CHAICER~チェイサー~

キシメソ

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Part8.具現する悪夢∞プレアゼロ編

第三話「プレアゼロ再追跡」

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リンク ナツレ プレアディバイドを伴いカインの方へ目指す道中

リンク:カイン先輩・・・動きが止まった・・でもまだ・・・まだまだ先にいる・・・

ナツレ:さすがに速過ぎるわね・・何もかも終わってからたどり着く事になりそうかしらやっぱ・・

プレアディバイド:・・っ・・!!

リンク:・・どうしたの プレア

プレアディバイド:・・・どうやら何も終わらないぜまだ・・・

ナツレ:何・・!?

プレアディバイド:プレアゼロがまた起きた 俺を通じて事態に気づいたな・・・今こっちに向かってるみたいだ

リンク:な・・・入れ違いになったの・・・

プレアディバイド:ほらな 上手くいくわけねーって・・・考えが甘ぇーよ つーより・・がむしゃら過ぎだあの野郎

リンク:・・・それがカイン先輩だもの

ナツレ:・・・プレアゼロが・・こっちに・・


エルオスト達のアジト

カイン:ウソだろ・・・いねぇのかプレアゼロ・・・ 

アレス:自ら同胞のプレアに止めを刺すだと・・・ ふざけやがって だったらなぜ最初からそうしなかった

エルオスト:つまらないじゃないか プレアディバイド程度に負ける程のヒーローに完成型プレアゼロを相手にする資格があるかね

カイン:ぐっ・・・こっちは命懸けで戦ってんのに・・・っ いい加減にしろよクソオヤジ・・!!

エルオスト:さて・・予定が変わってしまったな フィート君とアレス君をさらった意味もなくなってしまった

ロット:・・・・。

エルオスト:本来はプレアディバイドを倒してくれる事でプレアゼロが完成し こちらで用意したステージで君らを決戦に歓迎するという予定だったが・・・

カイン:フィート博士を・・・どうする気だったんだ・・っ

アレス:こいつの開発したプレアにも使われている人工知能・・・ 人間の死体にも機能するらしい・・・博士を殺してそのあと自分の奴隷にする気だったみたいだ・・・

カイン:・・んだと・・・っ

エルオスト:最終決戦を観せてからだがね それぐらいの慈悲は与えてやるとも

アレス:このクラメって子も・・・・その要領で生きてる ボクの妹・・・レイアの死体を使って・・・

クラメ:っ!・・・・・。

カイン:なっ・・・・  アレス・・・

ロット:クラメが・・・ そうだったのね・・・

カイン:・・・とにかくすぐにプレアゼロを追う・・!!

エルオスト:どうやって?

カイン:っ・・・・!

エルオスト:ふふふ ここまではこのアレス君のチェインパックを辿って来れたが 今度はアテがあるまい

カイン:くっ・・!!

エルオスト:それより凄いなその新しい変身モード ナツレ君が強化したのか アレス君もなれるのかね・・?

カイン:・・・そうだっ 返せ!!アレスのパックを!

エルオスト:返すとも そしたら強化が出来るのかね・・?

カイン:・・・ああ そうだ

エルオスト:楽しみだ 是非やってみてくれ

エルオスト カインにアレスのチェインパックを渡す

カイン:・・・・いいのかよ?

エルオスト:その代わり教えてくれ どんな事が出来るようになるのか

カイン:・・っ・・!

アレス:・・・・・・。・・・・教えてやれカイン こいつの余裕の態度が腹立つ

カイン:アレス・・・・ 分かった 

カイン:ただその前にっ・・ フィート博士はどこだ・・!!

エルオスト:・・・・ロット 案内して連れてきたまえ

ロット:・・・・・。

フィートの捕らわれてる部屋に移動するカインとロット

フィート:・・・っ・・

カイン:博士・・・っ!!!

フィート:・・・・・っ・・・誰・・・

ロット:カイン君よお姉様 ここを出て

カイン:大丈夫か しっかりしてくれ

カイン フィートを起こして 支える

カイン:・・・・博士に付けてるかせを外せよ ロットさん

ロット:鍵は教授が持っているわ

フィート:カイン・・・ その姿は・・

カイン:あとでみんなの前で説明するぜ・・・

 

再び 皆のいる研究室へ

アレス:・・っ・・・博士・・!

カイン:おいおっさん!鍵持ってんだろ 早く外せよ 博士の・・・アレスのも!

エルオスト:・・・ああ

エルオスト クラメにアレスの鍵を ロットにフィートの鍵を渡す

エルオスト:クラメ ロット 解放してやってくれ

ロット:・・・・。

クラメ:・・・・はい

フィート アレス 解放される

アレス:・・・っ・・貴様・・・

エルオスト:ふふふ 私を今すぐ殺したいのは最もだろうが その新能力もある事だ 再びプレアゼロと相見あいまみえてからでもよかろう さぁ 約束だカイン君

カイン:・・っ・・・。

カイン アドバンスエクスターについて説明する

 

フィート:・・・・・アドバンスエクスター・・。

アレス:・・・そんな事が・・・

エルオスト:素晴らしい・・・ 正に最終決戦に相応しい 究極のヒーローだな・・!フハハハハハ・・!!

カイン:・・・ホントに調子狂うぜこのおっさん・・・

エルオスト:して・・・どうやって強化するのだね?

カイン:・・・こいつを使う アレス パックの鎖を抜いてくれ これを注ぎ込んで30分経てば能力がアップデートする

アレス:・・・・注ぐ?

ロット:・・・・データを液状化しているって事・・?そんな事が・・

フィート:ナツレ・・・いじってくれたわね

エルオスト:ほぉ・・・天才だな彼女も 君達と血を分けてるだけある

アレス チェインパックの鎖を引き抜く

カイン:よし・・・・ ぁ やべ こぼれちった

アレス:・・・・代われ ボクがやろう・・

カイン:・・・・こんなにムズかったのか・・

カイン アドバンスエクスターの液状化システムをアレスに渡し 注いでもらう

アレス:・・・・これで30分か

カイン:ああ

フィート:・・・・イマイチ状況が飲み込めてないんだけど 何故アタシ達を解放したの エルオスト教授

エルオスト:・・・・。

フィートにこれまでの経緯を説明する

 

フィート:プレアゼロが・・・ そんな事になってたの・・・

アレス:・・・・ボクのパックにはリンクの血液情報がある 変身して追跡出来る

カイン:そうかっ・・!いやっ でも今はダメだ 更新中は変身出来ねぇ・・・待つしかないんだ

アレス:何だと・・・

カイン:くっそ・・・じれったいぜ・・・・何か方法は・・・

カイン チェインセンシングを発動してみる

カイン:・・っ・・・・・あれ・・・・・なんだろ オレにも分かるぜ・・・リンクのいる方向が・・・

アレス:何・・・

エルオスト:さっき言っていた チェインセンシングというやつか

カイン:・・・・・さっきはこんなの分かんなかったのに・・・何で・・・・

ロット:・・・どういう事・・

フィート:・・・・学習したのかしら・・・ その状態でリンクと戦っている時に 彼女の持つ武器と接触した時かなんかに・・

カイン:・・・・なのかな

アレス:とにかく 分かるなら今すぐ追うぞ!・・・プレアゼロの完成なんかさせてたまるか

エルオスト:我々も行こう 

アレス:何だと

エルオスト:予定は変わってしまったが プレアゼロが完成すれば条件は整うからな 最終決戦が始まる可能性があるという事だろう

フィート:そんな事にはさせない

エルオスト:そしてアレス君 向かうと言っても変身出来ない今の状態ではどうする気だね?カイン君だってフィート君1人を担ぐのが限界だろう

カイン:・・・・そんな事ねぇかもしれないぜ この変身ならきっと・・っ

エルオスト:無理する事はない ふふふ 最終決戦の前まで協力をしようじゃないか

アレス:ふざけてるのか・・・そんな事・・

エルオスト:私では不服だろうな クラメ アレス君を運んであげなさい

クラメ:・・・・・・。分かりました

カイン フィートを背負う

カイン:じゃあ 行くぜ ・・・・博士 しっかりつかまってろよ

フィート:・・・・お腹が減ってしっかりつかまれそうも無いわ 遠慮しなくていいから頼むわよ

カイン:・・・・ったく 分かったぜ

フィート:こんな美人を何度も抱えられるんだからありがたく思いなさい

クラメ アレスを背負う

アレス:・・・・持てるのか?

クラメ:・・・このフロートバーニアなら推進力で何とかなりますよ

アレス:・・・・信じられん

クラメ:・・・・アレスさん さっきのお話ですが・・

アレス:・・・・思わず口が滑ったな 忘れてくれ 敵に余計な感情は持ちたくないだろう

クラメ:・・・・。

エルオスト:参ろうか

ロット:・・・・・。

一同 カイン先導の元 リンク達のところにいるであろうプレアゼロを目指す
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