぁ、気にすることでもないか。
***
食卓に向かうと長ったらしい机の端に魔王、フウ、スイ、エンが揃って座っていた。
「遅いわよ! まったく!」
「マオちゃんごめんね」
アリシアが怒っている魔王に謝るが――
「マオちゃん?」
「魔王だからマオちゃん! その方が可愛いし!」
「魔王はそれでいいのか?」
「魔王って呼ばれるよりは、マシなんじゃないかしらっ!」
照れくさそうにそっぽを向く。気に入ってるんだな……。
「おい、待ってたんだから早く座れよな」
「エ、エンくん……待とうって言ったのエンくんだよ……」
「うっ……」
「ぜくすー、ありしあー、はやくはやくー」
……。
「ゼクスどうしたの?」
「なんかさ……」
「うん?」
「俺、旅を始めてからずっと独りだったから……なんだか暖かいなって……」
一度は戦い抜いた相手だが、こんな姿で再会したら情も湧いてしまう。それに、懐いてくれるのがこんなにも和まされるとは……。
「ふふっ、ゼクス嬉しそうだね」
「ああ、まぁな……」
「もー! お姉ちゃん、お兄ちゃん早くー!」
「お、おい……」
ライに服を引っ張られ――その後、七人で仲良くフウの手料理を食べた。
――――〈物語の切れ端〉――――
「――なあ、フウ」
「なにー?」
「いっつも疑問なんだが、この肉はなんの肉なんだ?」
「わかんなーい」
……。謎の骨付き肉に違和感を覚えつつも、美味しいので完食した。
本当になんの肉なんだろうか……。
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